1. トップ
  2. 恋愛
  3. 姑から「不妊の嫁」と呼ばれ、夜の生活まで監視される生活。想像を絶する嫁姑問題を描いた作品4選

姑から「不妊の嫁」と呼ばれ、夜の生活まで監視される生活。想像を絶する嫁姑問題を描いた作品4選

  • 2025.1.1

結婚によって得られるものは、何も幸せなことばかりではない。いつの時代も姑が嫁をいびる、いわゆる「嫁姑問題」は存在するもので、そのドロ沼をリアルに描いた漫画も山ほどある。そこで本稿では、嫁姑問題をテーマにした珠玉の4作品をご紹介。「不妊の嫁」といびり倒す姑、夫の浮気をけしかける姑、不当な扱いに耐えかねて反撃に出る嫁など、想像を絶する嫁姑の戦いがあなたを待っている。

まとめ記事の目次

●長男の嫁ってなんなの?

●旦那の浮気を仕掛けた黒幕は姑でした

●美魔女の義母がつらく当たるので破滅させました

●母親だから当たり前? フツウの母親ってなんですか

長男の嫁ってなんなの?

結婚直後、姑からありとあらゆるプレッシャーをかけられ、ストレスフルな生活を送っている人は少なくないはず。中でもいたたまれないのが、「孫の顔を早く見たい」という“孫プレッシャー”だろう。『長男の嫁ってなんなの?』の主人公である立花つくしもそのひとり。長らく子どもができなかったせいで、姑やご近所さんから「不妊の嫁」などと呼ばれていた。

つくしは夫と結婚してから早4年半が経つものの、子どもがなかなかできない。姑からは新婚の時から嫌味を言われ続けており、顔を合わせるたびに「孫はまだなの?」「いつになったら出来るのかしらね」などと“孫”の催促。その行動は徐々にエスカレートしていき、しまいには病院の記録から夜の生活まで監視するようになる。

たのみの夫は姑に逆らえず、誰にも頼れない状況にあるつくし。それでもなんとか問題と向き合おうとする姿には、同じ境遇にある人もそうでない人もきっと勇気をもらえるに違いない。果たしてつくしは無事に子どもを授かり、姑との関係を修復できるのか。ぜひ物語の行く末を見届けてみてほしい。

旦那の浮気を仕掛けた黒幕は姑でした

『旦那の浮気を仕掛けた黒幕は姑でした』で描かれているのは、姑が夫の浮気を仕掛けるドロドロの嫁姑バトル。『旦那の浮気相手とLINE友達になってみた』でも知られるインスタグラマーのハッチ氏原作の漫画作品第2弾で、ラストには浮気夫はもちろんのこと、姑もしっかり制裁されるスカッとした結末が待ち受けている。そんなドラマのような展開が完全なるフィクションではなく、“実話”ベースであるというから驚きだ。

著者の親友・マミさんの実体験を基に描かれた同作は、主人公が大地主のひとり息子・西園寺タカと出会い、結婚するところから物語が展開される。幸せな結婚生活も束の間、数カ月も経つと徐々にタカの本性が明らかに。彼はベーコンエッグがちょっと焦げているだけで「作り直せよ」「料理まずすぎっ!!」と心の中で文句を言うような男で、おまけに重度のマザコン。マミのことをないがしろにするばかりか、平気で浮気に走るゲス野郎だった。

しかも後にタカの浮気相手は、姑が勧めた“元カノ”だったことが判明。つまり姑こそ浮気を仕掛けた黒幕であり、姑の性格もまた最悪オブ最悪だった。夫には裏切られ、姑からはいびられ、最悪の結婚となってしまったマミ。ふつふつと込み上げてくる怒りが彼女を復讐へと駆り立て、ここからサレ妻vs.シタ夫&姑のドロ沼バトルが幕を開ける。果たしてマミはいかにして姑たちを地獄へ突き落とすのか、爽快なラストは見逃せない。

美魔女の義母がつらく当たるので破滅させました

スカッとするラストでいえば、『美魔女の義母がつらく当たるので破滅させました』も爽快な結末で終わる作品だ。物語の主人公は、大手広告代理店で働く神崎真奈美。社内恋愛のすえ、夫の拓哉と結婚し、現在は産休中の身。彼の母親、真奈美にとっては義母にあたる紀子は、若々しく美しい見た目であるものの、性格がねじ曲がっていた。

ささいなことがきっかけで敵視されてしまった真奈美は、事あるごとにいびられるようになる。たのみの綱の夫は義母の言いなりで、まるで真奈美の意見に耳を貸そうとしない。やがてふたりの間に愛する娘が産まれるものの、幼い娘までも非道な扱いを受けてしまう。しまいには不義の子とまで疑われる始末で、我慢の限界に達した真奈美はついに反撃に出る。

ただやられるばかりではない、義母のいびりに立ち向かっていく彼女の姿には、多くの人が応援したくなるだろう。そしてラストにはとんでもないどんでん返しが起こり、心からスカッとする結末で物語は終了する。一体どのようにして義母は破滅するのか、カタルシス溢れるラストにぜひ注目してみてほしい。

母親だから当たり前? フツウの母親ってなんですか

ひと昔前までは「男は仕事、女は家庭」という考え方が当たり前の世の中だった。男女平等を謳う昨今では時代錯誤ともいえそうだが、なんだかんだで「男だから」「女だから」という風潮はまだ根強く残っているような気がする。

『母親だから当たり前? フツウの母親ってなんですか』に登場する主人公・あかりは、あまり家事が得意ではない専業主婦。そんな彼女にモヤモヤを募らせていた義母は、次第に度の過ぎたお節介を焼くようになる。意図せずして「母親でしょ?」「もっとしっかりしたらどうなの?」という目に見えない圧力をかけていき、あかりを苦しめていくのだ。

そんな中、夫の平太が大事なプロジェクトを前に倒れてしまう。原因は、出世のかかった仕事による多大なストレス。頭はボーッとして疲れていても眠れず、食欲もない。それでも何とか家族のために頑張ってきたのだが、とうとう限界に達してしまった。これを機に、家庭崩壊の危機を迎えるあかり。果たしてこの後どうなってしまうのか、気になる人はぜひ漫画本編をチェックしてみよう。 読めばきっと「嫁姑問題」に向き合い、立ち向かう主人公たちの姿に共感し、勇気をもらえるだろう。

文=ハララ書房

元記事で読む
の記事をもっとみる