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27歳の元Jリーガー、帰化した代表チームで英雄になるも悲劇の重傷…愛妻は「心配されている皆さんへ」

  • 2025.1.6
27歳の元Jリーガー、帰化した代表チームで英雄になるも悲劇の重傷…愛妻は「心配されている皆さんへ」
27歳の元Jリーガー、帰化した代表チームで英雄になるも悲劇の重傷…愛妻は「心配されている皆さんへ」

Text by 井上大輔(編集部)

「東南アジアのワールドカップ」ともいわれる東南アジア最強国を決めるトーナメント、ASEAN三菱電機カップ。

ベトナム代表は、石井正忠監督が率いるタイ代表との決勝、2試合合計スコア5-3で勝利し、3度目の優勝を飾った。

7得点で大会得点王と大会MVPをダブル受賞したのは、ベトナム代表FWグエン・スアン・ソン。

27歳のグエン・スアン・ソンことラファエルソンはブラジルからの帰化選手だ。彼は2018~2019年にはべガルダ仙台に在籍した元Jリーガーでもある。2019年12月からベトナムで暮らしており、今大会で代表デビューすると得点を量産して一躍ヒーローに。

だが、5日の決勝戦2ndレグで悲劇に見舞われてしまった。ボールを蹴ろうとした際に自分の右脛に全体重がのしかかり、脛を骨折してしまったのだ。

ラファエルソンは前半途中でプレーが続行できなくなってしまったが、ベトナムの選手たちは優勝後に彼の背番号12が入ったユニフォームを掲げてエールを送っていた。

腓骨と脛骨を骨折する重傷を負ったラファエルソンは、「ベトナムがチャンピオン。メッセージをありがとう。強くなって戻ってくるよ」とのメッセージを投稿。彼はPKをチームメイトに譲るなど同僚たちからも慕われ始めており、ベトナム代表のキャプテンも「友よ、すぐに戻ってきてね。みんな、君と一緒だ」とのコメントを寄せていた。

また、ラファエルソンの妻マルセルさんも「心配されている皆さんへ、彼はこの怪我を力強く乗り越えるはずです。神様が彼のことを見守っています。平和を祈る皆さんに感謝します。どうか引き続き彼のために祈ってください」とのメッセージをSNSに投稿している。

ラファエルソンは手術を受ける必要があり、5~8か月の長期離脱となる可能性がある。

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