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【もどき料理】油揚げにギュッと詰めるだけ♪「がんもどきもどき」作ってみた!揚げずに簡単♪【農家直伝】

  • 2025.1.6

「がんもどき」って、おうちで作ろうと思ったら、豆腐を潰して、野菜を混ぜて、油で揚げて…と、正直ちょっと面倒なんです。でも、埼玉県の農家に教わったこのレシピなら、油揚げに具材を詰めて焼くだけだから、超簡単!しかも具材に使うのは、豆腐、小松菜、にんじん…と冷蔵庫でおなじみの食材だけ。お手軽なうえ、冷めてもおいしいときたら、これは作らない手はないですよ~♪



がんもどき風な「甘辛小松菜豆腐」




材料(4人分)
小松菜…200g
木綿豆腐…300g
にんじん…50g
油揚げ…3枚※
片栗粉…大さじ1
白すりゴマ…大さじ1
サラダ油…大さじ1

[A]
しょうゆ…大さじ2
砂糖…大さじ2
酒…大さじ1

※油揚げは、袋状に開く調理には適していないものがあります。
パッケージにその旨記載がある場合があるので、購入時には袋状に開くものをお選びください。

作り方
1.豆腐は6等分にし、1かけずつ布巾でくるんで、ギュッと水気を絞りボウルに入れる。



わが家は布巾がなく、代わりにキッチンペーパーを使いましたが、破れてうまく絞れませんでした…。



なので、電子レンジで水切りすることに。



600Wで約4分、電子レンジにかけました。

この時点で、いい感じに水分が抜けているようにも思えますが…
念のため、粗熱が取れたところで、キッチンペーパーでも絞ってみました。



豆腐がギュッと小さくなっているので、これで良しとします!

2.小松菜は茹でて、みじん切りにする。布巾でくるんでギュッと絞っておく。



小松菜は使う前に根元を水に10分ほどつけておきました。
こうすることで、葉先まで水が行きわたり、シャキッとします。

茹で時間は1分半ほどで。しんなりし始めたら引き上げるくらいの気持ちで茹でます。
茹でたらザルなどにあげて、触れられるくらいの温度まで冷まします。



小松菜はアクが少ないので、ほうれん草のように水にさらさなくても大丈夫ですよ。
冷めたら水気をしっかりと絞ってからみじん切りにします。



3.にんじんは短冊切りにしてから茹で、布巾でくるんでギュッと絞っておく。



にんじんは短冊切りとありましたが、気づいたらやや太めの千切りに…。

にんじんは2分茹でました。あまり硬すぎてもうまく水気が絞れないので、しんなりするくらいが目安。



先ほどの小松菜を茹でたお湯で茹でれば、水の無駄もなく、沸かす時間も短縮できますよ。

4.油揚げは油切りをして長い一辺を細く切り落とし、袋状にする。切り落とした油揚げの端切れは細かく刻んでおく。

油切りの方法はいろいろありますが、今回は水っぽくしたくなかったので、油揚げをキッチンペーパーで包み、電子レンジ(600W)に1分かけて油切りをしました。



ペーパーが油をよく吸っています。



続いて、菜箸を軽く油揚げに押し当ててコロコロします。



これをしておくと、内側がしっかりと離れて綺麗な袋状になりますよ。

いよいよ端をカットします。



具材を詰める部分が足りなくなるのが怖いので、細心の注意を払って細〜くカット(笑)。



きれいに内側が離れました!

切った端の部分も無駄にせず、みじん切りに。



こちらは、具材として使います。

5.1の豆腐を入れたボウルに、2の小松菜、3のにんじん、4のみじん切りにした油揚げ、片栗粉、白すりゴマを加えて混ぜ合わせます。



これで、具材の下ごしらえは完了!


6.4の袋状にした油揚げに5の具材を詰めて袋口を軽く押さえる。

油揚げが破けない程度に、具材を角までしっかりキュキュッと詰めていきます。



袋口を軽く押さえるだけだと、具材が出てきそうなので、爪楊枝で口を軽く閉じました。



気合を入れて詰めすぎたのか、いつの間にか筒状に…。
本来なら、厚揚げ状に平たく形を整えるのがよいそうです(汗)。

7.フライパンにサラダ油を引き、6を並べて焼き、焼き目を付ける。焼き目が付いたら、合わせておいた[A]を加えて味を絡ませる。



焼き色が付くまで焼きます。時々返しながら、約8分半ほど焼きました。
平たく詰めていたら、もう少し短い焼き時間で良かったかも…。



焼き色が付いてきたので、併せておいた調味料を加えて絡めます。



コロコロ返しながら絡めて…良い照りが出てきたので完成!



それではいただきます!

半分にカットすると、白いお豆腐に小松菜の緑、にんじんの赤が映えて良い感じ。甘辛〜いタレの香りもたまりません。



具がギュッと詰まっていて、しっかりしたがんもどきのような感じ。食べ応えがあっておいしい!
材料の水気をしっかり切ったので味がぼやけず、甘辛なタレがしっかり絡んで、大人も子どももご飯が進む味になっています。



七味をかけたり、お弁当に入れたり…

甘辛にはやっぱり七味!ということで…七味をパラッとかけてみました。
これ自体が焼き鳥のタレのような味なので、七味とは相性抜群!



お弁当にも入れてみました!



時間が経っても水分が出てくることがないので、傷みづらくて安心。冷めることでより味も馴染んでおいしい。

何より豆腐のたんぱく質と、2種類のお野菜が一度に摂れるのがうれしい。
これにご飯をあわせれば、他にあれこれ用意しなくても栄養バランスが整えられそう♪

さらに、ひじきやきくらげなどを加えて、よりがんもどき風にするのもよいですね。
がんもどきは油で揚げる手間がありますが、これは油揚げに詰めてフライパンで焼くだけなので簡単。

小松菜は一年中売られていますが、実は今が旬。小松菜がおいしい今の時期に、ぜひ、お試しください!

★今回のレシピは、埼玉県JAいるま野「とれ蔵KITCHEN」からのご提供でした。ぜひこちらもご覧ください。
https://www.ja-irumano.or.jp/recipe/komatsuna/19905.html

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