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【箱根駅伝】駒大の「怪物」佐藤圭汰が完復活 10カ月ぶりレースで驚異の区間新 青学大との差を一気に縮める快走

  • 2025.1.3
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第101回東京箱根間往復大学駅伝競走箱根駅伝)は3日に復路が行われた。往路4位の駒大は7区に佐藤圭汰(3年)を当日変更で抜擢。故障の影響で約10カ月ぶりのレースとなったが、1時間0分43秒の区間新をマークし、復活を印象付けた。

■故障で出雲も全日本も欠場

3位でタスキを受け取った佐藤は、首位・青学大から4分7秒差でスタート。4.7キロ付近で中大の岡田開成(1年)を抜き去ると、その後も力強い足取り。今季は恥骨を痛めた影響で出雲駅伝も全日本大学駅伝も欠場し、この日が約10カ月ぶりのレース。それでも、1万メートル27分28秒50のスピードを誇る“怪物”は健在だった。
1時間0分43秒というタイムでフィニッシュ。20年大会で阿部弘輝(明大)がマークした1時間1分40秒を大きく更新する驚異の区間新で、4分7秒あった青学大との差はこの時点で1分40秒差となり、一気に2分27秒も縮めた。

■「いい流れを作ってやろう」

激走を終えた佐藤は「10カ月ぶりのレースということで緊張していましたが、これまで支えてくれた人たちに恩返しするという思いを込めて走りました」と振り返った。
往路2区を走った主将の篠原倖太朗(4年)からは「前との差を詰めて、いい流れを作ってくれと言われていた」と明かし、その上で「絶対に自分のところでいい流れを作ってやろうと思い、走りました。(残り区間の選手には)1秒でも詰めて楽に走らせてあげようという気持ちで走って、結果として区間新という形でつなげることができたので良かったです」と話した。
さらに、自身の今後についても触れ、「これから東京の世界陸上に向けて1500、3000、5000で日本記録を更新して出場を目指したい。そこに向かって頑張っていきたい」とコメント。「怪物」という異名を取る佐藤の完全復活。ファンの度肝を抜く走りで、改めて能力の高さを見せつけた。

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