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圧倒的な演技力と存在感でイメージ一変…【最もヤンキー役がハマる俳優】超ワイルドな“不良リーダー”を快演した人気俳優

  • 2025.2.11

映画やドラマには、怖さとカッコよさを兼ね備えた魅力溢れる不良やヤンキーが登場する作品が多く存在します。今回は、そんな“ヤンキー役がハマリ役”の俳優5名をセレクトしました。

本記事では、その中から山田孝之さんをご紹介。山田さんのイメージを覆した、ワイルドな最強ヤンキーとは…?

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です。
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます。

圧倒的な存在感は健在…!山田孝之のワイルドすぎる“ヤンキー”役が話題!

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(C)SANKEI
  • 作品名:『クローズZERO Ⅱ』
  • 役名:芹沢 多摩雄

あらすじ

高橋ヒロシによる漫画『クローズ』を原案に、監督・三池崇史、脚本・武藤将吾が実写化した映画『クローズZERO』の続編。2009年4月11日に公開し、前作の興行収入25億円を上回る30億円超えの大ヒットを記録しました。

喧嘩の強さが全ての不良たちが集う鈴蘭男子高等学校。滝谷源治(小栗旬)が率いる“G.P.S”芹沢多摩雄(山田孝之)が率いる“芹沢軍団”による鈴蘭の頂点をかけた戦争は、源治側の勝利で幕を閉じました。

数か月後、鈴蘭の頂点となった源治は最後の強敵・リンダマンこと林田恵(深水元基)に勝負を挑みますが、連敗する日々を過ごします。

そんななか、鈴蘭と因縁のあるライバル校・鳳仙学園が、源治をきっかけに鈴蘭との停戦協定を破棄することに。停戦協定の破棄によって、鳳仙学園の生徒にボコボコにされる源治や芹沢の仲間たち。

因縁にケリをつけるべく、鳳仙学園との全面戦争が始まろうとするなか、未だ鈴蘭を統一しきれていない源治は1人で鳳仙学園に乗り込むのでした―。

シビれる一撃に男も惚れる…『クローズZERO Ⅱ』で“百獣の王”の異名を持つヤンキーを快演!

腕っぷしの強さはさることながら、仲間から深く信頼・尊敬される器の大きさも持ち合わせる“百獣の王”・芹沢を演じた山田孝之さん。前作では圧倒的な演技力と存在感から、第50回ブルーリボン賞助演男優賞に20代でただ1人だけノミネートされました。続編となる『クローズZERO Ⅱ』でも、その圧巻の存在感は健在です。

本作では、前作よりも芹沢の髪とヒゲが伸び、ワイルドな印象がさらに強くなっているのが特徴です。ワイルドすぎるその見た目は、正直、高校生のようには見えません。

しかし、渋さと貫禄の増したことで芹沢の“強者感”が際立っており、言動や行動の1つ1つに説得力があるより魅力的なキャラクターに仕上がっています。

そんな芹沢と鳳仙学園の2年生・漆原凌(綾野剛)との決闘シーンは、本作の大きな見どころの1つです。ストーリーの終盤、漆原と一騎打ちになった芹沢は劣勢に立たされます。

しかし、ダメージをものともせずに立ち上がり、殴られながらもゆっくりと漆原に近づいていく芹沢の闘志に鳥肌が立つこと間違いなし。トドメに回し蹴りを繰り出したシーンは、山田さんの身体能力の高さから生まれた芹沢屈指の名シーンです。

高すぎる演技力…!山田孝之の今後にも要チェック!

オタク青年の役で話題を呼んだ映画『電車男』で映画初主演となった山田孝之さんは、その後も『手紙』や『そのときは彼によろしく』などの映画に出演します。

ドラマも含め、ラブストーリーや感動系の作品に出演することが多い山田さんでしたが、『クローズZERO』シリーズの出演をきっかけにイメージが一変。これを機にさまざまな役柄を演じるようになり、多くの方がその高い演技力を絶賛しています。

今後も、山田さんが一体どんな役を演じるのか?山田孝之さんのこれからの活躍に期待が高まります!


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です。