景色もごちそうです。薪ストーブのあるカフェ「ひととき」

こんにちは。リビングえひめweb特派員のすみです。

冬本番ですね。遠くの石鎚山脈にも雪がかかっています。今回は山里にある小さなカフェひとときをご紹介します。

このカフェは基本的には火・水・金曜日の営業ですが、雪が積もったらなど不定期でお休みになることもあります。小さなカフェなので電話で席を予約して、Instagramで当日の開店状況を必ず確認してから行ってみて下さい。でも出会えたらラッキー。すてきなひとときが過ごせますよ。

松山からだと国道11号を桜三里に入る手前を右折して県道494号に入ります。白猪の滝農村公園の近くにある白猪屋酒店を目印にして右折（ここ急カーブです。気をつけて）します。細い道を少し上った先に駐車場があります。カフェは県道よりも高い場所にあるので、見落とさないようにしてくださいね。

薪ストーブ

店内は四人掛けと二人掛けのテーブル席が各2つずつとカウンター席が二か所に二席ずつという小さなカフェです。まず目に入るのが薪ストーブ。暖かさもさることながら、焚き火好きにはもうたまりません。ちろちろと踊る炎は見飽きることがありません。

ひとときランチ

ランチメニューはこれ一択です。 食後の飲み物付きと飲み物とスイーツ付きのどちらかが選べます。 どれもお母さんが家族のために作る料理みたい。素朴ですが身体にやさしくてほっこりする味です。器はどれもおばあちゃんちで使っていたような生活雑器で、懐かしい感じがしました。

お米は東温市河之内産ひめの凛。野菜もなるべく東温市産のものを使用するようにしているそうです。白砂糖は不使用で、甘味にはきび砂糖や甜菜糖を使用しているそうです。

食後の飲み物はコーヒー、紅茶、ハーブティー、ジンジャーエール、アップルジュースなどから選ぶことができます。カフェとして飲み物とスイーツの提供も行っています。次回はぜひ自然な甘さのスイーツをいただいてみたいです。

一枚の絵のような

季節ごとに変わる山の色や形が大きな窓のフレームに納まると、自然が描いた一枚の大きな絵を見るような趣きがあります。私がお邪魔したときは空模様が怪しくて少し雨が落ちていました。それが瞬く間に大粒の雨に変わり、テラスの庇から滴り落ちる雨のレースになったと思ったらすぐに上がる。しばらくして霧が立ちと目まぐるしくお天気が変わるのも里山ならでは。帰るころは青空がちらりのぞいてました。

テラス席にも季節の楽しみが

テラス席もあります。冬の寒い間はクリスマスリースが飾られていました。気の合うお友達と訪れるのも良し、ひとり時間を過ごすのも良し。様々な季節のひとときをぜひお楽しみください。