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40代は自己肯定感が揺らぐ?私が私を愛するために今日からできること【#40代のリアル】

  • 2025.1.5

外見の衰えや女性性の喪失を寂しく感じる

「あれ、なんだか肌がくすんできた?」「シワやシミが増えたな・・・」朝に鏡に映った自分の外見の衰えを目の当たりにして、気が重くなる。そんな気持ちになったことがあるのは、私だけではないはず。40代に入ると、外見の変化や周囲との比較が気になり始め、自己肯定感が揺らぎやすくなると感じています。

また更年期に入ることで、「女性」の部分が失われていくという寂しさを感じる人もいるかも知れません。私の場合は子供を産んでいないので、更年期に入り生理周期が乱れ始めたあたりで「もう子供を産むことは出来ない」という現実を突き付けられ、自分の人生の選択が正しかったのかと思い悩んだ時期がありました。生理は煩わしいものだったけれど、「子供を産む性」の象徴である生理がなくなることはなんとも寂しかった。

歳を重ねて何かを失ったように感じる。今までと同じ価値観を持ち続けていると、自分を肯定することが難しくなってくる。そんな40代に直面するこの自己肯定感の喪失は、どうやって乗り越えたら良いのでしょうか。

40代は自己の価値をシフトチェンジしていく時期

ポジティブに捉えるなら40代は、自分を見つめ直し、自己肯定感を再構築するチャンスなのでしょう。若い頃に社会や親からから与えられて持っていた価値観を、自分仕様に塗り替えるチャンス。

私の場合は若い頃には外見への執着が強かったので(美容が大好きなのです!)、外見の衰えに向き合うのは苦しいことでした。40代前半に、より内面の美しさに重きを置くという価値観へシフトすることで、自己肯定感を再構築しようと試みました。それは、失われていくものを追いかけるより、自分の力でこれから育てていけるものに目を向けるというシフトチェンジだったのだと思います。

自己肯定感は、自分自身を大切に思い、自分の価値を信じる力です。 失うものが増えてくる40代に、いかに自分の価値を信じることができるかが、この先の人生を豊かに過ごす鍵なのだと思います。ここからは、自信をなくしたり、自分を肯定できなくなった時に私が実践しているいくつかの小さな心がけをシェアしますね。

①自分の価値を見直すためのジャーナリング

5分くらいの短い時間で良いので、自分の体験や感情を書き出す時間を設けましょう。特に自分が頑張ったことや、達成した小さな成功を書き留めることが大切です。仕事での成果や、友人との楽しい時間、家族を支えた瞬間など、日常の中で見逃しがちな小さな成功体験に意識を向けます。特別なことや大きな成功でなく、「小さなことで良い!」というのがポイントです。

このプロセスを通じて、些細なことで自信を失くしてしまいがちな自分に気がついたりします。そして自分自身に「自分には価値がある」「私は頑張っている」と語りかけることで、知らず知らずのうちに自己肯定感が育まれていきます。

② ポジティブな自己暗示を活用する

鏡の前に立ち、自分に向けてポジティブな言葉を声に出して言ってみましょう。特に朝に行うことをオススメします!「私は自分の価値を知っている」「私は自由に自分の人生を選択できる」「私は幸せと満足を感じる人生を選ぶ」というように、自分の価値を認識させる言葉です。最初は恥ずかしいかもしれませんが、毎日続けることで自分と対話をすることに慣れていきます。

誰かに褒められなくても、自分で自分を褒めることができる。誰かに認められなくても、自分で自分を認めることができる。それって最強なことだと思いませんか?

③自分を労り、愛でる時間を持つ

「自分を大切にする時間」を少しでも作りましょう。ゆったりとした入浴やお気に入りの本を読む時間、ヨガや瞑想など、心が安らぐひとときを意識的に持つことが大事です。自分自身に優しく接する時間が、自己愛を深めてくれます。他の誰かではなく、自分自身の一番自分の味方になってあげるべき存在。自分に寄り添う時間をぜひ意識的に持ってくださいね。

心が晴れた日も、曇りの日もあるものですよね。その全てが自分という素敵な物語の一部。 それを素敵な物語に仕上げられるのは、自分しかいないのだと思います。40代という年代は、揺らぎやすい時期。揺らぎながらも、自分という存在を愛する旅を続けていけいけたら良いですよね。

井上敦子

15年間の会社員生活を経てヨガ講師に転身。不眠症をヨガで克服した経験を持つ。リラックスが苦手だった経験から、ヨガニードラを通じてリラックスの本質を伝えるクラスを展開。週に8本のヨガニードラのレギュラークラスを持つ他、指導者養成講座やコラム執筆等ヨガニードラの普及に努めている。

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