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耳かき専門店にやってきたのは女性との距離を置く男性客。ミグタウの彼が語る主張とは【漫画家インタビュー】

  • 2025.1.6

耳かき専門店での勤務経験を基にしたオリジナル漫画をSNSで発信する森民つかさ(@uouououoza1)さん。自己否定という“沼”に浸かってしまっている漫画家志望の主人公が耳かき専門店で働き始め、さまざまな想いを抱える客たちとの出会いを通じ、強すぎる自己否定感と向き合っていく姿を温かいタッチで描く。耳かき専門店の知られざる裏側とは。著者の森民さんに、第12話についてお話をうかがった。

漫画家志望の主人公は、生活のためにアルバイトをするが失敗ばかりでうまくいかない。自己肯定感を削られ続ける日々を送るなかで「耳かき専門店」で働き始める。個性豊かな客と出会う中、女性との接触にリスクを感じる男性客が来店。強すぎる彼の持論に主人公は……。

他人から“変わっている”と言われるのは食パンの食べ方

――「他人から見れば同じように『極端な思想』の人間なのかもしれない」という深みを感じるシーンが印象的でした。森民さんの人には理解されにくいマイルールやルーティンはありますか?

食の好みの話ですが、食パンの食べ方が独特のようです。食パンはまず冷凍して、凍ったまま食べるのが好きなんです。食感がすごく良くて、トーストやそのままでは食べずに、必ず冷凍して食べます。夏場は最高ですね(笑)。

――今回のお客さんは希望と違った店に入ってしまっていますが、ご自身はどこかに出かける場合、下調べは入念にされる方ですか? イメージと違ったガッカリ体験はありますか?

結構しっかり下調べします。口コミやレビューを入念にチェックします。なので、あまりガッカリ体験はないですね。ただ、インスタ映えじゃないですが、写真はすごくきれいでも食べてみるとアレ……?みたいな飲食店には遭遇したことがあります。

――関わりたくないものを描いたエピソードですが、ご自身ができれば関わりたくないと感じることはありますか?

過度に酔っ払っている人が苦手なので、あまり関わらないようにしています(笑)。もちろん適度であれば全然よいのですが、酩酊状態だと自分勝手に大声で話したり騒いだりして、ときには言葉や暴力で人を傷つけたりしても、翌朝には覚えていないなんてこともありますよね。人に迷惑をかけないようにお酒とは付き合わないといけませんよね。

やる気はあれど、自己否定感で苦労する自分との向き合い方を実体験ベースに描いた『耳かき専門店で働いて自己否定“沼”から抜け出す話』。森民さんの耳かき専門店での奮闘ぶりと発見の日々をご覧いただきたい。

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