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大雪山の景色と光…世界的建築家がふるさとに作った「火葬場」はやすらぎの空間に

  • 2025.1.5

「終活」という言葉がめずらしいものではなくなった、人生100年時代の今。

大切な人だからこそ、「最期」や「いなくなったあと」を想像することはどうしても後回しにしてしまいがち…。

だけど、大切な人だからこそ、大切に考えたい、大切なことが「終活」には詰まっています。

連載「親の「終活」を考える」では、Sitakke編集部も自分事で「親世代の終活」に向き合います。

世界的建築家設計の葬送の場

人生の最後を見送る施設が、北海道東神楽町に完成しました。
地元育ちの世界的建築家が設計した厳かな空間、火葬場です。

Sitakke

建物の周りには芝生のなだらかな丘。
ホテルのロビーのような安らぎの空間。

12月から使用が始まった火葬施設、「大雪葬斎場」です。

設計したのは大阪・関西万博の会場デザインを手がける建築家、藤本壮介さんです。

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「大雪山・旭岳・十勝連峰を望む非常に美しいロケーションだったので、美しさをより高めることができるようにと考えた」

藤本さんは東神楽町の出身で、設計の原風景は雄大な大雪の山々です。

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照明や庭の植栽まで緻密に計算し、広々と明るい空間を演出。

一方、芝生の丘で囲むことで、周囲からの目線にも配慮しました。

待ち合い室には「旭川家具」を配置し、ふるさとの空気を大切にしました。

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大雪葬斎場は、東神楽町と近隣の2町が共同で運営していますが、3町以外からの受け入れも可能だということです。

連載「親の「終活」を考える」

文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2024年12月3日)の情報に基づきます。

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