「RIZINは朝倉未来に勝たせたい」平本蓮、リマッチ決定の経緯を語る　「大人の思惑をぶち壊す」

格闘家の平本蓮は2日、自身の公式YouTubeチャンネルを更新。大晦日『RIZIN DECADE（RIZIN.49／雷神番外地）』で発表された朝倉未来とのリマッチについて経緯を語った。

■当初はケラモフやダウトベックと予定

平本蓮率いるブラックローズ軍と朝倉未来軍の全面対抗戦「雷神番外地」のオープニングで発表された朝倉未来とのリマッチ『THE MATCH 2（5月4日／東京ドーム）』。
冒頭、平本は「大晦日発表されたとおり、次戦決まりました」としつつも、本来は3月の香川大会からヴガール・ケラモフ、カルシャガ・ダウトベック、ビクター・コレスニックといった外国人勢と戦っていくプランだったという。
しかし、朝倉未来がRIZIN側へ復帰を切望。平本も「朝倉未来が復帰したいとなって再戦させれば、外国人勢とのカードよりチケットは売れるとは思うし、興行としてはおいしい」と理解は示しつつ、「なんだかんだ朝倉未来を勝たせたいんだと思うんだよね、RIZINも」と指摘。続けて「ふざけんじゃねーよ。そういうRIZIN陣営、朝倉陣営含め、そういう大人の思惑を思い切りぶち壊してやりたい」と語気を強めた。

■「千裕は強えーわ、また這い上がってくる」

また、昨年のドーピング騒動についても言及し、「ドーピングがどうのってシロだからね。ステロイドも使ってないし」と改めて否定した。
番組後半では大晦日大会の各カードを振り返り、久保優太を圧倒したラジャブアリ・シェイドゥラエフについては「強い」と評価しつつ、一方で「（試合運びに）粗さも見えた」と回顧。ケラモフを相手に4度目の王者防衛に成功したホベルト・サトシ・ソウザは「グラップリング力がえぐい、レベルが違う」と絶賛した。
最後に自身も両者と遺恨がある「鈴木千裕 vs. クレベル・コイケ」については面白かったとし、鈴木には「千裕は強えーわ、と思った。努力してるよね。また這い上がってくると思う」としながら、「まぁ次やったらオレがブチのめすけどね」と笑顔。クレベルに対しても「負ける気がしないわ、クレベルに勝てるのはオレかシェイドゥラエフだね」と平本節をさく裂させた。