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「仕事だるい」お正月明け、会社行きたくない!憂鬱な気持ちはどう対処する?

  • 2025.1.5

お正月の楽しいひとときが終わり、迫りくる仕事始めの日。ゴールデンウィークもですが、長い休暇の後に「会社に行きたくない」と感じるのは、誰しもが経験することではないでしょうか?

通勤を思うと憂鬱になり、「休む」という選択肢も頭をよぎります。この気持ちに飲み込まれることなく、スムーズに日常へ戻るためには、どんな考え方と対処法があるでしょうか。

連休明け特有の憂鬱を乗り越えるための具体的な方法について、プロ野球選手やボートレーサーなどアスリートのパーソナルサポートを行う、株式会社脳レボ代表の川谷潤太さん監修のもと解説していきます。

なぜお正月明けは仕事が憂うつに感じられるのか?

正月明けが憂うつに感じられるのは、「非日常から日常への急激な切り替え」が大きな原因です。

正月休み中は、家族や友人とリラックスした時間を過ごし、日常業務や責任から解放されています。そのため、仕事復帰という現実が迫ると、そのギャップに不安を感じることが多くあります。

また、新しい年への期待とプレッシャーが重なる時期でもあります。目標設定や前年の反省から「達成できなかったこと」や「今年はうまくやれるだろうか?」という不安が心を重くし、仕事へのモチベーションを下げる要因になることもあります。

次:正月明けの憂鬱を軽減する具体的な方法

正月明けの憂鬱を軽減する具体的な方法

正月明けの憂うつを軽減するには、「未来」を意識するための仕掛けを作ることが効果的です。以下の3つのリスト作成を提案します。

1. やりたいことリスト

新年、挑戦したいことや日常で楽しみたいことをリストアップします。

  • 仕事で新しいプロジェクトに挑戦する
  • 映画「〇〇」を観る
  • 家族でキャンプに行く

すぐに実現可能なことから大きな目標まで、具体的に書き出しましょう。

2. 行きたい場所リスト

「旅行」「イベント参加」など、行きたい場所を具体的に書き出します。

  • 春に京都の桜を見に行く
  • 夏に北海道旅行を計画する

できれば、「いつ?」「誰と?」「どんな場所?」まで具体的にリストアップするのがおすすめです。次の非日常の楽しみを決めておくと、それが日常のパフォーマンスを高める原動力にもなります。

3. 欲しいものリスト

「パソコン」ではなく、「Macbook」など、できるだけ具体的に記入しましょう。

  • MacBook
  • Apple Watch
  • 恋人 など

これらのリストを作成ができたら、『定期的に目にすることを習慣化』してみてください。

たとえばスマホのメモ機能を活用する、紙に書いてデスクや冷蔵庫など日常的に目にする場所に貼ると効果的です。

リストを眺めるたびに、「これを叶えるために今日も少し頑張ろう」という気持ちが湧いてきます。

次:脳レボ川谷さんの場合、どのようにして連休明けの憂うつさを対処してる?

脳レボ川谷さんの場合、どのようにして連休明けの憂うつさを対処してる?

私自身も、連休明けの憂うつを感じるときがあります。その際には以下の方法を実践しています。

ホワイトボードで未来を描く

部屋のホワイトボードにその年にやりたいこと、行きたいところ、欲しいものの3つのリストを書き出し、毎日目に入れるようにします。

スマホのアプリにそれを入れているのでそれも定期的に見ています。

すると、常に意識が「未来」に向くため、いくら「今」が大変でも、そのワクワクする未来に向かって頑張る活力が生まれます!

小さな楽しみをスケジュールに組み込む

「週末は家族と外食する」「来月は大好きな友人と会う」など、自分が楽しいと感じる予定をいつも6ヶ月以上先まで入れるようにしています。

小学生の頃、遠足の日の朝は、楽しみで早起きしませんでしたか? その「遠足」みたいなワクワクする未来のイベントが、毎月、毎週、毎日やってくるように工夫しています。

お正月明けの「会社行きたくない」を防ぐために、いい方法はある?

年始明けのだるい気持ちは、たとえばこんな方法で撃退してみてはいかがでしょうか。

仕事復帰後の楽しみを作る

正月休みが終わると、「また日常が始まる」と気分が沈みがちです。しかし、仕事復帰後すぐの楽しみを用意することで、その憂うつ感を和らげることができます。たとえば以下のような内容です。

  • 週末に家族や友人と食事に行く予定を立てる
  • 仕事帰りにお気に入りのカフェに立ち寄る
  • 自分へのプチご褒美として新しいアイテムを購入する

これらの小さな楽しみが、日常に戻るモチベーションを高めてくれます。

仲間と年始のランチを楽しむ

新年最初の仕事日にランチの予定を立て、正月の出来事やお互いの近況を話す機会を設けてみるのもオススメです。

楽しい会話は気分をリフレッシュさせますし、仕事モードへの切り替えをスムーズにしてくれます。

正月明けの憂うつを完全に消すことは難しいかもしれませんが、「未来」に目を向けることで気持ちが軽くなります。ぜひお試しください。

監修者プロフィール

川谷 潤太 / 株式会社脳レボ

兵庫県神戸市出身。学習塾の講師時代、当時最年少で校長に就任後、1教室で1,000名以上の生徒が通う西日本最大の学習塾へと発展させ、講師としても3年連続で支持率第1位の実績を持つ。

その後、岡山県の創志学園高校へ赴任し、学校改革と3つの部のチームマネジメントを担当。創部1年、全員1年生で甲子園出場の記録をもつ硬式野球部では3季連続甲子園出場し、プロ野球選手も4名誕生。ソフトボール部では3季連続日本一、柔道部でも日本一や世界一の選手を輩出した。

現在はプロ野球選手などのアスリートやスポーツチームへのメンタル指導、子ども・保護者・教員向けの教育講演、主には企業の人材育成に携わり、講演や研修、コンサルなどで日本中から依頼が殺到し、講師デビュー8年で、講演回数1,500回、受講者は12万名を突破。心理的および生理的要因から、ベストパフォーマンスを引き出す専門家として活躍中。

<Edit:編集部>

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