1. トップ
  2. 恋愛
  3. 初詣はいつまでに行く?何日まで?期間や時間、参拝方法から起源まで紹介

初詣はいつまでに行く?何日まで?期間や時間、参拝方法から起源まで紹介

  • 2025.1.3
mamagirl

初詣はいつまでに行けばいいのだろう、と疑問に思う方もいるでしょう。参拝する期間や初詣の起源、人に聞けない作法まで詳しく紹介します。初詣はお正月の一大行事。毎年参拝場所が決まっている方も、多いかもしれません。今回は、初詣にいつまでに行けばいいのか、お作法は?お寺に行ってもいいのか、など初詣の気になるあれこれを解説します。神社ごとの気になるコロナ対策も紹介するので、初詣に行く予定の方は必見です。

■そもそも初詣とは?初詣に含まれる意味と歴史
出典:PIXTA

まずは初詣の基礎知識を身につけましょう!歴史や、その由来について説明します。

・そもそも初詣にはどんな意味があるの?

初詣とは、氏神様や菩提寺など自分に所縁のある場所へ新年のご挨拶に行くことです。現在では、お正月のお参りとして知られていますが、本来は年神様をお迎えし、氏神様へ挨拶するための行事。神社仏閣を参拝する、というよりは日頃お世話になっている氏神様へ挨拶するのが習わしです。

・初詣の起源は平安時代!今の初詣が確立したのは明治時代になってから

初詣の起源は、平安時代の年籠りという習慣だそう。年籠りとは、村の長や家長が、氏神様が祀られる社寺で大晦日から元日の朝まで、寝ずの番をすること。絶対に寝てはいけないという年籠りでうっかり寝てしまった場合、白髪やシワが増えるとも言い伝えられるほど、厳しい行事だったようです。
時代の変遷とともに年籠りは除夜詣と元日詣に分かれ、江戸時代には恵方詣として年始のお参りが習慣されるようになりました。恵方詣では、その年の縁起のいい方向に位置する神社にお参りをするため、決まった場所おにお参りするというわけではなかったようです。

恵方詣が初詣に移行するきっかけとなったのは、明治神宮。東京の中心部に位置し、恵方の方角にこだわらずに参拝できるようになりました。その後メディアの影響などもあり「初詣はどこかの社寺へお参りをするもの」というスタイルが定着します。人々の暮らしや生活の変化に伴い、確立されたのが今の初詣なのです。

■初詣はいつからいつまで?行くべき期間をチェック
出典:photoAC

初詣とは、いつからいつまでを指すのでしょうか。ここでは、いつ行くのが正解なのか確認しておきましょう。

・初詣の正しい参拝期間とは

お正月は本来、年神様と呼ばれる新年の神様を家に迎える行事を指します。つまり初詣は、年神様が社寺にいらっしゃる松の内に行くのが通例。門松を立てておく松の内に、お参りするのが本来の考え方です。松の内は、地域によって期間が異なります。関東地方は1月1日から7日まで、京都・滋賀といった関西地方では1月15日までの小正月が松の内です。
初詣は三が日に参拝するケースが多いですが、もし松の内を過ぎたとしても、2月3日の節分までに済ませておけばいいようです。とはいえ、行ってはいけない日はないので、自分のタイミングで参拝するといいでしょう。

・初詣は年末の大晦日から参拝しても大丈夫◎

大晦日から、新年のご挨拶に行く場合もあるでしょう。もちろん、大晦日から参拝しても問題はありません。大晦日から元日にまたがって行うお参りのことを二年参りと言います。かつて平安時代の年籠りが大晦日から行われていたことを考えると、大晦日からお参りするのはある意味正しい参拝方法なのかもしれませんね。

・屋台はいつまで出ている?

初詣に行ったときに、思わず寄りたくなるのが屋台や露店。いつまで出ているか気になるところです。人気の社寺であれば1月4日以降も出ていますが、一般的には三が日が中心となっています。特にコロナ禍の初詣では、そもそも出店していない、というケースも。もし、屋台や露店を楽しみにしているなら、人気の社寺に三が日を目安として参拝するといいかもしれませんね。

■初詣は神社とお寺どちらに行けばいい?おすすめの参拝先とは
出典:PIXTA

初詣は神社とお寺どちらに行けばいいのだろう?と悩む方もいるのではないでしょうか。もしくは、両方行きたいと考える方もいるかもしれませんね。
初詣の参拝先に、明確な決まりはありません。日本古来の考え方では、地域の神様である氏神様に参拝するのが一般的ですが、現代の初詣は神社とお寺どちらに行っても構いません。もちろん複数参拝するのもアリ。ご利益別に参拝するのも楽しいでしょう。もしお寺に行く場合は、自分の干支である守護本尊が祀られているお寺に行くと縁起がいいそう。参拝先に迷っている場合は、候補にしてみてくださいね。

■初詣の正しい作法をチェックしよう!

初詣には、正しい作法があります。いざ初詣に行くときに困らないよう、事前におさらいしておきましょう。

・手水の作法
出典:PIXTA

参拝の前に、手水で身を清めるのが正しい作法。境内に入れば、参道のわきに手水舎があります。柄杓を右手で持ち「左手・右手・左手で口をすすぐ・口をつけた左手・柄杓」の順に、清めましょう。清めた後は、柄杓をきちんと戻すのも忘れずに。

・古いお札とお守りを奉納する
出典:photoAC

昨年の古いお札やお守りは、参拝前に奉納しましょう。本来はいただいた社寺に奉納するのが望ましいですが、難しい場合はどこの社寺でも構いません。

・本殿での正しい拝礼の仕方
出典:PIXTA

手を清め、昨年の古札を奉納したら、いよいよ本殿でのお参りです。神社とお寺でマナーが異なるため、それぞれの作法を確認しておきましょう。

<神社の場合>
神社では、まずお賽銭を納めます。次に鈴を鳴らしましょう。姿勢を正したあとは、二礼、二拍手と続けてください。そのまま目を閉じ、手を合わせ神様へのご挨拶が済ませたら、深く一礼。このような一連の流れが、神社での作法です。

<お寺の場合>
お寺では、まず一礼します。続いてお賽銭を納め、鐘をつきましょう。静かに手を合わせ、お祈りした後は深く一礼して終了です。

■初詣の気になるあれこれは参拝前に解決!
出典:photoAC

初詣には、人に聞くほどではない、小さな疑問もつきもの。すっきりした気持ちで新年に参拝できるよう、気になるあれこれは事前に解消しておきましょう。

・どんな服装で行くのが正解?

カジュアルすぎる服装は好ましくありませんが、フォーマルウェアでないといけないわけでもありません。洋装の場合はきれいめのものを。和装は着つけが大変ですが、レンタルなどで気軽にチャレンジするのもおすすめ。女性男性問わず、きちんと感のある服装を選ぶといいでしょう。

・お賽銭はいくら納めたらいい?
出典:photoAC

お賽銭は、感謝の気持ちです。無理のない範囲で納めましょう。遠縁を表す10円やこれ以上硬貨(効果)がないとされる500円玉は、縁起が良くないとされているため、新年最初の挨拶である初詣では、避けた方がいいかもしれません。

・願い事はひとつにした方がいい?

そもそも初詣は、昨年の報告とお礼をする場所。すぐにお願い事をするのではなく、まずは感謝の気持ちを伝えましょう。そのうえで願い事をするときは、ご利益を授かるために的を絞ることをおすすめ。名前と住所も忘れずに伝えましょう。

・引いたおみくじはどうする?

決まりはありませんが、いい結果は持ち帰り、普段から身につけておくのがいいと言われています。自分にとって悪い結果の場合は、神社の木に結んで帰りましょう。利き手ではない方の手で結ぶと、困難なことをしたという意味で運が好転するそうです。

・初詣のあとはすぐ帰った方がいいってホント?

参拝後は、寄り道をせず真っ直ぐ帰ると良いとされています。寄り道して正月ムードを味わいたいところですが、ご利益を得るためには家でお正月を楽しむのがいいでしょう。

■初詣はどこに行こう?参拝者の多い神社を紹介

初詣はどこに行こう?と考えるだけでもワクワクしますね。ここでは、参拝者の多い人気の神社をランキングで紹介します。

・【1位】初詣と言えばここ!不動の人気を誇る明治神宮
出典:photoAC

毎年初詣者数日本一となる明治神宮は、いつまでも定番の初詣スポット。一度は行ってみたい参拝先に挙げる方も多いでしょう。コロナ禍での対応は以下の通りです。

▼郵送対応
御祈祷のみ可能で、お礼や授与品は受けつけていません。
▼コロナ対策
初祈願の人数を5名までに制限しています。なお、祈願後のお神酒拝戴も中止です。
▼例年の三が日の人出
およそ300万人が参拝しており、今年も同等数の参拝客が見込まれます。

・【2位】江戸の守護神!将軍や名だたる大名も祈願した日枝神社
出典:photoAC

都心近くにあり、かつて将軍や大名も祈祷したとされる日枝神社は初詣の人気スポット。広大な境内を持ち、元日には若水祭という神能「ひとり翁」が奉奏されます。近年の情報はこちらをご参考ください。

▼郵送対応
御祈祷のみ受けつけています。なおお札は、三が日を明けて6日以降順次発送予定です。
▼例年の三が日の人出
約50万人です。特に三が日は混雑しています。

・【3位】鎌倉のシンボル!観光地ならではの寄り道スポットも楽しい鶴岡八幡宮
出典:photoAC

人気観光地として知られる鶴岡八幡宮も、定番の初詣スポットです。寺社巡りやカフェのはしごなど、初詣以外の目的で訪れる参拝客も多いでしょう。境内の混雑状況が公式サイトで配信されるため、確認しておくと混雑を避けられるかもしれません。

▼郵送対応
お札も授与品も郵送対応可能です。
▼コロナ対策
境内の混雑状況を常時ライブ配信しています。
▼例年の三が日の人出
約250万人が参拝する人気の神社。周辺道路もかなり混みあうようです。

■初詣は日ごろの感謝を伝えよう!決まりよりもお参りする気持ちが大切

初詣は行くべき期間や参拝ルールなどが厳しそうですが、実は厳格な決まりはありません。昨年無事に過ごせたという感謝の気持ちさえあれば、服装も参拝場所も心配しすぎなくて大丈夫です。コロナ対策を万全に、安全に初詣を楽しんでくださいね!

元記事で読む
の記事をもっとみる