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錦織圭、6年ぶり復活Vへ好ショット連発 世界67位ミュレとの香港オープン決勝は1-1で第3セットへ

  • 2025.1.5
錦織圭(C)Getty Images
SPREAD : 錦織圭(C)Getty Images

男子テニスの香港オープンは5日、シングルスの決勝が行われ、今大会でワイルドカードで出場している世界ランキング106位の錦織圭は同67位のアレクサンドル ミュレ(フランス)と対戦。セットカウント1-1で第3セットに突入する。

■快進撃見せてファイナル進出

錦織は今大会1回戦で世界ランキング56位のデニス・シャポバロフ(カナダ)を下すと、2回戦では同19位で第3シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)にもフルセットで勝利。さらに、準々決勝では同49位のキャメロン・ノリー(イギリス)も2-1で撃破し、準決勝は同50位のシャン・ジュンチェン(中国)の棄権により決勝進出を果たした。
第1セットはミュレがサービスをキープする立ち上がり。第2ゲームをキープした錦織は、バックハンドや回り込んでのフォアを織り交ぜてフランス選手に対峙する。互いにサービスをキープしあうなか、第5ゲームで強烈なバックを沈めた錦織が初めてのブレークに成功。
第6ゲームでは絶妙のドロップショットを見せるなど、サービスゲームをキープしたのは錦織。力強いリターンでミュレを押し込み再びブレークすると、リードを広げた第8ゲームも相手に流れを与えず、6-2で第1セットを先取する。
第2セットはミュレのキープで始まったなか、錦織は第2ゲームで絶妙のロブショットを見せるなど安定したプレーでキープする。第4ゲームに巧みなショットを見せたミュレにこの試合初めてのブレークを許した錦織は、徐々に相手にペースを握られ、第6ゲームで再びブレークを許すと、1-6で奪われ、セットカウントは1-1となった。
錦織がツアー優勝を果たせば2019年1月のブリスベン国際以来。6年ぶりの復活優勝なるか注目が集まる。

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