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MISAMO、華やかなステージの裏で見せる『素顔』 メンバーが放つ言葉の“異様な重み”

  • 2025.1.24

国内外で絶大な人気を誇る9人組多国籍ガールズグループTWICE(トゥワイス)。その日本人メンバー3人で構成されたサブユニットMISAMOが、初のドキュメンタリー「ONCE MORE」をTWICE JAPAN OFFICIAL YouTube Channelにて公開中。

2nd MINI ALBUM『HAUTE COUTURE』のリリースを記念して公開されたこのドキュメンタリーのEpisode 3「Mo」では、リハーサルの様子やファンとの絆について語られた。

韓国でのリハーサルで見せた丁寧な準備

韓国でのリハーサルでは、振付を覚えてからそれほど時間が経っていない中での練習風景が映し出される。振付をどれだけ覚えているか、流れと共に確認しながら、気を付けるべきところや、よく間違えるところを丁寧にチェック。このパフォーマンスのために、「自分の姿をモニタリングしながら、ここの表情はもうちょっとこうした方がいいかなとか」とモモは語り、細部にまで気を配る様子が捉えられている。また、MISAMOとしてこの大きなステージを埋めるには、それだけのエネルギーが必要だと語るミナ。

「ライブでは沢山の振りを披露しますが、特別な練習方法などはありますか?」という質問に対し、モモは「今でも曲によっては難しい曲もたくさんあります」という率直な言葉。しかし、それを乗り越えるためのキーワードは「経験」だという。コンサートを重ねる度に経験を積んでいくことが、パフォーマンスの向上には欠かせない要素なのだ。夢や希望を与えられているファンたちもまた、彼女らに与えるものがあるのかもしれない。

さらに、「調節ですかね。バランスをとること」と、調整とバランスも大事だと語るサナ。「やっぱりフルパワーで踊りっぱなしってなったら、最後のパートってすごい不安定だと思うんですよ」安定したパフォーマンスを届けるために、適切な調整が必要不可欠なのだという。

ファンの存在が生み出す大きな力「ONCEと私たちはそれほど遠い存在ではない」

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(C)SANKEI

ファンの前でのコンサートを考えると、それがそのまま原動力になると語るモモ。「もしONCE(TWICEのファンの呼称)がいなければ、仕事に全力を出せなかったかもしれない」という言葉からは、ファンの存在の大きさが伝わってくる。

さらにミナからは「でも実際(ONCEと私たちは)そんなに遠い存在であるとも思ってなくて、私は」という言葉に続き、「アイドルっていう夢をもらったように、そんな夢を与えれるアーティストだったらいいなと思います」という想いも語られた。

Episode 3「Mo」を通して特に印象的なのは、3つの異なるシーンが1つのストーリーを紡ぎ出している点だ。韓国でのリハーサルで見せた真摯な練習風景、パフォーマンスに対する深い考察、そしてファンへの想い。これらは全て、MISAMOというグループの成長の過程を映し出しており、それが魅力へと繋がっている。

MISAMOの等身大の姿に魅了されるファン「こんな素敵な人たちを応援できて感謝しかない」

注目すべきは、すべての物事に真剣に向き合っているからこそ生まれる、それぞれのシーンで語られる言葉の異様な重み。そして、新しい振付に向き合う緊張感、経験を積むことの大切さを語る冷静さ、そしてファンの前に立つ時の喜びといった、さまざまなナマの喜怒哀楽。そんな彼女らの素直な感情表現からは、華やかなステージ上では見ることのできないアーティストとしての素顔が見えてくる。そんな彼女たちの素顔を垣間見たファンは圧倒され、さらに強く魅了されていくことだろう。

みんなプロ意識高いし、謙虚だし、努力を惜しまないし、自然体で可愛くて、こんな素敵な人たちを応援できて感謝しかない。
ミサモってほんとに奇跡だし運命だしほんとに尊敬してもしきれないくらい見えないところで努力してるから心の底から推せる。
3人の強さを感じた。 未知の世界に入って若い頃からたくさん努力して、私たちには想像もつかないような辛いことや嬉しいことも経験してきたからこその強さなんだろうなと感じた。

ドキュメンタリーだからこそ、彼女らの等身大の姿を捉えることができたのだろう。完璧なステージを目指して努力を重ねる姿と、ファンへの感謝の気持ちを素直に語る場面はとても胸が熱くなるものだった。彼女らが織りなす新たなステージに、これからも注目が集まることは間違いないだろう。

※記事内の情報は執筆時点の情報です