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足立梨花、ドラマの魅力は「女性の性欲はもちろん、仕事や恋愛など人間が感じる思いを丁寧に描いている」<マイ・ワンナイト・ルール>

  • 2025.1.4
「マイ・ワンナイト・ルール」の記者会見に出席した足立梨花、平岡祐太、中田青渚、木村了 ※ザテレビジョン撮影
「マイ・ワンナイト・ルール」の記者会見に出席した足立梨花、平岡祐太、中田青渚、木村了 ※ザテレビジョン撮影

【写真】ドラマの見どころを真剣に語る足立梨花

1月7日(火)にスタートする足立梨花主演のドラマチューズ!「マイ・ワンナイト・ルール」(毎週火曜深夜0:30-1:00ほか、テレ東ほか)の記者会見が2024年12月28日に都内で行われ、足立の他、共演の平岡祐太、中田青渚、木村了が出席した。

性衝動に悩む33歳OLが主人公の“性”サバイバル・ラブコメディー

同ドラマは、漫画サイト・コミックシーモアで連載中のなかおもとこによる同名電子コミックが原作。「女性の性欲」をテーマに、止められない性衝動に悩む33歳の主人公が、後悔しないように性欲を解消するための「マイルール」を作り、もがきながら現代社会をサバイブしていく姿を描く“性”サバイバル・ラブコメディー。

足立は、止められない性衝動に悩む33歳の会社員・成海綾を演じ、平岡は、綾にワンナイトを考えさせるきっかけを与える綾の上司・堂島吾郎役を、中田は、綾の良き相談相手である後輩・坂崎マリ役、木村は、綾に好意を示して距離を縮めてくる堂島の大学の後輩・前田律役で出演する。

足立梨花「綾に共感する部分が多いなと感じました」

原作を読んでみての感想を聞かれた足立は「お話を聞いてから原作を読ませていただき、女性も性欲ってあるんだなっていうのはもちろん、 30歳を超えての仕事や恋愛での悩みなど、綾に共感する部分が多いなと感じました。自分の過去を思い返しながら、(原作者の) なかおもとこ先生に私の私生活を覗かれているのかなって思うくらい、共感性が高く、そんな綾を演じるのがすごく楽しみでした」と気持ちを明かした。

続けて、平岡は「僕もオファーをいただいてから原作を読み、自分が堂島を演じる時に、原作のどの部分を切り取ろうかなと考えました。堂島は臨機応変なキャラでキメ顔が多く、漫画を読みながらキメ顔の研究をしました。なかおもとこ先生が、現場にいらした時に“堂島だ!”って言ってくださったのが嬉しかったです。すごく原作を研究させていただきました」と笑顔を。

そして、中田は「監督に“何もわからないですみたいなぽけーとした顔で、きわどい質問を先輩にして”と言われ、悪意のない目っていうのをすごく言われたので、原作のマリちゃんのきゅるるんとした目を研究しました」と語り、木村は「まだ、原作には前田がそんな出てきてないのですが、もちろん原作を読ませていただきました。原作は登場人物の心理描写がすごく上手で、男の自分でも感情移入してしまうぐらい描き方がおもしろいなと感じました」とコメント。

平岡祐太「さまざまなバリエーションの笑い方ができたら」

司会からの「演じるうえで工夫した点はありますか?」という質問に、足立が「私はモノローグという心の声の部分が多かったので、その時の顔の表情をあえて作っているところと作ってないところ、話している相手にバレないような表情になるように、自然になるようにと分かりやすいようにというのを意識しながらやりました。原作の中でも心の声っていうのは重要な部分でもあるので、それをドラマでちゃんと表現できるようにやりました。でも、綾の心の声の間を待つのが、皆さん大変そうだなと思いました」と振り返ると、木村が「スタッフさんが(綾の心の声を)読み上げてくれる時もあるし、くれない時もありましたよね」とコメントを。

一方、平岡は「40歳でイケて男を演じるのはすごくプレッシャーだし、あんまり自信がなかったんです。でも、『ゴシップガール』という作品に出てくるチャックバスというキャラクターが虚無的に笑って“俺、チャックバスだぜ”って言うのがとても格好良くて、その感じを役作りで堂島にも活かせるんじゃないかなと思いました。なので、虚無的に笑って“俺、堂島だぜ”と言えばみんながついてくるだろうと。悪役にも見えるし、爽やかにも魅力的にも見えるさまざまなバリエーションの笑い方ができたらいいなと心がけました。1話とか見ると一見、悪役に見えたりとかします」と告白。

すると、足立は「言われてみれば確かに!序盤は特にそんな感じかもしれないですね」と納得する様子を見せた。

木村了「せりふに感情をのせず、あまり笑わないように演じました」

続けて、中田は「結構、(マリは)身振り手振りが多かったので、わざとらしくないように頑張ったんですけど…わざとらしくないです(笑)」と言葉に詰まりながらも笑顔でコメント。

そんな中田のコメントを聞いた足立は「マリちゃんはかわいいんです、本当にかわいい!だから、マリちゃんが言えば全て許されます」と話し、平岡は「(僕演じる)堂島はマリちゃんの上司役で、マリちゃんが“私、悩んでるんです~”みたいに堂島に話すシーンがあったんですが、雰囲気とタメ語を使うところとかですごくなめられてるなと感じました(笑)」と暴露。すると、中田が「でも、マリは人を選ばず、結構みんなにそんな感じでした(笑)」とフォローを。

そして、木村は「三人は会社での繋がりがあるので、僕は一人だけ独立部隊でした(笑)。監督に“前田は何を考えているかわからないようにせりふを喋ってほしい”と言われたので、ミステリアスで何を考えているのかわからない人物になるように、せりふに感情をのせず、あまり笑わないように演じました」と語った。

足立梨花「たまごっちを6台同時に育てているんです」

同ドラマのタイトル「マイ・ワンナイト・ルール」にちなみ、 自分の私生活での“マイルール”を聞かれた一同。足立が「会見本番のギリギリまで何を話そうって悩みましたよね…どれが1番いいんだろうって」と悩む様子を見せると、木村が「でも、やっぱり現場で見ていて、1番、目がいったのは(足立さんの)大量のたまごっち!」と足立に話を投げ返る。

すると、足立は「今、たまごっちを6台同時に育てているんです」と告白。続けて、「これも欲しい、あれも欲しいと、いつの間にか6台になっちゃって。朝8時頃に、“お腹空いたよ”と音が鳴るので、起きてご飯をあげています。6台全部鳴るので、朝早くからうるさいと夫に言われてしまったので、 今は少し時間設定をずらして、11時頃に鳴るようにしています」と話した。

平岡祐太、マイルールは「お風呂に入る時に電気をつけない」

平岡は、“マイルール”について「僕はお風呂に入る時に電気をつけない。真っ暗の中で入るっていうのはもう17年ぐらいしています。自分が赤裸々に見えるのが嫌で、明るいと鏡があるから、見えちゃうので消して入っています」と語る。

そんな平岡に足立が「それは、脱衣場の光でなんとかするんですか?」と質問すると、平岡は「そう!薄明かりで何とかします。鏡ももう曇ってほぼ見えない(笑)」と笑顔でコメント。

続けて、中田が「私はよく使う駅の何ヶ所かで、エスカレーターではなく階段を使う場所が決まっています。この駅の出口は階段しか使わないけど、他の場所ではエスカレーター使うんですが…」と話すと、足立が「役どころだけじゃなくて、多分みんな変なんだよね」とツッコミを。

そして、木村は「僕は撮影に入ると、1日を通して基本的に食事をしなくなります。ビタミンのゼリーと、プロテインバーのみです」と明かし、さらに、「ここにはいらっしゃらないですが、(綾の同期で"変わり者のバリキャリ上司"としてお一人様を貫く黒木リサ役で出演する)花柳(のぞみ)さんも変わってますよね!」と暴露。すると足立も「わかる!あの天然をみんなの前で暴きたかったです!すごい変わった人が集まっている現場です」と笑顔で話した。

中田青渚「私は編み物が好きなので、編み物と毛糸欲です」

同ドラマのキービジュアルに書かれた「33歳、性欲が止まらない。」の文字にちなみ、記者から「〇〇欲が止まらないものがあったら教えてください」と質問が。

木村は「僕は先ほど撮影中は食べないとお話をさせていただいたのですが、その反動なのか、爆食い動画を見るのが止まらないです。おいしそうに食べるなと思いながらずっと見てしまいます」とコメントし、足立は「私は激辛が好きで、撮影期間も食べたいなと思っていたんですが、食べたらいろいろと大変なことになりそうだったので我慢していました。ストレス発散なのかもしれないんですけど、なんか激辛欲が止まらないです」と語った。

一方、平岡は「僕はオーディオ欲です。家で音楽を作ったり聞いたりすることが好きで、この1ヶ月間ずっとスピーカーをどれにするのかを迷っています。撮影の現場で完パケを見ると、せりふとバックで流れているBGMのこの楽器の音域が被っているなとかすごい気になります」と話し、中田は「私は編み物が好きなので、最近、おばあちゃんにあげようと小さいお人形を作っています。あと、毛糸を見つけると買っちゃいます。珍しい色の毛糸を見つけると買っちゃったり、毛糸屋さんを発見すると入っていっちゃったりするので、編み物と毛糸欲です」と笑顔を見せた。

木村了「堂島のポージングがかなり個性的で、現場で盛り上がりました」

和やかな雰囲気で進む会見の様子をみた記者から「みなさんは撮影の合間にどんなお話をされましたか?」と聞かれた木村は「公開されているトレーラーで流れている堂島さんが女性をお姫様抱っこするシーンのその後が映ってなかったですが、その後の(堂島の)ポージングがかなり個性的で、現場で盛り上がりました」と披露。

そんな木村の話を聞いた平岡は「そのお姫様抱っこするシーンは台本だと1行でしたが、5カットくらい撮影しました(笑)。そのたびに、よいしょっと(笑)。監督も個性的です」と話した。

一方、足立は「みんなで放送する時用に写真を撮っておこうという話で盛り上がったのに、結局、1枚も撮らなかったです」とエピソードを披露すると、木村が「そうなんです、撮ってないんですよ!なので、最終日に“やばい”と思い、少しだけ撮りました(笑)」とコメント。

続けて、足立は「現場にカメラを2台持ってきていました。平岡さんもすごく良いカメラを持ってきていて、(リサ役の)花柳さんも持ってきていて、みんなでカメラを出して、写真を撮らずに終わりました(笑)。わざわざカメラを持ち寄ったのに、撮らないという不思議でした」と笑顔で懐古した。

平岡祐太「恋の押し引きを細かく考えていくのが大変だった」

演じた上で、一番苦労したシーンについて聞かれた木村は「一番苦労したシーンは物語の終盤にある大事なシーンで、話すとネタバレになってしまうのですが…でも、突然、監督にト書きに書かれていない肩トントンってして、振り向いたら指を立てる動きをやってと言われて。あれは不思議な時間でした。そんな苦労したとかではないですが、そのポーズでしばらく止まっていなきゃいけないのは大変でした」と振り返った。

また、平岡は「堂島は挑発したりするところが多くて、その挑発したり、逆に引いてみたりとかそういう恋の押し引きを細かく考えていくのが大変だったところです。いかに予定調和ではなく先がどうなるんだろうと思ってもらえるか、考えながら演じました。最終話は誰もが予測しなかった展開になっていくと思いますので、見続けていただきたいです」とコメント。

一方、中田は「マリは先輩との掛け合いシーンが多いので、クランクインの時から3ページぐらい喋るシーンがありました。初日でいっぱい喋るなと、最初は緊張しましたが、楽しかったです」と笑顔を見せ、足立は「ラブコメ作品なので、コメディーの部分も出さなきゃいけないですが、そのコメディーとリアルなところの塩梅っていうのはすごく意識していました。題材が題材なので、おもしろおかしく見られるのは違うなと思っていたので、そこはちゃんとみんなに共感してもらえるような表情の作り方やせりふの言い方を表現できていたらいいなって思っていました」と話した。

足立梨花「見た後に誰かと話を共有していただけたら嬉しい」

最後に、視聴者へのメッセージを足立は「キービジュアルに“33歳、性欲が止まらない。”というとても印象に残る、衝撃的な文字が書かれていますが、原作が本当に素敵で女性が共感できるものがたくさん含まれています。女性の性欲はもちろん、それだけじゃなく仕事や恋愛、人との付き合い方など人間が感じる思いを丁寧に描いているので、テーマとなる性欲の部分もそうですが、そうじゃない部分にも注目してみてほしいです。このドラマを見て、次の日、気軽に友達とドラマの話題で話せるような、そんなドラマになっていると思いますので、見た後に誰かと話を共有していただけたら嬉しいと思っています」と会見を締めくくった。

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