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【知ってる?】美容室へ行くとき「着てはいけない服」4つ… フード付きのパーカーだけじゃなかった!

  • 2025.1.6
美容室のイメージ
美容室のイメージ

「オシャレして行った方が良いの?」「ジャージだと変に思われる?」……。美容室へ髪を切りに行くとき、どんな服装を選んでいるますか。元美容師の筆者が、できれば着てきてほしい服と、着てこない方がいい服などについて解説します。

美容室へ… どんな服装をしていけば?

結論から言うと、美容室へ来店する際には「普段着」をおすすめします。普段よく着る洋服を美容師に示すことで、その人の雰囲気に合ったヘアスタイルをイメージしやすいためです。例えば、「カジュアル」「きれいめ」「シンプル」など、客のテイストに合わせたヘアスタイルを提案しやすくなります。

とはいえ、「普段着は気が引ける」「せっかくなので少しオシャレしたい」という気持ちを持つ人も少なくないようです。そうした場合は、普段着に近いテイストの服装でオシャレをすると、美容師も髪型をイメージしやすくなり、より似合うヘアスタイルを提案できるはずです。

メイクに関しても、普段通りのメイクで来店するのがベストです。すっぴんでも構いませんが、もしもメイクのビフォー・アフターで印象が大きく変わるようならば、メイクをした状態で髪型を合わせてもらった方が良いでしょう。

実は、美容室に行く際に、避けた方が良い服装もいくつかあります。美容師から見て、避けてほしい服装もあれば、客側にとっても避けるべき服装もあるので、参考にしてみてください。

フード付きパーカーや分厚いタートルネックなど、首回りが厚くなるような服装は、首に巻くクロスがしっかりと閉じにくく、クロス内にフードが収まりきらないことがあります。その結果、施術中にカットの毛や、カラーやパーマの薬剤がフードやタートルネックに付着しやすくなります。

また、シャンプーの際に、シャンプー台と首元が密着しにくいため、襟元を濡らしてしまう恐れも。さらには首が窮屈になることがあり、不快に感じられる場合もあるのです。

このような服は、シャンプーがしにくかったり、襟足部分のカットがしにくいので、美容師にとっても避けてもらいたい服装と言えます。

ニット素材の服はカットした髪の毛が絡みやすく、一度付着してしまうと取り除くのが困難です。襟元だけでなく、クロスからはみ出した袖や裾に髪の毛がびっしり付いてしまうことも少なくありません。タートルネックだとなおさらカットした毛が首元に絡まりやすく、チクチクとした不快感を感じるかもしれません。

また付着した髪の毛を取るのも一苦労です。粘着テープなどで髪の毛を取り除こうとすると、服が毛羽立ったりダメージを与えてしまったりする恐れがあるため、手作業で髪の毛を取り除かなければならない……といったことになりかねません。

高価な服や大切な服など、汚したくない服は避けることをおすすめします。美容室では、シャンプー中の水しぶきや、カラーやパーマの薬剤が服に飛ぶこともあり、洋服にシミやダメージを与えてしまう可能性があるからです。

特に、カシミヤやウール、シルクといったデリケートな素材が使われている服は、汚れてしまうとクリーニングに出さなければならず手間が掛かります。最悪の場合、汚れが落ちずダメになってしまうことも考えられるでしょう。このような事態を避けるため、万が一に備えて、気軽に洗濯できる服装での来店が良いでしょう。。

汗をかきやすい時期にカラーやパーマの施術を受ける際は、白い服は注意が必要です。施術の後、使用した薬剤がわずかに頭皮に残ります。そのため大量に汗をかくと、カラーやパーマの薬剤が流れて襟を汚してしまう場合があるためです。

白い服は汚れが目立つから避けた方が良いという話もありますが、美容師はどんな服であっても同じように気を遣って施術しています。そのため、白い服だからといって特別に注意が必要ということはありません。しかし、万が一服が汚れてしまうことを心配する場合は、濃い色の服を選ぶことをおすすめします。

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今回は美容院へ着ていくのをおすすめできない服装を紹介しました。次回の来店時の参考にしてみてください。

(蛯原もえ香)

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