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新米ドッグトレーナーの成長物語。アイドルすぎるプードルとの癒しの日々。個性豊かな行動に笑顔し、深い絆に涙する! 犬漫画5選

  • 2025.1.1

犬をテーマにした漫画には、人懐こく個性豊かな犬たちが登場する。愛らしい姿は読者に癒しを与え、犬と暮らすことの素晴らしさを再発見させてくれる。またどの作品にも、犬と人間の交流や強い絆が描かれているので心が温まること間違いなしだ。

笑いと癒し、そして感動が詰まった犬漫画。癒しを求める日々の合間に、犬の魅力に浸ってみてはいかがだろうか。

まとめ記事の目次

●DOG SIGNAL

●世界の終わりに柴犬と

●うちのトイプーがアイドルすぎる。

●ドベとノラ 犬がくれた優しい世界

●ドヤ顔柴犬どんぐり

DOG SIGNAL

人間と犬は言葉が通じなくとも、コミュニケーションを通して心を通じ合わせることができる。『DOG SIGNAL』は、ドッグトレーナーの世界を描いたヒューマンストーリー。犬と人間との絆や、ドッグトレーニングを通じた学びが描かれている。2023年にアニメ化も実現し、多くの犬好きに愛されている作品だ。

元カノから押し付けられた犬の世話に困っていた主人公・佐村未祐。彼は凄腕ドッグトレーナー・丹羽眞一郎との出会いをきっかけに、ドッグトレーニングの世界に足を踏み入れる。新米ドッグトレーナーとして働く彼のもとには、犬種も年齢も様々な犬とその飼い主たちが訪れる。数々の出会いを通じて未祐は少しずつ成長し、犬と暮らす幸せを知っていく。

本作では犬を飼うことの楽しさだけでなく、苦労や悩みにも正面から向き合っていく。犬との生活の困りごとを解決するヒントもちりばめられており、犬を飼う人にとっては非常に役立つ情報が満載。犬を愛する全ての人に、必読の一冊だろう。ぜひ犬との生活のリアルを体験してみてほしい。

世界の終わりに柴犬と

終末世界を舞台にした、愛犬と女子高生の物語『世界の終わりに柴犬と』。文明が崩壊し無人となった世界での、犬と人間の絆を4コマ漫画で描いた作品だ。シュールさにクスッとしつつも、じんわり心に染み入る作品だ。

世界に唯一生き残ったのはクールな女子高生「ご主人」と、彼女を支える賢く哲学的な柴犬「ハルさん」。ふたりは終末世界を旅しながら、不思議で心温まる日々を紡いでいく。旅の途中で繰り広げられる、地球外生命体など様々な生物との出会いや会話が毎回面白い。また、廃墟となった世界の寂寥感と、ふたりのユーモラスな掛け合いが絶妙なコントラストを生み出しており、ページをめくる手が止まらない。

物語の中では終末前のご主人の様子も描かれ、ふたりの間にある深い愛情が感じられる。世界が終わっても、愛犬が共にいてくれればきっと幸せ。そんなふたりの揺るがない絆は、犬好きの心を癒し愛犬への想いを深めてくれるだろう。ページを閉じたあとに、きっと側にいる愛犬を抱きしめたくなる。

うちのトイプーがアイドルすぎる。

犬は、その愛らしい表情で時に動物嫌いな人間をも虜にしてしまう。『うちのトイプーがアイドルすぎる。』は動物嫌いだった作者の価値観が、家族の提案から迎えた犬の可愛さで一変していく話だ。

動物が苦手な作者だったが、妹の要望でトイプードル・クーさんを飼うことに。当初は嫌悪感を丸出しにし、クーさんとも仲が悪かった作者。だが表情豊かで興味深い行動をする犬と暮らすうちに、その気持ちも変化していく。クーさんは妹を励ます兄貴肌でありながら、母親には甘える一面を持つマイペースな性格。また車に乗る前に車を自力で動かそうとするなど、時に予測不能な行動も面白い。いつでも驚きと愛らしさに満ちている、愛犬と暮らす楽しさが存分に描かれている。

作者の目線を通じて描かれるクーさんの多彩な表情や感情の機微は、読者を癒してくれる。人間らしい温かみとユーモアが織り交ぜられた本作は、犬好きにはもちろん、犬と触れ合った経験のない人にとっても魅力的な一冊だ。愛情たっぷりな生活に、たくさんの笑顔をもらえるだろう。

ドベとノラ 犬がくれた優しい世界

保護犬との温かな日々を描いたエッセイ漫画『ドベとノラ 犬がくれた優しい世界』。犬を亡くした経験や、新たな犬をお迎えするまでの経緯も丁寧に描かれており、犬を飼ったことがある人ならきっと心を掴まれるはずだ。

引きこもり状態だった作者は、人懐っこく愛らしいドーベルマン・ドベを飼い始めるが、ドベは病気により5歳で亡くなってしまう。深い悲しみと喪失感の中、ドベに似た保護犬・ノラとの出会いが作者の生活に光を灯す。クールな性格のノラが心を開くまでは一筋縄ではいかなかったが、試行錯誤を重ねる中で2人は少しずつ絆を深めていく。

保護犬・猫との関わりも多数描かれ、行き場のない野良犬・茶々との心温まるエピソードや別れの切なさが胸を打つ。その他にも、お友達の犬猫や作者の庭で発見された4匹の赤ちゃん野良猫など、多くの犬猫が登場する本作。優しいタッチで表現される個性豊かな犬猫たちや、彼らを見守る作者の愛情が、読者を癒し時に涙させるだろう。動物を飼ったことがない人も、ページをめくれば犬や動物と暮らす生活の魅力を感じるはずだ。

ドヤ顔柴犬どんぐり

古くから日本で愛されてきた犬種である柴犬は、くるんとした尻尾やふわふわの毛並みが魅力的だ。『ドヤ顔柴犬どんぐり』は、柴犬との日常を描いた日々の疲れを癒してくれる作品。家族総出で愛情たっぷりにお世話される柴犬の、自信満々な「ドヤ顔」の虜になってしまう。

どんぐりは、少しおバカで愛嬌たっぷりの柴犬。どんぐりの行動はユニークなものばかりで、読んでいて思わず笑顔になってしまう。例えば大好きなお散歩中には、木の実的なものが落ちているとボディプレスで潰したり、散歩途中の無人販売所で買った大根の葉っぱだけを貪りながら歩いたり、と予想外の行動ばかり。子犬時代には低い声で「あわわ」と泣いていたらしく、想像するだけで笑みがこぼれてしまう。

どんぐりを「褒めて育てる」を基本方針にしているという一家。大げさなくらい褒められたどんぐりが、得意げな表情を見せる姿は愛犬家にはたまらないポイントだろう。自分がどれほど愛されているかを最大限に理解しながら、日々を楽しそうに過ごすどんぐり。柴犬好きの方はもちろん、柴犬の魅力を知らない人にもぜひ手に取ってほしい作品だ。

人懐こく可愛い犬たちを溺愛する飼い主たちの、愛情たっぷりの毎日。癒されたい時、ぜひ犬と人間の絆を描いた作品を手に取ってみてほしい。

文=ネゴト / fumi

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