不倫夫との離婚後に相手の旦那さんの家を訪問「あの、実は私…」突然の言葉を聞いた旦那さんの反応は… <不倫ママ友の末路>

ナツキさんは、幼稚園に通う息子のアキトと、夫のハルキとの3人家族。ママ友のミクさんは、同じ幼稚園に息子のタクくんを通わせていて息子同士も仲良しです。しかし最近は仕事の忙しさを理由に、タクくんの幼稚園のお迎えとその後の預かりを頼まれることが多くなり、負担を感じるようになったナツキさん。そのことを夫に愚痴っても、共感するどころか協力するように促される始末。なぜなら、夫はナツキさんに隠れてミクさんと不倫をしていたから……。息子の誕生日にすら、夫はナツキさんとの息子の誕生日祝いの外食をキャンセルし、ミクさんと不倫デートをしていました。なにも知らないナツキさんでしたが、寝室でうっかりスマホを落として拾おうとしたことをきっかけに、ミクさんのイヤリングを見つけてしまいます。夫とミクさんの関係を疑ったナツキさんは、夫のスマホを確認。すると、スマホには、2人が「黒」だと確信するのに十分な証拠が揃っていました。ショックよりも怒りの感情が大きくなったナツキさんは、反撃を決意！ミクさんの夫と不倫現場に乗り込んだところ、まさか不倫がバレているとは思っていなかった2人は顔面蒼白……。混乱している夫に、ナツキさんが不倫現場を特定した方法を告げると、夫はもう言い逃れできないと悟ったようで謝ってきたのですが、ナツキさんが言った「最低のクズ野郎」という言葉に逆ギレし、ナツキさんの腕を掴んだのです。そのとき、ミクさんの夫がすかさず間に入って制止してくれたのでした。ミクさんは夫にやり直したい、あなたが好きだと号泣しながら謝りますが、夫が聞き入れることはなくその場は解散。修羅場が終わり、それぞれに待っていた結末は……。

この不倫が原因で、ナツキさんは夫と離婚。ミクさんも実家へ帰り、子どもとは会えない日々。ほんの出来心から始まった不倫によって、夫とミクさんはいろいろなものを失いました。

すべて終わった、その後…

裁判が終わりひと段落ついたことを機に、ナツキさんはミクさんの夫のリクさんの家を訪ねます。そして、実は息子とともに実家の近くへ引っ越すことにしたのだと、一緒に修羅場を乗り越えたリクさんに報告。

リクさんから「お互い大変ですけど、子どもだけはしあわせにしましょうね」と声をかけられ「はい」と笑顔で答えたナツキさん。その表情は、すべて吹っ切れたように明るく見えたのでした。

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裁判が終わり、ナツキさんは新しい場所でスタートを切ることを決めたようですね。つらい経験をしたぶん、これからは子どもと一緒に楽しい思い出をたくさん作ってほしいです。子どもはもちろん、ナツキさんも幸せに満ちた人生を歩めますように。

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著者：マンガ家・イラストレーター ぽん子

ベビーカレンダー編集部