友人と10年ぶりに再会！「いい焼き肉屋に連れてって♡」望み通りにするも →「実は」友人の告白に絶句

いくら旧知の友人だからといっても、なんでも頼っていいわけではありませんよね。今回は筆者が知人から聞いた【久しぶりに会った友達の取ったガッカリな行動】をご紹介します。

10年ぶりに会う友人から「どこかいいお店連れていって」と頼まれた私

私は地方都市に住む30代の女性会社員です。ある時、地元の友達・A子が、私の住む街に突然遊びに来ることに。A子に会うのは10年ぶりくらいでした。

久々の再会を楽しんでもらおうと、A子に「どこか行きたいところや、食べたいものはある？」と聞いたところ「美味しい焼肉が食べたい！どこかいいお店連れていって」とのこと。

「美味しいところだと、最低でも一人〇千円はかかっちゃうと思うけど、いい？」と確認すると「全然問題ない」と言うので、予約必須の人気焼肉店に連れて行ったのです。

A子は「おしゃれな焼肉屋さんだね！お肉も美味しい！」とはしゃぎながら店内やお肉の写真をとっていました。

「A子とはすごく久しぶりに会ったから少し緊張したけど、楽しんでくれたみたいで良かった」とホッとした私。しかしまさか、A子があんなことを言い出すとは思いませんでした……。

美味しいお肉とお酒を楽しんだあと、私が「そろそろお会計しようか」と言った途端、A子の態度が変わりました。

A子はなんと、「ごめん、実はね、私お金持ってないんだ」とカミングアウトしてきたのです。
「え、どういうこと！？」状況がわからず動揺する私。

とりあえず事情を聞いてみると、なんとA子は自身の不倫が原因で両親から勘当され、実家から追い出されたそうなのです。

しかも相手男性が取引先の既婚者だったため、勤務していた会社にもいられなくなり、現在無職だということでした。

「所持金はここまで来る交通費で使い切っちゃったから、本当にお金がなくて。しかもこれから相手の奥さんに慰謝料も払わないといけないから、お先真っ暗なの……」と俯くA子。

仕方ないので、焼肉代は私が全額出すことに。それよりも、最初から奢らせる気満々で「美味しい焼肉店」をリクエストしてきたA子の人間性に、ドン引きしてしまいました。

その後A子は図々しくも「家に泊めてほしい」と言ってきましたが、もちろんお断り。その後も何度か「会おう」と連絡がきましたが、断り続けています。

学生の時はもっと常識のある子だったのに、何が彼女を変えてしまったのでしょうか。「長年会っていなかった人に会う時は気をつけた方がいいかもしれない」とトラウマになった出来事でした。

【体験者：30代・女性会社員、回答時期：2024年11月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：Hinano.N
不動産・金融関係のキャリアから、同ジャンルにまつわるエピソードを取材し、執筆するコラムニストに転身。特に様々な背景を持ち、金融投資をする女性の取材を得意としており、またその分野の女性の美容意識にも関心を持ち、日々インタビューを重ね、記事を執筆中。