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「桃太郎さんおともさせてください」ねこばかりついてくる理由は?【桃太郎とねこ】/にゃんと!ねこむかしばなし③

  • 2025.1.2

『にゃんと!ねこむかしばなし』(ぱんだにあ/KADOKAWA)第3回【全15回】もしも、ねこがあの物語に登場したら? むかしむかしあるところに――。ねこと暮らしたい人魚姫にねこのおともを引き連れる桃太郎、ねこが大好きなかぐや姫…。誰もが知っている物語の人たちは、実はみんなねこが大好きだった!? 素敵な童話たちにかわいらしさ、ふてぶてしさ、愛くるしさすべてを兼ね備えたねこが加わり、物語は新たな展開に!? かわいらしいねこたちに癒され思わず笑顔になる『にゃんと!ねこむかしばなし』をお楽しみください!

元となったむかしばなし 桃太郎

むかしむかしあるところに、おじいさんとおばあさんがいました。 おばあさんが川へ洗濯しに行ったところ、川上から大きな桃が流れてきました。 家に持ち帰って桃を割ったところ、中から男の子が出てきました。 男の子は桃太郎と名付けられ、すくすくと育ちます。大きくなり、正義感の強い桃太郎は人々を困らせている鬼をこらしめようと鬼退治に出かけます。 おばあさんにもらったきび団子と引き換えに犬・猿・雉を仲間にした桃太郎は鬼ヶ島に到着しました。 鬼を退治した桃太郎は鬼ヶ島にあった財宝を集め、村へと持ち帰ったのでした。

元となったむかしばなし ききみみずきん

昔、あるところに心優しいおじいさんがいました。おじいさんは山作業の最中に困っていた狐を助けます。狐はそのお礼にいろんなものの声が聞こえる頭巾を渡しました。今までと違い、昼間は動物たちの会話を聞き、夜は虫たちの歌声に耳を澄ませることで毎日が楽しくなっていました。そんなある日、カラスたちの噂話でお殿様の娘が病気を患ってまったく治らないと耳にします。 おじいさんはお城へ向かって調査していると、立派な木の根の上に蔵を立ててしまっているため、その木の恨みが原因であるとわかりました。お殿様が半信半疑で蔵をどけてみると娘はすぐに良くなります。 おじいさんはお礼として多くのお宝を受け取り、幸せに暮らしました。

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