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2025年こそ運動習慣を身につけよう! 今すぐ始められるランニングのすすめ

  • 2025.1.5

今改めて注目される、ランニングのメリット

Above view of jogging Woman.

心身の健康のために運動が必要不可欠であることは誰もが知るところ。幸いなことに、ピラティスやヨガ、サーフィン、水泳と、スポーツの選択肢には事欠かないが、フィットネス愛好家やウェルネス・インフルエンサーの間では今、あるエクササイズが改めて注目されている。

そのエクササイズとは、ランニングだ。決して 「新しい 」スポーツではないが、そのメリットは時が経つとともにさらに解明されており、特に細胞の老化を遅らせる可能性があることがより多くの研究で示されてきている。

週5回のランニングで−9歳若返る? そのアンチエイジング効果とは

運動が病気のリスクを減らすという話は、誰もが耳にしたことがあるはず。しかし、アメリカのブリガムヤング大学運動科学部はさらに踏み込み、運動が細胞の活力に与えるインパクトを明らかにしようと研究を実施。雑誌『Preventive Medicine』に掲載された内容には、テロメアの長さが細胞の老化に及ぼす影響がまとめられている。

テロメアとは、染色体の末端にある遺伝情報を劣化から守るための小さな構造のこと。しかし、ほかのものと同様、テロメアも時間の経過とともに老化し、 短くなる。これが細胞老化を引き起こすと、酸化ストレスや炎症が誘発され、生物学的老化や慢性疾患につながるという。

では、これがランニングとどう関係があるのか? 前述の研究では、定期的な運動がテロメアの長さを維持することが示唆されたそうで、「運動量の多い人(週5日、1日30~40分のランニングに相当)は、運動量の少ない人よりもテロメアが著しく長かった」とある。つまり、週に5回、1回30分程度走れば、テロメアを長く保つことができるというのだ。しかし、それだけではない。運動が細胞の活力に与える影響を定量化した同研究では、「活動量の多い人は、(デスクワークなどで)座りっぱなしの人に比べ、生物学的年齢が9歳若い」とも報告されている。

ジョギングVS.ランニング、どちらが効果的?

さらにうれしいことに、若さを保つ効果を享受するために、激しく走ったり、速く走ったりする必要はないこともわかっている。研究によれば、30分から40分のジョギングは「非常に活動的」とみなされているそうだ。しかし、「生物学的老化を遅らせるのに真の違いを見たいのであれば、少々の運動ではだめなようです」と研究を率いたラリー・タッカー博士指摘する。「定期的に高いレベルの運動をする必要があります。結果を得るためには、週5日を守ることが大切です」

Text: Jeanne Ballion Adaptation: Motoko Fujita

From VOGUE.FR

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