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ボリュゾが上位校を狙うのは無謀? 志望校を受けるための、塾内『足きり偏差値』に届いていない話

  • 2025.1.6

我が家の長男(小5)。本人がどうしてもということで、2024年の2月より予定していなかった中学受験塾に通うことになりました。ええ。本人もヒーヒー言っていますが、親も大変。お金も労力も使います。そんな中・・先日、大手中学受験塾の説明会がありました。小5後期の説明会。6年生に向けての準備ってやつです。どこの大手塾もそうだと思いますが、6年生から『志望校別 特訓』が行われます。この『志望校別 特訓』、希望した誰も彼もが受けられるのではなく、

『足きり偏差値』がございます

そりゃそうだ。大手塾でラスト1年で偏差値が10も20も上がる子どもなんて奇跡に近い。ほとんどいないと考えた方がよい。受かる可能性の高い受験生に特訓をさせた方が、塾の合格率も上がるに違いない。受験生も受かる可能性の高い学校に的を絞った方がよい。塾も本人もウィンウィンかもしれぬ。いやいや、お金払ってるのに、特訓すら受けさせてもらえないなんて、そんな殺生な~~って思う人もいるでしょう。分かる。心の底から分かります。でも、スポーツで言うと、マット運動で前転・後転もまともに出来ないのに、「強化選手に選んでもらえなーい!プンプン!」と怒るくらいお門違いなのかもしれません。とっても冷たいことを言ってしまいますが(ほんとごめんなさい。ただ、うちもそうなのよ)、現実を受け入れる時が来たようです。とにかく!5年生最後の時点で『足きり偏差値』に到達してないと『志望校別 特訓』には行かせてもらえないのであーる。受験1年前に「ちょっと○○校は厳しいんじゃない?うちの塾ではあなたをサポートしきれないよ。」と教えてくれるだけ優しいかもしれない。厳しいけれども、愛のムチだったりする。んで、私も夫もこの『足きり』に対しては概ね賛成の意見。なぜならば・・我々夫婦は、

大学に入る前、浪人している

2人とも第一志望の高校に受かったものの、お互い高校生の時に一切勉強をしませんでした。趣味や部活に明け暮れていました。ほんと子供の前では言えない。中学時の高校受験時をピークに持ってきてしまった典型かもしれません・・ただ人生の楽しい想い出であり、財産だと思っている。確実に。要するに受験に対して、身をもって『間に合わない感覚』を体感していますし、『足きり』や第三者や受験の専門家からの『ちょっと今の感じじゃ難しいよ』が時に本人のためになることもよーく知っています。とはいえ、大学受験と中学受験は全く毛色が違います。本人の責任が甚だしい大学受験とは違い、中学受験は親の『サポート』と『戦略』がモノを言うと思うのです。だから『間に合わない』部分も親が感じ取ってサポートしなければならない。時に諦めも必要です。本人の希望を最優先しますが、現実的なアドバイスや判断を促すのも親の役目。ほんでもって!中学受験において、関西は関西特有の特徴もあるのです。関西エリアはラッキーなことに、募集人数は多くないものの、難関私立中学でも高校受験で募集をしている学校がまだまだございます。ということは、中学受験で準備不足&本人の能力が達していなくても、高校受験で起死回生がありえるのです。中学受験撃沈で、地元の中学からオラ――!と上位校を狙った人を何人か知っています。憧れの学校は、戦略的に高校から狙うのも1つなのかもしれません(何なら、中学受験で狙っていた学校よりも高い所に進学する人もいたり)。で、話を戻しますと、現時点で1.5ポイントほど、

志望校特訓の偏差値が足りていません

我が長男。足きりに達していないのです。ジャーーン。厳しい言い方をすると、今の時点で達していない時点で、仮に入学できたとしても、成績はその集団の中で下位層になるかもしれないな~ともちょっと思っています。一方で、第一志望以外の学校には現時点で、そこそこ良きな判定をもらっています。第一志望だけ、他と比べ偏差値が10ポイント以上(もしかすると15ポイント)高い難関校なのです。ちょっと問題傾向にも癖が強いみたいなので、その学校の傾向と対策に時間と労力を取られて、他の学校が手薄になっても嫌だな~とも思ってみたり。モチベーションをキープするには、ちょうどよい学校です。届きそうだけど、結構、いやかーなーり頑張らないと届かない。その学校を受けることを想定すると、油断なんてしてられない。先日、大手塾内のクラス分けのテストが終わったところ。このテストが『志望校別 特訓』の参考になります。他にもあれこれ模試はありますが、実質、意味のある模試は年内ラスト。とーっても重要。結果は・・前回のエッセイ:毎日のように通塾しているのに低かった『全国統一小学生テスト』の結果。噂のアイツに考察してもらったよ~でもお話した通り、過去最高の偏差値でまずまずの手ごたえでした。でも、次のテストが最も重要と言われている小5の総仕上げのテスト。年明けの1月後半にあります。それで小5年が終了します。あと1回。これで、ポイントを上げないといけない。うーーむ。うーーーむ。現在、長男が所属しているのは塾の下のクラス。そのクラスのメンバーには、上位校を目指す人はいないと聞きます。うむ。

実は長男、塾の上のクラスに上がることは断っているのです

というのも、長男は毎日学校から帰ってから17時まで近所の友達と公園で遊び、その後、塾に向かっているのです。上のクラスに入ると宿題が多くなり、今のように友人と遊ぶことが難しくなるかもしれない。本人が熟考した上、上のクラスからお声掛けがあったものの、差し当たりは下のクラスでやっていくことにしたのです。で、やっぱり下のクラスは偏差値の限界があるような…気がします。クラスの雰囲気も上位校をオラオラ狙うのではなくのんびりしている部分はある。そういう塾のアレコレについて、本人ともガッツリ話したいのですが、小学校高学年は思春期に足を突っ込み始めています。どっぷり母親と話をする…なんてしたがらない。そもそも、母の要望など聞き入れません。だからこそ、やっとの想いで成績が最下層からボリュゾに上がっても、大手塾の下のクラスに在籍中。うーん。厄介!中学受験の敵は人によりますが、『思春期の反抗』だったりします…。それでも、話さないといかーん!車で買い物に行くついでなどに、何気なく訊ねてみます。私 「長男よ。お母さんは思うぞ。塾も中学受験もよく頑張ってる。○○中学校特訓っていうのが、6年になったらあるらしいよ。今の偏差値だと1.5ポイントくらい特訓クラスには足りないんよ。どうすればもう少し偏差値が上がると思う?」長男 「うーん。もしかすると、上位クラスに行った方が良いかもしれない。」私 「そうか。今回、先生から誘われたら、上位クラスに行く?」長男 「……行くわ。」私 「おっけ。」長男が通う関西系大手塾は、上・下のクラスでカリキュラムが若干違います。まだ上のクラスはよく知りませんが、下位のクラスよりも負荷がかかり、勉強をもっとさせるようになる。イコール、偏差値が上がる可能性が高い。上位のクラスに上がるという長男の判断は妥当だと思われます。ただ、ついていけるかは不明です。上位のクラスが大変で、下位に戻った子も少なからずいるようです。本人の『やる気』も伴わないと途中でポキっと折れてしまうかもしれせん。その後、ほどなく上位クラスへ来ないかという電話が塾からきました(クラス替えは2か月に1回)。以前は、渋ったお誘いでしたが、今回は二つ返事で受けました。とはいえ、

また宿題地獄に陥るかもしれません

正直、我が子が通塾し始めて最も大変だったのは『ガラリと環境が変わった時』でした。塾に行き始めて数か月は慣れることに大変で、アップアップしていました。今回もそうなるかも…我が家は、極力親が薦めるのではなく(いやゼロではないです。誘導する時もありますぞ!)なるべく本人の主張を優先してきました。やる気が溜まるのを待ってからの上位クラスです。どうなるか…そうこうしているうちに、クラスが変わり1か月半が経ちました。上のクラスに行ってどうなったか?ええ。

ちゃんとアップアップしています

下位クラスの宿題の量よりも、1.5倍くらい増えています。そのため、勉強時間を若干増やしています。塾が終わってから自習室に30分残って宿題をこなすなど、本人は工夫して行っています。要するに、

17時までの友達との遊ぶ時間は死守

是が非でも遊びたいようです。うんうん。遊んだらよろしいクラスが上がり、宿題は多く、アップアップしていますが、何とか時間を捻出して取り組んでいます。それにしても、上位クラスに上がって負荷が増えるのは主に『算数』と『理科』です。あの…うちの子、この2教科はあまり問題ないのです。『国語』が、全然上がらなくて『酷語』状態なんです…下手すると、国語はド底辺な点数を取ってきます。でも、その辺は気にせずに配慮もなく、ガンガン算数の宿題を出されるのです。この辺り、さすが大手。集団で教えているため、その子にカスタマイズしたカリキュラムにはならない。ということで、やっぱりラスト1年、苦手な分野は家庭で補わなければならない。上位クラスに上がったからと言って、「イエーイ!塾に任せておけばオールOK!」ではないのが中学受験。いやはや。母と子の戦いはまだまだ続きます。ではまたです!

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