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「主婦は子どもと昼寝できて羨ましいわ(笑)」見下す夫と、主婦業を3日間交換した結果

  • 2025.1.2

育児に非協力的な夫は、その苦労も知らず、妻に対し「子供と昼寝できて羨ましい」なんて発言ばかり。妻は「それなら3日間、交換生活してみる?」と持ちかけてみることに。その結果は……?

画像: 「主婦は子どもと昼寝できて羨ましいわ(笑)」見下す夫と、主婦業を3日間交換した結果──!?

子育てと家事の両立を甘く見すぎ

友人Rに聞いた話です。Rはイヤイヤ期の子育てに奮闘しながら、必死に家庭を守ってきました。
しかし夫はRの頑張りを軽視して、「主婦は楽でいいよな。子供と昼寝できて羨ましいよ」など、子育てを甘くみる発言ばかり。
Rは内心イラッとしたものの、即座に言い返す気力もないほどに疲労していたのでスルー。
しかし、夫の心無い発言が重なるにつれ増していくストレス。そしてある日、ついにRは限界を迎えたのです。

やれるもんならやってみてよ!

Rは夫を睨みつけ、「そんなに楽だと思うなら、今度の3連休に家事と育児をやってみる? その代わり、私は単発バイトに入るから」と提案しました。

「そんなの楽勝だよ」と自信たっぷりの夫に、Rは冷ややかな眼差しで「じゃあ決まり。あ、家にお義母さんを呼ぶのは無しね!」と釘を刺します。そして実際に交換生活が始まると、現実は夫の想像以上に過酷なものだったようです。

家事タスクに追われる夫

交換生活の初日、Rは細かいタスクを書いたマニュアルを夫に渡し、「子供とお昼寝、楽しみね!」と言い放って仕事に向かいました。余裕ぶっていた夫はマニュアルを見て唖然。朝食の準備から児童館、洗濯、掃除、買い物と続くタスクの多さに圧倒され、休む暇もなく時間が過ぎていきました。

必死に家事を行っている最中にも、息子が癇癪を起こしたり、突然のおもらしがあったり。予期せぬ出来事が次々に起こり、夫はぐったりと疲れ果てました。

大変さを知った夫は反省し、、、

2日目には、「こんなに大変だったのか……」と、夫がポロッと本音をこぼしました。
その日は特に大変だったのです。息子がドアに指を挟んでしまい号泣。念のため急いで病院へ連れて行くことに。長い待ち時間を終え、ようやく帰宅すると、目の前には散らかった部屋。その掃除に追われていると、再び泣き出す息子……。気がつけばもう夕方です。
ようやくRの苦労を理解した夫は、家で過ごす時間が「楽」どころか、これじゃ仕事と同じ……。いや、それ以上に大変なことに気づきました。

ねぎらいの言葉に救われるR

3日間の交換生活が終わると、夫はRに「本当にごめん、俺が間違っていた。ママってすごいんだな」と謝ってきました。そして「これからはもっと手伝うよ」と約束してくれたのです。その言葉でRは胸がいっぱいになり、今までの苦労が報われた気がしました。

それ以来、夫は積極的に家事や育児を手伝い、どんな些細なことでも「ありがとう」と感謝の言葉を口にするようになりました。
息子も父親の変化に気づいたようで、以前よりパパっ子になったそうです。

【体験者:30代・主婦、回答時期:2024年2月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:N.tamayura
長年勤めたブラック企業を退職し、書くことを仕事にするためライターに転職。在職中に人間関係の脆さを感じた経験から、同世代に向けて生き方のヒントになるような情報を発信すべく、日々リサーチを続けている。

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