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【佐々木希インタビュー】自分の軸を見失わないために心がけていることとは?

  • 2025.1.2

2025年の2月8日に誕生日を迎え37歳になる俳優の佐々木希さん。30代という“時間の感じ方”をお伺いしました。

自分自身で選択できる30代を今、楽しんでる

30代を半ばまで過ごし、佐々木さんは30代という時間をどのように感じているのだろう。

「30代すごく楽しいです。20代の時は、とにかくガムシャラに仕事をして、日々、自分のことを考えるというより、目の前にある仕事をこなすのに精一杯で余裕がなかったんです。一つ一つのお仕事に一生懸命に取り組んで、それはそれで充実していましたが。30代になってからは、経験が増えた分、やりたいことを自分で選択していいんだと思うようになりました。ですが、やりたくないことにも取り組んだほうがいいことも経験としてわかったので、たまにこの仕事は自分的には少し大変そうだなと思っても、あえて挑戦してみたりして。そうやって、自分で選択できる30代を今、思い切り楽しんでいます」

YouTubeチャンネル「佐々木希(仮)」も楽しんでいます

やってみようと思い立って7月から始めたYouTubeチャンネル「佐々木希(仮)」も好評。故郷、秋田への帰省や旅、料理、ファッション、一人ラーメンなど幅広いテーマで、佐々木さんの飾らない人柄が伝わる数々の動画が人気となっている。

「(仮)を早くどうにかしないとな、と思いつつそのままで(笑)。なんとなくやってみようという勢いで始めたのと、まだ慣れていませんが、私自身、楽しんでやらせてもらっています。視聴者のみなさんからいただくコメントが温かくて優しくて、いつも頑張ろうと思えます。本当にありがたいです」

自分の軸を見失わないため【意見を聞いて立ち止まること】と【旅】は欠かせない

仕事に育児に忙しい日々を送る佐々木さん。慌ただしくなるとつい流されがちになるけど、佐々木さんが自分の軸を見失わないために心がけていることとは。

「マネージャーさんをはじめ周囲の人たちが私のことを客観的に見てアドバイスもくれるので、意見をちゃんと聞き入れて、立ち止まることを意識しています。あと、旅ですね。私自身、旅が大好きなので、全国のいろんなところに足を運んで、その土地の方々と交流したり、自然を満喫してリフレッシュしたりしています。旅をするなかで、改めて自分自身の軸を実感できます。InRedのお仕事で行かせてもらったバンコクの旅(2024年12月号掲載)も、現地の食やファッションを満喫できて、とても楽しかったです」

佐々木さんの軸となっている旅は、子どもたちの存在も欠かせなくなっている。

「子どもたちとの旅は、最高に楽しいですね。自然のなかで楽しめるアクティビティなど、季節の行事を積極的に取り入れるように意識しています。京都にタケノコを掘りに行ったり、それぞれの土地で取ったものをそこでいただいて、子どもたちには食べ物の大切さも感じてほしいと思っています」

PROFILE
ささきのぞみ。1988年生まれ、秋田県出身。2006年芸能界デビュー。以降、モデル・俳優として活躍。主な出演作は、ドラマ「やんごとなき一族」、映画『レッド・シューズ』、ドラマ「アイのない恋人たち」などがある。また、自身がプロデュースを行うワンマイルウエア「iNtimité(アンティミテ)」も大好評。

Model=Nozomi Sasaki
Photograph=YUJI TAKEUCHI(BALLPARK)
Styling=Keiko Miyazawa(WHITNEY)
Hair & Make-up=Ai Inuki
Interview & Text=Miku Sugishima

※InRed2025年1月・2月合併号より。情報は雑誌掲載時のものになります。
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