1. トップ
  2. スキンケア
  3. 「今日も笑顔で楽しそうだね」その一言のために私は美容に力を入れる

「今日も笑顔で楽しそうだね」その一言のために私は美容に力を入れる

  • 2025.1.5

私のごきげんの理由。
自分が嬉しくなること。楽しくなること。
もちろん友人に会うこと。話すこと。
そういったことも一つご機嫌の理由になる。
けれど、最近一人でもご機嫌になれることを見つけた。

◎ ◎

最近、少し美容に力を入れようと思い化粧品や美容・健康に関するインスタグラム等の投稿を見る回数が多くなった。

なぜ、美容に力を入れたくなったのか。
それは、大切な人や家族に「垢抜けた」「少し大人っぽくなった」と言ってもらえることが増えたから。

私はどちらかと言うと昔から童顔で、中学生になったら小学生に見られて、高校生になっても中学生。大学に入っても髪を染めるまでは、高校生に間違われるくらいだった。

私の周りの友達は大人っぽい子が多く、いつも妹みたいと周りに言われていた。
別に嫌というわけではなかったけれど、少し悲しい気分になることもあった。
私もみんなみたいに大人にみてもらえたら。そう思うことも少なくなかった。

◎ ◎

大学生になり、周りが化粧品や脱毛、美容クリニックなどに興味を持ち行っていた。
しかし、当時の私には持病があり、薬の関係で、脱毛や美容をすることができないと医師から言われた。
悔しかった。
みんなみたいにきれいになりたいのに、その手段を一つなくしてしまうのが。
それから私は、化粧をすることも少なくなり、ほとんどノーメイクで家を出ることが多くなった。
段々、美容から遠ざかっていき、美容にも疎くなった。

◎ ◎

しかし、ここ一年間の間に大切な人ができた。
その頃には持病も少し良くなっていた。
その人に可愛いと、きれいと思ってほしくて、遠ざけていた美容に少し力をいれるようになった。

まずは、ほとんどなかった化粧品を揃えるところから始めた。
少ないお給料の中で、自分に使える範囲のお金で購入できる美容道具やプチプラの化粧品の投稿を探して同じものを見に行ったりもした。
好きなYouTuberの動画を見て、自分の参考にしたい動画があればその動画を見て、メイクや美容方法を研究した。
同じようなメイクの方法やスキンケアを試していった。

私は中学生の頃まで、ニキビが一切なく、友達にも肌がきれいと褒められるくらいだった。
けれど、高校生になり大学生になるにつれてニキビは増えていく一方だった。
持病のせいであれていく肌も見てみぬふりをしていくしかなかった。
そんなこともあり、ニキビを治すことから遠ざかっていたけれど、メイクのために、「肌をきれいにしたい」そんな思いで美容皮膚科に通い初めて、段々肌荒れが治ってきた。
それもあって、スキンケアも念入りにすると肌荒れはほとんどなくなり、前と同じような肌に少し近づいてきた。

◎ ◎

きれいになった。そう言われるだけで嬉しかった。もちろん、褒められることが嬉しい。
でも、それだけでなく自分の努力を認められている気がして、もっと嬉しかった。
美容に力をいれてから思うこと。
ヘアスタイルがきれいにできた時は嬉しい。
メイクがうまく行った日は気分良く過ごせる。
肌がツルツルだと感じる瞬間は、頑張ったなと思える。
たまたま、その私にとっての理由が、美容であるだけのことで、それは他のことでも言える。

自分が目標として頑張ったことが成果に現れた時、「頑張った」とその時まで諦めずにひたむきに向き合い続けた自分を誇りに思い嬉しくなる。笑顔になれる。
自分だけが、その頑張ろうと思った理由、頑張った過程を知っているから。
そして、そんな頑張った自分に自信を持てるようになる。
「私はこれをここまで頑張ったんだ」と。

◎ ◎

その理由は人それぞれでいい。
自分が頑張って、自信を持つことができて、気分が上がれば、それがご機嫌になったということだから。
そして、ご機嫌になると笑顔で過ごすことができるから。

そう思って私は、毎日自分の頑張る美容に力をいれる。
そして、気分良く家を出て、大切な人の隣で満面の笑みで笑う。
そして周りの人に言われたいことが一つ。
「今日も笑顔で楽しそうだね」
この一連の流れが、私のご機嫌の理由だから。

■Nの思いのプロフィール
文を書くことが好き。
苦しい6年間を乗り越えて多くの人に自分の経験を伝えたい。
些細な幸せを噛み締めて暮らしたい。

元記事で読む
次の記事
の記事をもっとみる