1. トップ
  2. 身体も心も痛い…『史上最悪のバッドエンドな映画』目を覆いたくなる“残酷な結末”が待つサイコホラーの傑作!

身体も心も痛い…『史上最悪のバッドエンドな映画』目を覆いたくなる“残酷な結末”が待つサイコホラーの傑作!

  • 2025.1.24

映画には、思いもよらない最悪の結末を迎える作品も数多く存在します。今回は、そんな後味が悪くなるような“バッドエンド”が用意されている映画を5本チョイスしました。

本記事ではその中から、ジェームズ・ワン監督の映画『ソウ(Saw)』についてご紹介。残酷なゲームの末、明らかになる驚愕の真実とは…?

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です。また、物語の結末のネタバレを含みますので、作品未視聴の方はご注意くださいませ。

残虐な死のゲーム…!史上最悪の“バッドエンド”な映画『ソウ(Saw)』

イメージ画像:Canva
  • 作品名:『ソウ(Saw)』
  • 公開日:2004年10月30日

あらすじ

老朽化したバスルームで目が覚めた青年のアダム(リー・ワネル)医者のゴードン(ケアリー・エルウェズ)。2人は部屋の対角線上に片足を鎖で繋がれ、真ん中には拳銃自殺をした死体が横たわっていました。

理解できない状況に動揺する2人は、ポケットにカセットテープがあることに気付きます。アダムのテープでは「死にたくなかったら抜け道を探せ」、ゴードンのテープでは「6時間後までにアダムを殺さなければ妻と子が死ぬ」という犯人からのメッセージが流れました。

犯人は「ジグソウ」と呼ばれており、命を粗末にする人間に命の大切さを教えることを目的に残酷なゲームを開催していたのです。2人はなんとかして脱出する手立てを探しますが、刻一刻と時間だけが過ぎていきます。その頃、ゴードンが働く病院の雑用係であるゼップ(マイケル・エマーソン)によってゴードンの妻と子どもは監禁されていました。

6時間が経過し、ゼップはゴードンの妻子を殺そうとします。しかし、ゼップが油断した隙にゴードンの妻子は逃げ出すことに成功。焦ったゼップは、ゴードンとアダムがいるバスルームへ向かいます。そんななか、妻と子が無事逃げ出したことを知らないゴードンは、タイムアップの状況に気が動転し―。

バスルームに響き渡る悲痛な叫び…!史上最悪の“バッドエンド”とは?※ネタバレ注意

今すぐにでも妻と子を救い出したいゴードンは、近くにあった糸のこぎりで鎖で繋がれた足を切断します。決死の思いで足を切り落としたゴードンは、拳銃でアダムを撃ちました。その直後、バスルームにゼップが現れ、ゴードンを殺そうとします。しかし、アダムは生きており、ゼップを背後からトイレの蓋で撲殺しました。

解放されたゴードンは、「置いて行かないでくれ!」と叫ぶアダムを尻目に「助けを呼んでくる」と言ってバスルームを抜け出します。1人ぼっちになったアダムは、ゼップが持っていたカセットテープから、ゼップが犯人ではなくゲームの参加者の1人だということが分かります。

すると、部屋の真ん中に横たわっていた拳銃自殺の死体がおもむろに立ち上がります。なんと、死体だと思っていた人間が犯人の「ジグソウ」であり、誰よりも近くでゲームの行方を監視していたのでした。

驚きを隠せないアダムに、「(鎖を外す)鍵はバスタブの中にある」と指示するジグソウ。しかし、鍵はアダムが目を覚ましたと同時に排水口に流れていました。結局、ジグソウはアダムを救うことなく、「ゲームオーバー」と言ってバスルームの扉を閉めます。暗闇の中、アダムの悲痛な叫びが響き渡り物語は幕を閉じるのでした。

スリリングで冷汗が止まらない…大人気サイコホラー!

残虐で目を覆いたくなるようなトラップや死のゲームが話題の『ソウ(Saw)』シリーズの第1作目。グロテスクなシーンが多いシリーズ作品ですが、1作目は人間ドラマが色濃く描写されているのが特徴です。

『ソウ』をまだ観たことがない方や、本記事を読んで『ソウ』に興味を持っていただけた方は、ぜひ“最恐のゲーム”でスリリングなサイコホラーの世界を体験してみてください!


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です。