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日本代表選手を熱く擁護!海外強豪監督、理解できないサポーターに苦言 「選手を叩くな」

  • 2025.1.6
日本代表選手を熱く擁護!海外強豪監督、理解できないサポーターに苦言 「選手を叩くな」
日本代表選手を熱く擁護!海外強豪監督、理解できないサポーターに苦言 「選手を叩くな」

Text by 井上大輔(編集部)

古橋亨梧、前田大然、旗手怜央の日本人トリオが所属するセルティック。

2日の宿敵レンジャーズ戦で今季のリーグ戦で初黒星を喫したが、5日のセント・ミレン戦に3-0で勝利し、2025年初白星を飾った。

ホームでの行われた試合でセルティックはボールポゼッション75%と相手を圧倒したものの、先制点を奪うまで33分を要した。

セルティックのブレンダン・ロジャーズ監督は、サポーターたちがバックパスの意味を理解していないことに苦言を呈にしていた。

「私は選手たちをとてもリスペクトしている、特に今日のような日はね。

なぜなら、最初の20分が0-0だった時にバックパスをすると観客がチームに向かってくるからだ。そんなことはやってはいけない。サッカーを知っているならね。

毎試合、開始20分で3~4点とれるわけではない。攻撃のポイントを変えるためにバックパスをしなければいけない時もある。だから選手たちを誇りに思ったんだ。3-0、4-0、5-0のときに応援はいらない。このチームにはこれ(バックパス?)が必要なんだ。

このチームのプレーを見れば、攻撃的なチームであり、ゴールを決める創造的なチームであることがわかるはず。

だから、攻撃のポイントを変えるためにバックすると決めた時に、選手たちを叩いたり、パニックになったりしないでほしい。チームに文句をつけ始めるのはやめてくれ。我々はもう一段階上のレベルを目指しているのだから。

今季の最たる例はクルブ・ブルッヘ戦だ。我々はチャンピオンズリーグでプレーしている。前田大然は前進し、ターンし、攻撃方向を変えるためにバックパスをする。そのときのプレッシャーは大きかったが、幸いにも彼はそれに対処した。しかし、周りの雑音や否定的な声。その後、我々は状況を変え、戻ってきた彼はフリーになった。中にカットインしてシュートを放つ。枠をとらえる。

ただ、そういうものはサッカーではない。我々はバックパスをする。横パスは攻撃ポイントを変えるためのものだ。そして、選手たちにはもっとふわさしいものがある。彼らは信頼に値する。それが今日の私の気持ちだった。0-0の時に応援が必要なんだ。時に疲労が溜まっている連戦中にね。

自分たちの考えは、試合の最初から速くアグレッシブになること。だが、15~20分かかるかもしれないし、85分かかるかもしれない。

チームと選手たちのプレースタイルを信じてくれ。毎試合、前半のうちに3-4や5-0になることはない。それは選手たちが努力していないからではない。相手チームの守備がよかったり、パスが甘かったりするからだ。ただ、間違いなく、我々のメンタリティは攻撃的で、人数をかけてクリエイティブにやることだ。

チームを信頼してほしい。マネジメントを信頼してくれ。彼らのプレーを信じること。我々はそれを一貫して見てきた。チームの一貫性は信じられないほどだ。このチームのレベルはとてつもなくハイレベルだ。協力的になってくれ。そうすれば、チームからさらに多くのものを引き出すことができる」

拮抗している時こそ応援が必要であり、バックパスには意味があることを理解すべきと苦言を呈していた。

なお、昨年11月に行われたCLブルッヘ戦でセルティックは後半に決まった前田のゴールで1-1の引き分けに持ち込んでいる。

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