1. トップ
  2. お仕事
  3. 【紗栄子】美の秘訣を大公開。美容と向き合う理由とは

【紗栄子】美の秘訣を大公開。美容と向き合う理由とは

  • 2025.1.10

年齢はただの数字でしかないけれど、そうだとしてもアラフォーとは思えない美しさで私たちを魅了し続ける紗栄子。年々そのキレイを更新していると撮影スタッフの間でも話題の彼女は、今どんな美容に取り組んでいるの? 裏側にある日々の努力まで、赤裸々に教えてもらいました。

美容に取り組むのは大好きな仕事を続けていくため

紗栄子になりたい
ブラ ¥42,900(Panty Studio/スタニングルアー青山店)、パンツ ¥29,700(イウエン マトフ/ユナイテッドアローズ 麻布台ヒルズウィメンズストア)

紗栄子が美容と向き合う理由

東京と那須での多忙な二拠点生活を送りながらも、コンディションを常に高くキープし続ける紗栄子。心やからだと真摯に向き合い、日々美容に真っ直ぐ取り組むその理由、聞いてみました。

頑張っただけ肌やからだは変わる。そのプロセスは心の健やかさへの最適解

「いつだって肌の状態は完璧」だとヘアメイクアップアーティストに絶賛され、「どんな服も着こなして魅せるポージングができる」とスタイリストを感嘆させる紗栄子。いくつかの肩書を持ち、忙しい毎日を送りながらも、ツヤのある肌としなやかに引き締まったからだをキープするための努力を惜しまない彼女に、なぜそんなにストイックに美容と向き合えるのか、聞いてみました。

「トレーニングやスキンケアを怠けずに頑張ると、からだや肌って確実に変わるんですよね。努力した成果が目にみえると嬉しい。私は、その変化していくプロセスが好きなんだと思います。

でもそれって、心の健康にも繋がっている気がしていて。肌の調子がいいとメイクすることが楽しくなって自然と笑顔になるし、からだを鍛えてボディラインが整うと、シンプルな洋服が素敵に着こなせる。だからどんなに大変だとしても、美容に対する努力を止めようと思うことはないですね」


そんな紗栄子は、今年38歳(見えないけれど!)。

「以前は撮影前、2週間あれば自分の理想の体形へコンディションを整えられていたけど、基礎代謝はどうしても落ちてくるからそれが難しくなってきたのは事実。食生活が乱れたり体調を崩したりすると、元に戻すのに時間がすごくかかるようになりました。だから代謝を上げるために、筋力アップさせるためのトレーニングが必須になったんです。前はできたチートが今はもうできないし、サボっている暇もない(笑)。

でも、肌に関しては年齢相応の年の重ね方をしたいと思えるようになってきたかな。童顔なこともあって、若さに固執していそうに見られることが多いんだけどね。少し前まではTOTOの便器のような、潤いのあるツルンと滑らかな美白肌を目指していたこともありました。でも、さすがにそれは難しいって気づいた(笑)。

シワやハリ不足といったエイジングサインも少し感じるようになってきたけど、笑って横に入るシワに一喜一憂しないで、ヘルシーでいたいなと。笑顔で過ごせている証拠は残していきたいし、むしろ増えてほしいって思っているくらい。ただ、眉間や口まわりに入る縦のシワはちょっと感じが悪いから、それはボトックスとか、美容医療に頼ってもいいのかも。日々のケアとプロの手に頼る部分を、いいバランスで共存させていきたいですね」。

そんな風に笑いジワを受け入れられるのは、きっと基礎的なケアを毎日しっかり行っているという自信があるから。具体的に紗栄子は今、日々どんなケアをしているのだろう?

「今回のオトナスウィートの撮影のために、ここ数カ月は週3、4回パーソナルトレーナーについてもらって、ボディのシルエットを整えるウェイトトレーニングをしています。トレーニングは、その時々で自分のからだが求めているものを組み合わせるようにしているんです。

喘息持ちだから、呼吸が浅くなっているな……と感じるときは、ピラティスでしっかり肺を動かして、深い呼吸を意識しながらからだの柔軟性を高めるほうへシフト。からだの声を聞いて、そのとき必要なことを取り入れることで、ストレスのない状態がキープできてバランスを保てている感じがします。

肌はトラブルが出たらすぐクリニックやエステに飛び込むようにしているけど、何より大事にしているのは日々のスキンケア。どんなに疲れていても毎晩入浴はマスト! 巡りをよくして、その日の汚れはその日のうちにリセットします。たとえ短くても質のよい睡眠をとるために、お湯に浸かることをとっても大切にしています。シャワーだけで済ませることは、絶対にないですね」

ちょっとした不調にすぐ対応できるのは、常に自分自身のからだと向き合い、継続したケアの賜物。

「私ね、毎日を100%全力で生きたいんです。好きなことを仕事にさせてもらっていることもあって、今、ナチュラルに楽しんで働けていることにすごく感謝しているの。だから、体力不足や不調のせいで、日々の歩みを止めるのは絶対に嫌なんです。

体力をつけるために運動をして、タンパク質中心のバランス重視の食事を摂って、腸活を意識して胃腸に余計な負荷をかけないようにする。見た目を美しく保つことはモデルという職業柄もちろん大切だけど、それは健康なからだがベースにあるからこそ成り立つもの。美容に取り組むのは、大好きな仕事を続けていくために必要不可欠なことなんですよね」


最後に、目標にしている人はいるか、尋ねてみた。

「素敵だなって思う生き方の人はたくさんいるけど、私は私でいいやって思ってる。自分の中での理想やベストが分かっているから、それを更新するために日々努力していけたらいいな」

完全に紗栄子にはなれないけれど、軽やかに、そして100%で充実した毎日を過ごすために、彼女が取り組む美容ゴトからそのヒントをもらって、キレイへの扉を開いてみませんか?


撮影スタッフに聞く紗栄子の美しさとは?

紗栄子と仕事を共にするプロフェッショナルたちに、彼女の美しさについてインタビュー。誰もが口を揃えて語った、内側から溢れるその魅力がココに。

undefined
SWEET WEB.JP

ハングリー精神
言葉はただ強そうに見えますが、僕にとっては最高の賛辞。春にオーストラリアロケをご一緒したとき、最終日に撮影した数千枚の写真を、深夜まで彼女は1枚残さず全てチェックしていました。いいものを読者に届けようと、こんなにも貪欲にモノ作りに向き合える人はすごい。その情熱が、容姿にも表れていると感じます。(フォトグラファー 三瓶康友さん)

生き様が、その姿に現れているとこと
生きていたら色んなことがあるけれど、撮影のときにはそれを微塵も感じさせなくて、崩れない芯の強さのようなものに毎回驚かされます。生き様がいい感じに滲み出ている、“キレイな人”という言葉では片づけられない、惹きつけられる魅力があります。(ヘア&メイクアップアーティスト 笹本恭平さん)

何事にも全力でチャレンジするエネルギー
小柄で天才的に可愛いビジュアルなのに、実際会うとものすごいエネルギーを感じる人。女として、ママとして、モデルとして、社長として、いつだってパワフルでかっこいい!(エディター 飯島伊知子さん)

いつ会ってもワクワクさせてくれるひと
肌がツヤツヤで、ボディも完璧。でもそれ以上に、彼女が経験した色んなことがビジュアルに表れているのか、見ていてなんかワクワクさせてくれるんです。だから目が離せない!(スタイリスト 伊東牧子さん)

Heart ハート♡
造形美はヘアメイクで作れるけれど、紗栄子さんの美しさは愛情からくるもの。私に対しても、誰に対しても愛に溢れていて、特別な存在だと思っています。(ヘア&メイクアップアーティスト 高垣賢司さん)

ストイックに継続する意志の強さ
美容に限った話じゃないのですが、紗栄子嬢のすごいところは、意志の強さとそれを実現するための努力、そして継続するストイックさ。変な言い方だけど、彼女が一番「(理想の)紗栄子になりたい!」と思って、日々努力を積み重ねているんじゃないかな。なので、本企画を参考にコツコツと紗栄子メソッドを実践し続ければ、我々もきっと紗栄子になれるはず(と信じたい)。(本誌編集長 渡辺佳代子)

可愛い見た目と仕事に向かう一途な姿勢とのギャップ
ひとつひとつの仕事に対して、心の底から全力で向かうし一生懸命。撮影に向けての努力を惜しまず気持ちを込めて取り組んでくれる、その意気込みに毎回痺れます。可愛らしい見た目とは裏腹に、仕事に対する真面目な姿勢はとてもかっこいい。尊敬しています。(スタイリスト 中野ゆりかさん)

同居する正義感とお茶目さ
紗栄子さんは、正義を貫く人。正直で、かっこいい。でも、ちゃんと甘えてくれるお茶目さがある。そんな二面性がとても可愛くて、唯一無二だなって思います。(スタイリスト 木津明子さん)


からだを鍛えるのも、肌のお手入れも毎日を100%で生きるために必要な努力

undefined
レースビスチェ ¥143,000(N21/IZA)

photo : YASUHISA KIKUCHI[vale.]
styling : AKIKO KIZU
hair & make-up : KENJI TAKAGAKI[SHIMA]
illust : ASAMI HATTORI
model : SAEKO
edit : HIROKA AMANO
web edit : KIMIE WACHI[sweet web]

※記事の内容はsweet12月号増刊 otona SWEETのものになります。
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください。

元記事で読む
の記事をもっとみる