1. トップ
  2. レシピ
  3. 和の鉄人が生み出した“とんかつ”。通常の豚肉よりも旨みが5倍増しの豚を用いた一品は、最高峰

和の鉄人が生み出した“とんかつ”。通常の豚肉よりも旨みが5倍増しの豚を用いた一品は、最高峰

  • 2025.1.7

東京のグルメシーンで進化し続ける「とんかつ」という食文化。

日本料理の文化を継承する“和の鉄人”として、新しいチャレンジを続けてきた名店『くろぎ』の黒木 純氏。2024年にオープンした新店で生み出した、“とんかつの新しい形”とは?

『くろぎ』が、とんかつを日本料理の頂へ
外苑前『とんかつ じゅんちゃん』の内観
東京カレンダー


日本料理の文化を継承する“和の鉄人”として、新しいチャレンジを続けてきた名店『くろぎ』の黒木 純氏。

2024年に食通たちを驚かせたニュースといえば、やはり「青山グランドホテル」内にオープンした『とんかつ じゅんちゃん』だ。

昼のみの営業だが、常に最高級を求める黒木氏の本気度の高さは推して知るべし。

外苑前『とんかつ じゅんちゃん』の「坂東もち豚 特リブロース御前」
「坂東もち豚 特リブロース御前」¥3,500。大葉入りの千切りキャベツとご飯はおかわり自由。野菜ピューレを加えたカレーソースは後半に時間差で登場し、カツカレーに変化できる


扱う豚は、脂と肉の甘みのバランスが秀逸な坂東もち豚がメイン。通常の豚肉よりも旨みが5倍増しだという。

まずは「くろぎ」仕込みの出汁巻き卵が先付で出され、炊きたての白米は粒立ちのよい「龍の瞳」というブランド米を使用。

使う豚肉の部位はヒレなども用意するが、イチオシは、限定の「特リブロース御前」。

天日塩で豚肉の芳醇な甘みを楽しむもよし、カエシで伸ばした自家製ウスターソース(おろし入り)にどっぷりつけるもよし。小麦粉不使用の特製カレーでカツカレーに味変も。

午後もパワフルに乗りきれそうだ。

【ココがすごい!】


・通常の5倍の旨みの「板東もち豚」を使用

・豚肉に負けない大粒の銘柄米「龍の瞳」

・先付は「くろぎ」と同様の出汁巻き

大門『くろぎ』の黒木 純氏
東京カレンダー


1978年宮崎県生まれ。18歳で「和食の神様」と言われた西 健一郎氏の『京味』へ。2010年独立、湯島に自身の店を構え、2017年芝大門へ移転。和食文化の発展に尽力。

■店舗概要
店名:とんかつ じゅんちゃん
住所:港区北青山2-14-4 THE AOYAMA GRAND HOTEL 4F
TEL:03-6271-5429
営業時間:12:00~(L.O.15:00)
定休日:無休
席数:28席

▶このほか:【大人の美食計画2025】今年は仕事終わりの21時以降にフラっと入れる店をブックマークしておきたい

元記事で読む
の記事をもっとみる