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ミセス大森「(俺のこと)誰だかわかってます?」宣伝部をバッサリ 菊池風磨と見せた“大きい態度”に反響

  • 2025.2.26

東宝が初めて制作する、作品単独のYouTubeチャンネル、映画「#真相をお話します」でW主演を務めるtimeleszの菊池風磨Mrs. GREEN APPLEの大森元貴がこのチャンネルを盛り上げていく。二人の化学反応は、想像以上の面白さを見せている。

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(C)SANKEI

Mrs. GREEN APPLE 大森元貴が魅せる圧巻の即興 - たった一発で完成させる音楽の匠

今回はこのチャンネルのジングル作成をするという企画。当初はギターでの制作を検討していたものの、東宝宣伝部のイトウヒロシ氏が持ち込んだおもちゃのピアノが、思わぬ展開を生む。

Mrs. GREEN APPLEのフロントマンとして、作詞・作曲からボーカルまで手がける大森元貴。その類まれな音楽センスが、この企画で鮮やかに発揮された。「だいぶ古いんです…」と紹介されたおもちゃのピアノに触れるや否や、大森はわずか数分で、菊池が書いたアイコンのイメージに合うような完成形のジングルを作り上げてしまう

その圧倒的な即興力と創造性に、菊池も思わず「プロだな、これ」と感嘆の声を漏らす。しかし、その場の空気は終始和やか。二人は時折笑いを交えながら、即興で生まれる音楽を純粋に楽しんでいるかのようだ。

「誰だかわかってます?」「俺が言うべきだった」絶妙な距離感を保っている三者の掛け合い

収録の終盤、イトウ氏から二人に高級焼肉店のお弁当が贈られる。これまでの企画にあまり乗り気ではなかった反省からか、大森は「ちょっと嫌な人に映っちゃった」と謙遜。菊池も「快くやったのに」と、これまでの対応を振り返る。

しかし、イトウ氏がそこからジングルへの歌声追加のお願いをすると、大森は「自分で言うのもアレですけど、誰だかわかってます?」と冗談めかして返答。すかさず菊池が「俺が言うべきだった」と、これまたイトウ氏をからかうように謝る場面は、視聴者の心をつかんだ。

しかし大森は「チャンネルも序盤だし、こういうのはたまに見たときに入ってるのがいい」と、アーティストならではの視点で意見を述べる。それを受けて菊池が「さえずりだから」と、これもまたイトウ氏へのツッコミのように言い放つ。終始、三者の掛け合いは和やかで、それでいて絶妙な距離感を保っているのが印象的だ。

視聴者が感じた“素”のエンターテイメント

二人の即興による制作過程は、視聴者からも大きな反響を呼んでいる。

まってたーーー!!!ジングル作るとこ見れるとか神。一瞬で良い感じのジングル作ってるの天才すぎた笑
おもちゃのピアノが出てきて『こんなんできるかあ!』って突っ込みを想定してたんだろうけど、このピアノの音を生かして即興で作っちゃう大森さん、本物すぎる。プロだなぁ。
ヒロシとお二人の掛け合いと、ヒロシのおこがましさと、お二人のちょっと大きい態度が絶妙な面白さを出しててめっちゃ好き。毎日見れる面白さ」

これらのコメントからもわかるように、視聴者は単なるプロモーション動画以上のものを感じ取っている。

一見ネガティブに見える「おもちゃのピアノ」という要素を、逆手に取って魅力的なコンテンツに昇華させた二人のプロフェッショナリズム。そして、イトウ氏を交えた三者の絶妙な掛け合いが生み出す、計算されていない“素”のエンターテイメント。一発勝負の即興制作という挑戦的な企画が、かえって視聴者の心を掴む結果となった。

本チャンネルの魅力は、単なる映画プロモーションを超えた、二人の絶妙な掛け合いにある。菊池と大森、異なるバックグラウンドを持つ二人が、映画という共通項を通じて見せる掛け合いは、新しいエンターテイメントの形を示唆している。記事執筆時点で既に#11まで続いているこのシリーズだが、これから二人がどのような化学反応を見せ、どんな世界を築き上げていくのか。今後の展開に目が離せない。

※記事内の情報は執筆時点の情報です。