1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. 親戚に男児誕生で垣間見えた。いつまでも縛られる「男の子がいい」両親。男の子に生まれなかった私[8-1]|ママ広場マンガ

親戚に男児誕生で垣間見えた。いつまでも縛られる「男の子がいい」両親。男の子に生まれなかった私[8-1]|ママ広場マンガ

  • 2025.1.6


次女として生まれた際、お父さんに「男がよかった」「どうしてお前は女なんだ」と言われ育った奈々さんは、長い間自分の性別を受け入れられずにいました。大学入学と同時に地元を離れ、徐々に自分自身を取り戻し、結婚そして娘の菜乃花ちゃんを出産、「自分と同じ思いをさせてしまったら怖い・・」と「子どもは一人」と決めていたものの、両親や周りからの様々な言葉に気持ちが揺らぐ奈々さんはご主人の意思を尊重してくれる想いを感じました。その後、両親から「二人目を作るつもりはもうないのね?」と最終確認のような連絡を受けた奈々さんは、必死で男の子を演じていた昔を思い出しながら、「うん、そのつもり」と伝えたのでした。

男の子に生まれなかった私[8-1]親戚の男児誕生が羨ましい父親

ママ広場


「二人目を作るつもりはない」奈々さんがお母さんに伝えてから数ヶ月後のこと、「送った写真見た?従兄弟の祐希くんのとこ、無事赤ちゃん産まれたそうよ」気持ち良さそうに眠っている赤ちゃんの写真が送られてきたのと同時にお母さんから電話がありました。「見た見た。無事産まれて・・」奈々さんがまだ話しているのにも関わらず「で、ほら赤ちゃん性別男の子でしょ?お父さんがやっぱり羨ましがっちゃってねぇ・・」お母さんの言葉に奈々さんの顔が引きつりました。

ママ広場


電話を切った後で、「お母さんもいい加減、そういう話題振ってくるのやめてくれればいいのに・・はぁ・・」ため息をつきながら呟く奈々さんは、「・・・ということがありまして・・」モヤモヤした気持ちを拭いきれず、職場の昼休みの時に、先輩ママさん達に打ち明けたのでした。

----------------
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:みつけまま
2020年生まれ長男・2023年生まれ次男を育児中のワーママです。
育児の記録のため、絵日記をゆるゆると描いています。

元記事で読む
の記事をもっとみる