世間の夫婦…《別居婚》したい男女の割合は？【3000人調査】 したい理由・できない理由が“衝撃”だった

30～50代の既婚男女アンケート

婚姻関係にあるものの別居生活を送る「別居婚」。こうした関係を希望したり、実践したりしている夫婦はどのくらいいるのでしょうか。このたびノマドマーケティング（渋谷区）が調査を実施、その結果を発表しました。

調査は2024年9月、全国の30～50代の既婚男女3000人を対象にウェブ上で実施したもの。内訳は男性1644人女性1356人、30代572人、40代1049人、50代1379人です。

まず、別居婚をしたことがある人の割合は全体で9.8％。年代別では30代が12.6％、40代は9.6％、50代は8.9％と、若い世代ほど別居婚の経験者が多い傾向があるようです。さらに、別居婚をしてみたい人の割合は21.0％で、男女別では男性が14.3％なのに対して、女性は28.9％と2倍もの希望者がいることが分かりました。

年代別では30代は16.0％で40代が21.8％、50代が22.4％で、こちらは世代が上がるほど希望者が多い傾向にあります。

別居婚をしたくない理由は「一緒に生活したいから」「別居だと結婚する意味が感じられないから」「寂しいから」など。一方、別居婚したい理由は「ほどよい距離感で過ごせそうだから」「相手の生活リズムが合わないから」「マンネリ化を防ぎたいから」が上位に挙がっています。

また、別居婚に踏み切らない理由は「経済的な理由」が最も多く、次いで「子どもに悪影響が出そうだから」「パートナーに否定された（されそうだ）から」などが並びました。一方、別居婚を選んだ人たちの理由は「仕事を優先したかったから」「お互いに自由でいたかったら」などでした。

（LASISA編集部）