1. トップ
  2. “師弟”&“宿敵”との絆『室町無頼』2バージョンのビジュアル&特別映像が公開

“師弟”&“宿敵”との絆『室町無頼』2バージョンのビジュアル&特別映像が公開

  • 2025.1.2

垣根涼介の同名小説を大泉洋主演で実写映画化した『室町無頼』(1月17日公開)。本作より新ビジュアルと特別映像が到着した。

【写真を見る】兵衛の腐れ縁の悪友であり最大の敵、道賢とのビジュアル

【写真を見る】兵衛の腐れ縁の悪友であり最大の敵、道賢とのビジュアル [c] 2016 垣根涼介/新潮社 [c]2025「室町無頼」製作委員会
【写真を見る】兵衛の腐れ縁の悪友であり最大の敵、道賢とのビジュアル [c] 2016 垣根涼介/新潮社 [c]2025「室町無頼」製作委員会

日本史上、初めて武士階級として一揆を起こした男と、彼の元に結集した「アウトロー=無頼」たちの知られざる闘いをドラマチックに描く本作。主演を務める大泉洋が、己の腕と才覚だけで混沌の世を泳ぎ、密かに倒幕と世直しの野望を抱く無頼漢で剣の達人、「歴史書にただ一度名を残す男」主人公、蓮田兵衛を演じる。兵衛に拾われ、身も心も成長する才蔵役に長尾謙杜、その才蔵に棒術を教え込む老師に柄本明、民を虐げ、贅沢にふける有力大名、名和好臣には北村一輝、高級遊女にして、男たちの間を漂う絶世の美女、芳王子役に松本若菜。そして、堤真一が300人もの荒くれ者を抱え、幕府から京の治安維持と取り締まりを任される悪党一味の首領、骨皮道賢に扮する。

原作は昨年、「極楽征夷大将軍」で直木賞を受賞した垣根涼介の同名小説「室町無頼」。監督を務めるのは『22年目の告白―私が殺人犯ですー』(17)や『映画 ネメシス 黄金螺旋の謎』(23)、『あんのこと』(24)など、濃密な人間ドラマをエンタメに昇華させてきた入江悠。憧れだったという京都で撮影に飛び込み、伝統ある京都撮影所の職人たちと共に、新時代の本格アクション時代劇を完成させた。

新年を迎えいよいよ公開を間近に控えた本日、兵衛と才蔵の関係性を表す“師弟の絆”と兵衛と道賢の関係性を表す“宿敵の絆”、2バージョンの新ビジュアルと2つの特別映像が解禁。

“師弟の絆”バージョンは本作の主人公、兵衛と、弟子となる才蔵をフィーチャー。特別映像では才蔵を演じた長尾がナレーションも務めている。没落した武士の家に生まれ、生きていくために暴利を貪る金貸しの用心棒をしていた才蔵が兵衛と出会い、最初は反発するものの、“誰よりも強く、優しい”兵衛に尊敬の念を抱き、命を懸けても兵衛を守るために厳しい修行に挑む姿が映しだされる。人生に絶望し、自暴自棄だった才蔵が、修行を経て逞しく成長した表情に胸が熱くなる映像となっている。ビジュアルは大空を背景に、天下の未来を見据えているかのような2人が印象的だ。

もう一つの“宿敵の絆”バージョンは、兵衛の腐れ縁の悪友であり、最大の敵として立ちはだかる骨皮道賢との関係がテーマとなっており、“悪友”として酒を酌み交わす兵衛と道賢、そして“宿敵”として睨み合う2人が並んだ、まさに生涯の好敵手同士を表したビジュアルとなっている。特別映像では、兵衛とともに、歴史に名を残す実在の人物である骨皮道賢が、いかに兵衛と道を違え、日本の歴史を変える運命の戦いの中で対立していくのかを鮮烈に描きだしている。「2人は志を共にした友だった。だが、選んだ道が違った」という言葉が示す通り、一揆の頭目と幕府の洛中警護役、混沌の世をそれぞれの立場で生き抜こうとする2人の関係性が伝わってくる映像となっている。

勝率ゼロを覆す「無頼」たちの知られざる命懸けの戦いの行方を、ぜひ劇場で見届けてほしい!

文/サンクレイオ翼

元記事で読む
の記事をもっとみる