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121kgだった私が15カ月で-40kg「好きなものを食べながら毎月着実に体重が減っていった」秘訣は1日8000歩のウォーキング

  • 2025.1.4

私の名前はコリーン・レインズ(@colleen_getslean)。カリフォルニア州へスペリアに住む34歳の主婦。毎日のウォーキングとCICOダイエット(カロリーイン、カロリーアウトの略)で40kgの減量に成功した。

私は子どもの頃から太っていた。でも、いつからか、自分の体を清潔に保ったり、靴を履いたりといった日常の基本的なタスクが困難になるほど体重が増えてしまった。慢性的に疲れていて不機嫌で、精神的に一杯いっぱいで惨め。自分が誰なのか分からなくなっていたけれど、自分がなりたいと思っていた妻でも母でもなかったのは間違いない。

そんな私のターニングポイントは、2020年の2月と3月に参加した3つのイベントで撮った自分の写真を見たとき。それまでは自分の体重がそんなに増えているとも、自分がそんなに太っているとも思っていなかったので、本当にショックだった。まさに目隠しが外れた瞬間。

そして、2020年4月、当時33歳の私は史上最高の121.5kgをマークした。体重計の数字が増え続けるのを見て、なにかしなければならないと思った私は、2020年5月9日にSNSでダイエット日記をスタート。そうすれば、自分に責任を持たせられる。自分と同じ状況の人を助けたいという気持ちもあった。

ダイエットプランを選ぶ際には自分の状況を考慮した。

私には幼い子どもが2人いるので、シンプルなプランが必要だった。そうでなくても私の毎日は一杯いっぱい。これ以上、精神的な負担は増やしたくない。ダイエットのプログラムを買うだけの経済的な余裕はなかったし、食品群が丸ごと制限されるプランは嫌だった。選ぶなら、一生続けられるものを選びたい。

私はまず、カロリーを計算し、自分が食べたり飲んだりしたものをすべて記録することから始めた。そのおかげで自分がどれだけ食べているか分かったし、そのカロリーに見合う食べものの種類も見えてきた。これはCICO(カロリーイン、カロリーアウト)と呼ばれるダイエット方法で、基本的にはカロリーの消費量を摂取量より多くするだけでいい。

私は複数のオンライン計算機を使い、体重を減らすにはカロリーの摂取量をどれくらいにすればいいかを調べた。その通りに食べ始めてから15か月。控えめとはいえ好きなものを全部食べているのに、体重は着実に減っている。「制限しては食べすぎる」ということがないので続けやすい。クッキーやアイスクリームが食べたいときも、カロリーの摂取量を消費量より低くすれば食べられる。

1日の食事内容:

朝食:プロッフィー(プロテインシェイクxコーヒー)+シリアルバー

昼食:ラップサンド+フルーツ+サラダ、またはタンパク質(鶏肉か魚)+生野菜+ヨーグルトドレッシングのディップ

スナック:チップス、ポップコーン、ヨーグルトパフェボウル、またはプロテインバー

夕食:カリフラワーライス+野菜炒め+鶏肉かエビ、ファヒータ、または自分でトッピングを選ぶピザ

すぐに運動も開始した。

当時もいまも主な運動はウォーキング。この運動を選んだのは、すぐに始められてお金がかからず、精神的なハードルが低かったから。1日8000歩を目標にしているけれど、それ以上歩く日がほとんど。

ウォーキングは簡単なのに、とても過小評価されている。子どもたちと一緒にできるという点でも、私はウォーキングが大好き。外を歩けないときはYouTubeでステップワークアウト。エアロバイク、ヨガやHIITをするときもある。

私のダイエットを成功に導いた3つの要素

カロリー摂取量を把握した。私の体重が毎月コンスタントに減っているのは、自分に必要なカロリーの摂取量を把握して、その範囲内で食べる生活を長期的に続けているから。

低カロリーのオプションに切り替えた。例えば、白米の代わりにカリフラワーライス、サワークリームの代わりにプレーンのギリシャヨーグルト、牛乳の代わりにアーモンドミルク。

食べものに“良し悪し”をつけるのをやめた。どんな食べものも適度であれば問題ない。食べもの自体には“良い”も“悪い”もないということを忘れないで。

15か月で減らした体重は40kg!

ダイエットは、極端である必要も、複雑である必要も、0か100かである必要もない。食品群を丸ごとカットしなくても、毎日ジムに通わなくても、シンプルなプランを立てて体を動かせば、適度に好きな食べものを楽しみながら体重を減らしていける。

ダイエットは競争じゃないので、とにかく続けることが大切。やめない限り、失敗することはない。少なくとも80%の一貫性を長期的にキープできれば結果は出る。ダイエットは成功するから諦めないで。

※この記事はアメリカ版ウィメンズへルスからの翻訳をもとに、日本版ウィメンズヘルスが編集して掲載しています。

Text: Colleen Raines and as told to Emily Shiffer Translation: Ai Igamoto

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