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[2024 MBC演技大賞] ハン・ソッキュ、30年ぶりの初大賞受賞

  • 2025.1.6

MBCを輝かせたドラマの俳優たちが2024年を意義深く締めくくった。

1月5日に放送された「2024年MBC演技大賞」では、あの時代に私たちが愛した俳優たちと共に、完成度の高いドラマで満ちた2024年を振り返り、有意義な時間を共有した。

特に、「2024年MBC演技大賞」の栄えある大賞は『これほど親密な裏切り者』でMBCに復帰したハン・ソッキュが受賞し、その意味を一層深めた。

31年前の新人賞受賞から最優秀演技賞を経て、約30年ぶりに大賞を受賞したハン・ソッキュは、「私が生涯行ってきた仕事の中で最も大きなテーマが家族だったと最近改めて感じた。

そのため『これほど親密な裏切り者』という作品を通じて家族の大切さを伝えたかった」と述べた。そして「私たち俳優がするすべてのことは観客や視聴者のための行動だ。俳優という職業はどうすれば真実をもって自分の心を伝えられるかだけを考える」と感想を語った。

『夜に咲く花』で最優秀演技賞ミニシリーズ部門を受賞したイ・ハニは、「私がこんな大きな賞を受けるべき人ではないが、とても素晴らしい方々に出会えた。身体的なコンディションも万全ではない状況だったが、視聴者の皆さんがたくさん応えてくださったおかげで、この場に立てた。この賞は今もこの世界で誰かのために犠牲を払っている方々と分かち合いたい」と語った。

(写真提供=‘2024 MBC演技大賞)

男性最優秀演技賞ミニシリーズ部門は『その電話が鳴るとき』のユ・ヨンソクと『捜査班長1958』のイ・ジェフンが受賞した。

ユ・ヨンソクは、「この賞は私一人に与えられるものではなく、私たちのドラマを真剣に考え、撮影してくださったスタッフや俳優の皆さんへの賛辞だと思う」と感謝を示しながら、「12月に入って特に寒く心が痛む出来事が多い。新年は笑顔が絶えない年であることを願う」と新年の挨拶を添えて2024年を締めくくった。

イ・ジェフンは「作品を作りながら多方面で至らなかったが、視聴者の皆さんに大切な作品を贈るつもりで最善を尽くした。生涯忘れられない作品になりそうだ」と愛情を示した。

また「この作品を選ぶことができた最大の理由は、朴班長を演じたチェ・ブラム先生のおかげだと思う。これからも先生が示してくださった足跡に恥じないよう最善を尽くしたい」と決意を語り期待を高めた。

また、ドラマの名家という評判にふさわしく、2024年は1年間、日々ドラマから単発劇、金土ドラマまで毎週視聴者に新しい楽しみを届けた数多くの作品の主役たちが受賞の喜びを分かち合った。

(写真提供=‘2024 MBC演技大賞)

『白雪姫には死を~BLACK OUT』はベストアクター賞のピョン・ヨハンをはじめ、新人賞、男女助演賞、ベストキャラクター賞を受賞し、5冠を達成した。

『その電話が鳴るとき』は優秀演技賞、ベストカップル賞、新人賞を含む計4つのトロフィーを受賞、『捜査班長1958』の俳優たちは今年のドラマ賞と優秀演技賞を獲得した。『夜に咲く花』も優秀演技賞、男女助演賞などで計4冠を成し遂げた。

特に長い間視聴者と共に人生の喜びと悲しみを演じてきた俳優チェ・ブラムが功労賞を、故キム・スミが特別感謝牌を受賞し感動を残した。代理で受賞したソ・ヒョリムは故キム・スミとMBCの縁を語り、見る人々の涙を誘った。

このように「2024年MBC演技大賞」は、昨年多彩な見どころを提供した作品だけでなく、MBCドラマの歴史を振り返りながら深い感動を届けた。

(写真提供=‘2024 MBC演技大賞)

MBC演技大賞の常連MCであるキム・ソンジュと、今年初めてMCに挑戦したチェ・スビンは絶妙なコンビネーションを発揮し、MBCドラマを総括したラポムの特別舞台は懐かしさを呼び起こした。

さらに、2025年を彩るMBCドラマのラインナップも公開され注目を集めた。

イ・セヨンとナ・インウが描くロマンス『モーテル・カリフォルニア』から、高校生に潜入した国家情報院要員の活躍を描く『アンダーカバーハイスクール』、青春スターたちが描くハイティーンロマンス『バニーとお兄さんたち』、幽霊を見る労務士が労働問題を解決する『労務士ノ・ムジン』など、多彩なジャンルの作品が発表される予定だ。

なお、今回の「2024年MBC演技大賞」は旅客機事故の犠牲者に深い哀悼の意を表し、遺族に慰めを伝えるため録画放送で代替され、当日出席したすべての受賞者が受賞感想の中で哀悼の意を示すなど、穏やかな雰囲気の中で進行された。

長い間、多くの人々に幸せを届けたMBCドラマを振り返ると同時に、これから披露される新たな作品まで紹介した「2024年MBC演技大賞」は、私たちが愛する俳優たちと共に2024年の最後の章を締めくくり、幕を閉じた。

(写真提供=‘2024 MBC演技大賞)

2024 MBC演技大賞 受賞者リスト
•大賞:ハン・ソッキュ(『こんなに親密な裏切り者』)
•最優秀演技賞 ミニシリーズ(女性):イ・ハニ(『夜に咲く花』)
•最優秀演技賞 ミニシリーズ(男性):ユ・ヨンソク(『その電話が鳴るとき』)、イ・ジェフン(『捜査班長1958』)
•最優秀演技賞 デイリー(女性):オム・ヒョンギョン(『勇敢無双 ヨン・スジョン』)、オ・スンア(『3度目の結婚』)
•最優秀演技賞 デイリー(男性):ソ・ジュニョン(『勇敢無双 ヨン・スジョン』)
•ベストアクター賞(女性):キム・ナムジュ(『ワンダフルワールド』)
•ベストアクター賞(男性):ピョン・ヨハン(『白雪姫には死を -Black Out-』)
•今年のドラマ賞:『捜査班長1958』
•ベストカップル賞:ユ・ヨンソク&チェ・スビン(『その電話が鳴るとき』)
•ベストキャラクター賞:チョン・サンフン(『私はトンカツが嫌いです』)/クォン・ヘヒョ(『我が家』『白雪姫には死を -Black Out-』)
•功労賞:チェ・ブラム
•特別感謝賞:故キム・スミ
•優秀演技賞 ミニシリーズ(女性):チェ・スビン(『その電話が鳴るとき』)
•優秀演技賞 ミニシリーズ(男性):イ・ドンフィ(『捜査班長1958』)、イ・ジョンウォン(『夜に咲く花』)
•優秀演技賞 デイリー(女性):オ・セヨン(『3度目の結婚』)
•優秀演技賞 デイリー(男性):ムン・ジフ(『3度目の結婚』)
•助演賞(女性):キム・ミギョン(『夜に咲く花』『白雪姫には死を -Black Out-』)
•助演賞(男性):チョ・ジェユン(『夜に咲く花』『白雪姫には死を -Black Out-』)
•新人賞(女性):チェ・ウォンビン(『こんなに親密な裏切り者』』)
•新人賞(男性):イ・ガソプ(『白雪姫には死を -Black Out-』)、ホ・ナムジュン(『その電話が鳴るとき』)

(記事提供=OSEN)

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