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日本人監督の海外代表チーム、優勝ならず…謝罪した女性マネージャーは「帰化選手」の起用を匂わせ

  • 2025.1.6
日本人監督の海外代表チーム、優勝ならず…謝罪した女性マネージャーは「帰化選手」の起用を匂わせ
日本人監督の海外代表チーム、優勝ならず…謝罪した女性マネージャーは「帰化選手」の起用を匂わせ

Text by 井上大輔(編集部)

石井正忠監督が率いるタイ代表は、ASEAN三菱電機カップの決勝戦でベトナムに敗れて大会連覇を逃した。

ASEAN三菱電機カップは、「東南アジアのワールドカップ」ともいわれる東南アジア最強国を決めるトーナメント。

タイはベトナムとの決勝で2試合合計スコア3-5で敗れた。『Thairath』によれば、石井監督は敗戦後にこう述べたそう。

「今回は優勝できなかった。ベトナムはいいパフォーマンスを見せた。ベトナム、おめでとう。試合序盤に簡単なミスを犯し、状況が一変した。この大会の目標は優勝すること、そして、新世代の選手たちを生み出していくこと。個人的にはこれからも一生懸命に取り組む。

一緒に働いてくれた皆さんに感謝する。メディアとファンに感謝している。ファンがいなければ、私たちはここまで来られなかった。ファンの皆さんには、引き続き応援をお願いしたい。このプログラムでは、全員が団結してよりよいものを生み出す」

一方、タイ代表のチームマネージャーであるマダム・パン氏は「準優勝に終わったことを心からお詫び申し上げます。選手を派遣していただいたすべてのクラブに感謝します。この1か月間について、若い選手たち、コーチングスタッフ、そして、12番目の選手の皆さん(サポーター)に感謝します」とのメッセージをSNSに綴っていた。

日本人監督の海外代表チーム、優勝ならず…謝罪した女性マネージャーは「帰化選手」の起用を匂わせ
日本人監督の海外代表チーム、優勝ならず…謝罪した女性マネージャーは「帰化選手」の起用を匂わせ

マダム・パンことヌアンパン・ラムサム氏は、タイ大手の保険会社の会長兼CEOを務める女性実業家でもある。

『Matichon』によると、マダム・パン氏は、タイ代表が帰化選手を起用していくことを示唆したという。

「(東南アジアでは)いま多くの国が同じモデルを採用しています。なぜなら、彼ら(帰化選手)は欧州でのプレー経験が豊富なので。

W杯最終予選を戦っているインドネシアを見てください。私はインドネシアサッカー協会のエリック・トヒル会長と話しました。彼はハーフブラッドモデルを多用しています。将来、タイがそうなれば、すべての代表チームにもいい影響があると思います」

史上初めてW杯アジア最終予選に進んだインドネシアは、トヒル会長のもとで多くの帰化選手を登用している。

実際、タイ代表は、タイ人の母とスウェーデン人の父を持つエリック・カールの招集を検討している。23歳のカールはU-21スウェーデン代表経験を持つ左サイドバックで、デンマークのAGFでプレーしている選手。

今後、タイも帰化選手での強化を進めていく可能性があるようだが、2026年W杯予選ではすでに敗退している。

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