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クラブの“真芯”でミートする方法!「胸の真ん中」を意識するのが重要

  • 2025.1.4

プロコーチのモンゴです。アマチュアゴルファーの方々の悩みで多いのが、「芯に当て続けるために基本練習を頑張ってるのに、当たり外れが多くて芯に当たらない…」というお悩みです。

基本のスイング作りに関しても、様々な情報が飛び交っていますので、どうやって練習すればいいのか? 悩みますよね。そこで今回は、「再現性が高く」「芯を喰い続ける」正しい基本スイングの作り方をレッスンしていきます。

胸の真ん中を意識すると芯を喰ったスイングが打てる

僕は常にレッスンでもYouTubeの動画でも、コースで結果が出続けるように「ミート率を高める」ことについて話をよくしています。

ではミート率が上がり、芯を喰い続ける「正しい基本スイングの作り方」はどうすればいいのか?

まずは「胸の真ん中」を常に意識する事です。

具体的にお伝えすると、「ハーフスイング中、両手は常に、胸の真ん中にあることを意識する」です。

なぜ「胸の真ん中」が必要なのか?もう少し詳しく解説します。

ほとんどのアマチュアの方は、せっかく基本スイングを作る練習をしても、小さい振り幅のスイングでも手を使う動きが多くなって、アドレスの中で両肩と両腕で作られた三角形が崩れた状態でスイングしています。

三角形がキープされたハーフスイングが出来ると、手と身体の一体感も出来て、振り子の基本まで作れるようになります。

一体感のある基本スイングを作る時は、まず素振りからやりましょう。

真っ直ぐ立って、リラックスしてクラブを握り、胸の真ん中にクラブヘッドを持ってきます。そして、胸の真ん中にある状態をキープしたまま、回れる範囲で良いので、その場で回転をします。

最初は意外なほどクラブヘッドがズレてしまうと思いますが、ズレる時点で手を使っているという事ですので、まずは素振りから三角形がキープ出来ているか?をチェックしてください。

僕も若い頃に「これを最初にしっかりやっていたら…」と後悔するぐらい重要な素振りです。正しくやれば、確実に変化します。

注意すべきは顔の向き!インパクトまでキープ

それでは次は、実際に打って練習をする時の「顔の向き」に注意!2つのポイントをお伝えします。

①アドレス時の顔の向きをインパクトまでキープさせる!
②飛ばなくても軽いドローが出ればOK!

このポイントを1つずつ意識することで、芯を喰い続ける基本スイングが早く正しく確実に作れます。

それでは①の「アドレス時の顔の向きをインパクトまでキープさせる!」について、お話しをしていきます。

この顔の向きも油断は出来ません。というのも、顔の向きが多少ズレても、視覚の補正効果で顔の向きが変わっていないと錯覚してしまうからです。

試しに、鏡を見ながら素振りをしてみてください。顔の中心線をズラさずに、先ほどやって頂いた振り幅で素振りをすると、顔の向きをキープさせるのが大変だと思います。

鏡を見ながら顔の中心線がズレなくなってきたら実際に打つのですが、最初はなかなか当たらないと思います。

そこで「当たらないから間違ってる!」と思わずに、続けてください。今まで出来ていなかった正しい動きが出来ると、慣れるまで当たらないことが結構あります。

顔の向きがインパクトまでズレずに打てれば、コースで傾斜から打つ時も軸ブレが少なくなりますので、少し我慢して頑張りましょう。

ここを我慢して芯を喰う当たりが増えてきたら、第一段階クリアです。

クラブを変えてもスイングは変わらない

次は、②の「飛ばなくても軽いドローが出ればOK!」に注意!について解説します。

顔の向きをキープしたままインパクトが出来るスイングは、ご自身を真上から見た時に、クラブヘッドの軌道が綺麗な半円を描いています。

そして、フェース面のコントロールも無駄な開閉などはしていないので、適切なフェースローテーションも入ってきます。

こうなると、速く・振り幅を大きくは打っていませんのでボールの高さは出ませんが、軽いドローになります。

正しい基本スイングが作られれば、誰が打っても軽いドローになると理想です。

ここで、「クラブを変えると、スイングも変えるのか?」というご質問を頂きますが、僕はスイングを変える必要はないと説明しています。

クラブを変えた時に変えるポイントは、

1:ボール位置(長いクラブは左寄り)
2:前傾角度(長いクラブは起こす)

この2つだけしっかり変えれば、クラブの機能を充分に発揮してくれます。

クラブを上手く使うためには?というお話もたくさんありますが、動きをいきなりやるのではなく、身体で上手くクラブを使える下準備をしないとはじまりません。

基本スイングを作るのは地味練と同じなのですが、早い段階でこれを多めにやると、応用のスイング練習も正しく出来ます。

そして、遠回りに感じるかも知れませんが、これが1番早く上手くなれる方法なので、改めてこの2つを再確認してください。

あなたも、変われます。

いかがでしたか? この記事を参考に、練習してみてくださいね。

モンゴ(森田安寛)
●もりた やすひろ/1975年奈良県出身。東京・千葉などでプロやアマチュアのマンツーマン指導のほか、YouTubeで「ゴルフリバイバーモンゴ」として配信。天城流湯治法の湯治士の資格もある異色コーチ。インスタで毎日ゴルフ上達の情報を配信中。地クラブ専門家がいるインドア練習場「wadogolf」(東京都中野区野方)にて主に活動。
Instagram:@mongo.golf

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