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「SNSとの距離感がわからない…」悩むぼる塾・田辺さんに、酒寄さん流「SNSの投稿前にすること」を伝授【連載:酒寄さんちょっと聞いてくださいよ#47】

  • 2025.1.5

「ぼる塾」のリーダー酒寄希望が、メンバーの田辺智加、あんり、きりやはるかの相談に答える毎月連載「酒寄さんちょっと聞いてくださいよ」。第47回では、SNSとの距離感に悩む田辺さんに、酒寄さんが「SNSを投稿する前に必ずすること」を伝授します。

【写真】田辺さんが体調不良だった時に出演した田辺さんのクッションとぼる塾

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SNSとの距離感が分からない

みなさんこんにちは。ぼる塾の酒寄です。あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。2025年は巳年ということで、この連載も蛇のように絡みついていきたいと思います!

それでは今年もはりきって相談にのっていきたいと思います!

はーい!田辺です!最近はウィーン菓子にハマっています!!

私はSNSとの距離感がうまく掴めません。いい距離の取り方はありますか?

新年一発目は田辺さんです。私も彼女と同じ時期にウィーンのお菓子にハマり、今は『カーディナルシュニッテ』という、名前の覚えられないお菓子を食べてみたいです。

今回の相談のSNSとの距離感…一応、私も自分なりに注意はしているつもりです。

まず、第一前提として【全世界に発信している】ことを忘れてはいけません

SNSの良い部分であり怖い部分です。気軽に自分と世界中が繋がれてしまうことはむしろ恐怖よりに思っていたほうが良いかもしれません。みなさんそれがわかっているからSNSは本名ではなくニックネームを使用する人が多いのです。

できればそのニックネームを使う理由が、漫画『ガラスの仮面』の速水社長が紫のバラの人であるように、素敵な人が名を変えて普段の自分ではできない素敵なことをする為に使われていて欲しいです。

田辺さんもできればニックネームを使ってSNSをやったほうが良いとは思いますが、もうぼる塾の田辺さんとしてがっつり名前も顔も公開した上でやっているので、今更、「ぼる塾の青い人」に切り替えたとしても「いや、田辺さんでしょ!」となるだけですね。

しかし、ネット社会は匿名性があると言っても、果たして本当にそうなのでしょうか?

よく考えてください!SNSを使うときに利用しているパソコンやスマートフォン、Wi-Fi、インターネット、アプリ、どういう構造でそれらができているのか正確に理解していますか?どうしてただの薄い長方形の板(スマフォ)が世界と繋がれるのか説明できますか?なんとなく使えるからなんとなくで使っていませんか?わたしはなんとなく使えるから使っています。

そんな意味不明な物たちを使用して行われる行為で、どうして自分の匿名性だけは絶対に守られていると信じられるのでしょうか?

わたしはネットの匿名性を信じていません。そして、SNSでの発信は一瞬であり永遠だと思っています。わたしは「ぼる塾の酒寄」という名前と顔を晒して堂々と発言できることしかSNSでは発信しません。プライベートの酒寄の意見も一切呟きません。これはXを始めた前のコンビ時代から自分の中で決めています。それが私のSNSの距離感の取り方です。

酒寄さんがSNSを使う前にしていることは…

わたしがSNSで何か呟こうと思ったとき、まず頭の中で記者会見を開きます。わたしの周りを大勢のカメラマンと記者が取り囲んでいます。そして、その状況は世界中に生放送もされています。

記 者 「酒寄さん!何か言いたいことはありますか?!」

酒 寄 「あんりちゃんが、「さっき田辺さんが社員さんのいる部屋で『おはようございます』って言いたかったんだろうけど『おなか空いた』って言ってました」と教えてくれました」

脳内でざわつく記者の皆さん。わたしに大量にたかれるフラッシュ。

記 者 「詳しくお願いします!」

酒 寄 「そこに田辺さんが、『しかもおなかいっぱいだったのに!』と、教えてくれました」

ここまで想像し、「これは記者会見でも堂々と言える!」と思ったらSNSで発信します。呟く前の脳内記者会見は、即、呟きよりも判断ミスが減らせてとても良いです。

さらに、SNSは自分の呟き以外のコミュニケーションもあるので以下のことが加わります。

①人が嫌がることはしない

➁勝手に人の人生の審判にならない

③人の幸せは素直に喜ぶ。

④頻繁にのぞかない

①は当たり前です。➁も当たり前です。③ができないときはSNSをやらないほうが良いです。④は今回の相談の一番の答えかもしれません。私はこれらを守ってSNSを楽しんでいます。

わたしはSNSで人が喜んでいる発言を見かけるのが好きです。なぜなら、少しでも多くの人が喜んでいる世界のほうが素晴らしい気がするからです。

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