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「な、何のニオイ!?」義母からの【おすそ分け】に、嫁「誰か助けて(泣)」→ 友人が鮮やかに解決!

  • 2025.1.6

筆者の友人A子が幼馴染のM宅にいると、Mの義母からお届けものが。それは、強烈なニオイを放つ『義母お手製の糠漬け』! 戸惑うMに、友人が取った行動は!?

画像: 「な、何のニオイ!?」義母からの【おすそ分け】に、嫁「誰か助けて(泣)」→ 友人が鮮やかに解決!

高まる期待

友人A子が、近所に住む幼馴染Mの家を訪ねた時の話です。Mの家でお茶していると、Mの義母から「特別なお土産があるの、今から行くね」と電話が入りました。

Mと義母の関係は良好で、Mは「野菜のおすそ分けかも!」と満面の笑みを浮かべます。
そして1時間後、チャイムが鳴り二人は玄関へ。義母が重そうな段ボール箱を玄関に置く姿が見えます。Mは嬉しそうに近づいていきますが、突然「うっ……!」と、立ち止まりました。Mは義母に気付かれないよう背中を向け、鼻と口を押さえています。なんと段ボールの中には、義母お手製の糠漬けの壺が2つも入っていたのです!

箱の中身は糠漬けの壺

Mは「どうしよう……」と、涙目でA子に助けを求めます。実は、Mは糠漬けが苦手で、義母にも言い出せずにいたのです。義母は「この胡瓜がすごく評判でね、Mちゃんにも食べさせたくて!」と自信満々。浅い呼吸で必死に笑顔を作るMを見て、A子は笑いをこらえるのに必死でした。

気になって樽の中を覗き込むA子。「糠漬けがあれば白米は無限だ!」と豪語するほど糠漬け好きのA子は、糠漬けに興味津々。「おいしそう! 私も食べていいですか?」とお願いすると、義母は照れながら「ええ、ぜひ食べてちょうだい! Mちゃん、お台所借りてもいい?」と言いました。Mは口をきゅっと結び、うんうん! と、首を縦に振ります。

姉妹大絶賛! 義母の糠漬け

その時、A子のスマホに着信が。A子の妹、B子が家に遊びに来たようです。「どこにいるの?」と聞かれたA子は「今ね、Mの家にいるよ。これから美味しい糠漬けを食べるの♪」と自慢げに話します。それを聞いたB子は「私も食べたい! ちょっと待ってて!」とすぐにやってきました。

MとA姉妹は昔から仲良し。糠漬けを見たB子は「うわー! めっちゃおいしそう!」と大はしゃぎです。一方のMは、ニオイが届かない少し離れた場所で、お茶の準備をしていました。

秘密の約束

テーブルには温かいお茶と甘味。その真ん中に、お義母さんの糠漬けが並びます。
真っ先に箸を伸ばしたA子は、「この茗荷の糠漬け、すごくおいしい!」と大感激。B子も「胡瓜も最高! 緑茶に合うねぇ」と、しみじみ味わっています。あっという間に、お皿は空っぽ。

それを見た義母は「そんなに喜んでくれるなんて!」と大感激の様子。
Mが「お義母さん。この糠漬け、A姉妹にも分けていいですか?」と聞くと「もちろんよ!」と嬉しそうに答えました。

こうして、義母を見送った後、残りの糠漬けを姉妹2人で分けて持ち帰りました。
「今度また糠漬けが届いたら、もらいに来るからね!」と3人で秘密の約束を交わして。

【体験者:30代・主婦、回答時期:2024年9月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:N.tamayura
長年勤めたブラック企業を退職し、書くことを仕事にするためライターに転職。在職中に人間関係の脆さを感じた経験から、同世代に向けて生き方のヒントになるような情報を発信すべく、日々リサーチを続けている。

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