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「片付かないのには理由がある!」いつまでも家が散らかっている人の5つの特徴

  • 2025.1.6

こんにちは。片付けについて発信しているありママです。2025年がスタートしましたね。昨年中に片付けたいと思っていたものの、お部屋は散らかったまま……という人もいるのではないでしょうか。もしも片付けたいけど片付かない状態がずっと続いているのなら、この記事で当てはまっているところがないかチェックしてみてください。今回の記事では、片付けが上手くいかない5つの原因を解説していきます。

原因1.実は片付けなくてもいい!?

「片付けたい」と漠然と思っていませんか?なぜ片付けたいのか、片付けたあとどのように過ごしたいのかという理想の未来の姿はありますか?たくさんの人をサポートしてきましたが、家が片付く人は「なぜ片付けたいのか」理由がはっきりしています。例えば・出産予定日までに片付けて、安全な空間にしたい・引っ越し予定日までに捨て切って荷物を減らしたい・今のモノが多い生活にうんざりしているから、半年でスッキリさせて人生を変えたいなど、いつまでにどうなりたいのかが決まっています。期限と目標があると、逆算していつまでにどこを片付けていけばいいのか計画が立てられるので、実際に計画通りに動ける確率が高くなります。逆に、なんとなくぼんやりと「片付けたい……」という気持ちだと、日々の家事や子育てに追われてそちらを優先してしまい、片付けの優先順位が低くなってしまうため片付きません。「片付けたいけど子どもが小さいうちは別にしょうがない」と心のどこかで思っている人も片付けの必要性を感じていないので、片付くことはありません。本気で片付けたいと思っている人は、(1)片付けないといけない理由は何か?(なぜ片付けたいのか)(2)いつまでに片付けて、どうなりたいか?この2点を明確にしてみましょう。「お子さんや実家の両親が片付けない……」というご相談もよくいただくのですが、その理由も同じです。片付ける明確な理由と期限がないので、いくら「片付けた方がいい」と他人から言われても優先順位は高くなりません。片付けなくても実は本人は困っていないのです。片付ける理由がないので片付けようとしません。むしろ片付けるデメリットの方があると感じている人も多いです。お子さんや実家の親に片付けをしてほしいのであれば、相手が片付けをしたくなるような動機付けをする必要があります。片付けをしないことで相手が何に困っているのか?片付けるとどんなメリットがあるのかということを伝えたり、体感させることができると「片付けてみようかな」という気持ちになってきます。

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原因2.なかなか始めない完璧主義

いつまでにこうなりたい、という理想の暮らしがイメージできたらすぐに動きだしましょう。片付けは結局行動しないと片付きません。行動量が多い人ほど片付きます。しかし、「行動するにはまとまった時間が必要で、まとまった時間に完璧に片付けたい」と思う完璧主義の人は多く、結局忙しい子育て中のママにまとまった時間はなく行動できずに諦めてしまいます。育児中はまとまった時間はとれないものだと思ってください。毎日のすき間時間でやっていきましょう。毎日5分の時間をとれない人はいません。5分じゃなにも変わらないと言う人もいますが、5分でどれくらい捨てられるか試してください。5分やったら、もっとやってみようかな……とやる気が出て、10分、20分と頑張れる人もいます。きっかけの5分です。すぐに行動してみてください。

原因3.一気に片付ける

一気に片付けた方がいいという考えもありますが、一気に片付けた人はリバウンドしやすいです。その理由は2つあります。

(1)習慣化されないから

一度でも一気に片付けられたことがある人はそれが自信になり、「また一気に片付ければいいから……」と片付けが習慣化されず、また散らかる→時間を取って一気に片付けることの繰り返しです。日々片付いているわけではなく、片付いていない日の方が多くなってしまいます。モノは毎日家の中に入ってきます。その入ってきたモノを後回しにせずに、必要なモノなのか、手放していいモノなのかを毎日判断していく習慣が大切です。部屋が散らかるのは判断を後回しにした結果なので、今日入ってきたモノを処理していくことを習慣化させていきましょう。

(2)モノと向き合う時間が少ないから

アドレナリンが出ている時に一気に捨て活をやるのもいいのですが、捨て活で大切なことは、1つ1つのモノとしっかりと向き合うことです。モノと向き合うことで、何を大切に思っているのかという自分の価値観が徐々に分かってきます。そしてモノと向き合うことは過去の自分と向き合うことにもなるので、自分の気持ちの整理をしたり、これまでの買い方を見直す作業にもなります。ここを勢いでやってしまうと捨て活から得られることも少なくなり、自分の価値観も分からないまま、また同じような買い方をしてしまいます。モノと向き合うことはしんどくて大変なことなのですが、1つ1つのものと向き合いながら捨て活をすることで同じことを繰り返さずリバウンドしなくなります。

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原因4.こだわりが強すぎる

(1)○○用が多い

片付けのサポートをしていると、こだわりが強い人はモノが多くなる傾向があります。例えば、マスク1つでも、お出かけ用、おうち用、服に合わせて色別で、そして子ども用、夫用……と、多種多様に持っているのでスペースを取ります。マスクだけならいいのですが、何に関しても用途別や人別に分けた「○○用」が多いので、結果的にモノの量が多くなってしまいます。靴下1つでも寝る時用、仕事用、プライベート用、春用、夏用、秋用、冬用、極寒用、スポーツ用、○○へ行くとき用……と〇〇用が多いと収納スペースはパンパンになってしまいます。そしてちゃんと使いこなせていればいいのですが、モノの量が多くなってしまうため探すことが困難になり、結局〇〇用がなかなか機能していない場合も多いです。自分がこだわりたいところに時間やお金をかけるのは良いことだと思うのですが、自分にとって別にこだわらなくても良いところにこだわってしまっているのなら、妥協してモノを減らしていきましょう。モノの総量が多くなりすぎると、管理できなくなってしまいます。

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(2)マイルールが多い

モノだけでなく、モノの住所にもこだわりがある場合が多いです。使う場所の近くに使うモノを置くと無駄な動線がなく、モノも元の場所に出し入れしやすくなるのですが、昔からの習慣で「このモノはこの場所でなければいけない」という固定観念があり、なかなか見直せない人もいます。パントリーだから食品しか入れたくない、食器棚だから食器以外はいれたくない、などのこだわりがある人も多いです。1階でよく使う掃除機なのに、昔から定位置は2階だから……と定位置を変えずにとりに行くのがめんどくさくてなかなか掃除をしないという方もいました。自分のルールに縛られていると、いつまでも生活は良くなりません。一度マイルールを捨てて、「使う場所に使うモノを収納する」ことを意識してラクを追求してみましょう。

原因5.自分に合った片付けをしていない

個別サポートをしていると、「色々な片付けの情報を取り入れて自分なりにやってみたのですが上手くいかなかった……」とおっしゃる方がとても多くいらっしゃいます。お部屋を見せてもらうと片付け本をたくさん持っていたり、SNSで紹介されている収納用品を使ってみたけどそれでも片付かなかった……という方ばかり。片付かない理由は自分に合った片付け方をしていないからです。よく「1年間使っていないモノは捨てる」と言われていますが(私も言っています……)、その基準が自分に合っているのか?をまず見極めなければいけません。1年ではなく2年という基準ならできるという人もいるのではないでしょうか。もっと違う基準ならできるという場合もあります。自分の手がどんどん動く基準が一番いい基準です。手が止まってしまうような基準を無理やりやろうとせずに、これならやりやすい!という基準をみつけてやってみましょう。収納用品もその人のタイプによってどんな収納グッズを使えばいいのかは変わってきます。間取りも収納スペースも家庭によって違うので、SNSで紹介されているものを買っても同じようには片付きません。扉がある収納で大丈夫な人もいれば、扉があることで出し入れのハードルが上がって片付けられなくなる人もいます。自分はどういう収納方法なら続けられるかを考えることが大切です。脳タイプ別の片づけ法をInstagramで投稿したので良かったら参考にしてください。以上、今回は片付かない人の5つの特徴について解説してきました。私がご紹介していることも人によっては合う合わないがあると思います。まずは自分が参考になりそうなところをピックアップしてください。捨て活を頑張るきっかけになったら幸いです。

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Instagram:ありママ(@arima1987_home)

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