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高橋真梨子、「ごめんね…」「桃色吐息」などを熱唱 デビュー40周年記念コンサート「LIVE Premium 40」を無料初放送

  • 2025.1.4
高橋真梨子 写真/楢崎真也
高橋真梨子 写真/楢崎真也

【写真】色香を感じる歌声と圧倒的な歌唱力を持つ高橋真梨子

歌手・高橋真梨子のデビュー40周年記念コンサート「LIVE Premium 40」が、BS松竹東急(全番組無料放送・BS260ch)にて1月5日(日)夜7時より無料初放送される。そこで本記事では、同ライブの内容や見どころを紹介していく。

日本レコード大賞などにも輝いた女性シンガー・高橋真梨子

色香を感じる歌声と圧倒的な歌唱力で、幅広い世代から支持される高橋。今回放送されるのは、そんな高橋のデビュー40周年を記念して、2013年に東京国際フォーラムで開催されたコンサート「LIVE Premium 40」。高橋の澄んだ歌声とともに、儚さや喜び、哀愁などさまざまな表現力が堪能できる一作となっている。

ソロ歌手として多くの人を魅了する高橋の音楽のルーツは、14歳からジャズの勉強を始め、16歳で上京し、本格的なレッスンを受けたことから始まる。1972年にバンド「ペドロ&カプリシャス」の2代目ヴォーカリストに就任すると、「五番街のマリーへ」や「陽かげりの街」などの曲をリリース。その後1978年に「あなたの空を翔びたい」でソロデビューを果たし、1982年のシングル「for you...」、1984年の「桃色吐息」が大ヒット。東京音楽祭世界大会や日本レコード大賞などに輝いた。

これまでソロとして実に約40枚ものシングル、約30枚のオリジナルアルバムを発売してきた高橋。2023年3月にはレコードデビュー50周年を迎え、2024年3月からは音楽活動52年目に突入している。

バンド時代の「五番街のマリーへ」から名曲「for you...」などを熱唱

同コンサートではオープニングの後、赤い衣装を身に纏い高橋が登場。記念すべき1曲目となる、ペドロ&カプリシャスのヴォーカリストとしてのデビュー曲「ジョニィへの伝言」をしっとりと歌い上げる。続けて同バンドのヒット曲「五番街のマリーへ」を流暢な英語でスマートに披露。

その後、おしゃれな雰囲気を持つラテン調の「陽かげりの街」を歌唱していく。高橋のややハスキーでかっこいい歌声は、バックバンドの雰囲気にマッチしており、客席のボルテージも上昇。歌唱後に高橋が客席に向かって「こんばんは!」と挨拶すると、客席は“待ってました”と言わんばかりの大きな拍手で高橋を迎えた。

その後は「ハート&ハード~時には強く時には優しく」「はがゆい唇」「枯れない花」とラブソングが続き、「So in Love」「遥かな人へ」「アナタの横顔」「OLD TIME JAZZ」「for you...」といった名曲を、切ない表情で雰囲気たっぷりに歌い上げた。中でも「OLD TIME JAZZ」は、高橋が1992年にリリースしたアルバム『AFTER HOURS』に収録されている楽曲。いつ聴いても新鮮さを感じさせる瑞々しいアレンジで会場を包み込みんだ。そして、前半を締めくくるのは“あなたが欲しい”の歌詞でお馴染みの「for you...」。切ない表情で力強く歌いあげる高橋の姿が印象的だ。

前半が終了し高橋は一旦袖に捌け、今回のバックバンドであるヘンリーバンド(元ペドロ&カプリシャスのメンバーで、高橋の楽曲のプロデューサーとしても活動しているヘンリー広瀬を中心に結成されたバンド)の楽曲「Another Tomorrow」が披露された。ヘンリーバンドによる掛け声からスタートし、特に客席を巻き込んでの“体操”を一緒に実践する演出は大いに盛り上がりを見せる。指示とは逆の手を上げたお客さんに対し、バンドメンバーがツッコミを入れるシーンも見どころの一つだ。

豪華なドレス姿で「桃色吐息」などのヒットソングを披露

コンサートは後半を迎え、シルバーのビジューがあしらわれたドレスに衣装チェンジした高橋が再登場。自身最大のヒット曲の一つ「桃色吐息」や、「ヒ・ラ・ヒ・ラ淫ら」といった大人なナンバーが続く。次のナンバー「ラスト・メール」では、高橋自ら民族楽器の“ギロ”を持ち、ヘンリーバンドと共に軽快にリズムを取りながら演奏。続いて、「真っ白いシャツ ~Lonely girl Lonely boy」では前奏や間奏でバンドメンバーと一緒に軽快なダンスをおこない、しっとりとしたブルース「My Heart New York City」も披露。さらに「無伴奏」「心のメッセージ」をソウルフルに歌い上げ、一度幕が下りた。

その後再び幕が上がると、今度はモノクロのフレアドレスに身を包んだ高橋がステージを移動しながら、名曲「グランパ」を熱唱する。ファンの顔を見ながら歌う高橋に対し、会場は精一杯の手拍子や身振り手振りで応え、会場のボルテージは最高潮に。曲が終わると、高橋は客席に向かって「盛り上がってくれてありがとう!」「すごく楽しかったです」と笑顔で挨拶をし、自身の代表曲「ごめんね…」を披露。

続くラストナンバー「ありがとう」では、高橋の合図で観客が左右に手を振り、会場全体が一体となった。曲が終わると高橋はバンドメンバーと手を繋ぎ、一列に並んで客席に挨拶。鳴りやむことのない拍手に嬉しそうな表情を浮かべる高橋は、笑顔のままステージを後にした。

「LIVE Premium 40」は、数えきれないヒット曲を持つ高橋の往年の名曲を楽しみながら、熱いパフォーマンスを満喫できるコンサートとなっている。

※高橋真梨子の高は正しくは「はしご高」

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