岡本翔子の星占い 【獅子座】1月の運勢 「自然のペースに合わせよう」

獅子座

7月23日～8月22日生まれ

Adopt the pace of nature; her secret is patience.
「自然のペースに合わせよう。自然の秘密は忍耐だ」

獅子座は日常生活が華やぐお楽しみを求めてしまう星座です。しかし1月の運気は仕事中心の星回りで、なんとなく地味な日々が続きます。11月以降、獅子座を奮い立たせていた火星も獅子座から去ります。頑張りすぎなくてもよい、と自分に言い聞かせたい年の始まりです。

このメッセージは19世紀に活躍したアメリカの思想家、作家、詩人のラルフ・ワルド・エマーソンが残した言葉です。今現在の心と体に無理のないペースで、毎日を過ごしたいものです。

仕事では注意深さや真面目さが要求されます。一つ一つの作業の細部に気を配り、時間はかかってもいいから完璧に仕上げることを自分に課す。ジグソーパズルのピースを埋めるように仕事に臨めば、必ずよい結果が得られます。

“自然のペースに合わせる”には、自分の体の欲求にも敏感でいなければなりません。1月の隠れテーマは、健康に気を配ることです。基礎体力をつけることを目的に、筋トレやピラティスなどにも取り組んで。

トレーニングを3週間も続ければ、体が変わるのを実感できるし、疲れにくくなるとメンタルにもよい変化があります。

下旬以降、人間関係に変化あり

1月下旬から月末にかけて、人間関係にも変化があります。

気がつくと疎遠になっている友人もいます。これは人間関係の新しいステージが始まることを予見しています。本当に縁がある人とはいずれまた出会えると信じて、この変化をポジティブに受け止めましょう。

月が導くあなたのターニングポイント

月が天の獅子座を運行するのは1月14日（火）夕方～1月17日（金）未明まで。目的を持って何かを達成したい、人生の方向づけをしたいと願うのなら、この期間中に小さなアクションを。また会いたい人に連絡を入れる、自分にちょっとしたご褒美をあげるのにもよい日です。さっそくスケジュール帳のその日づけに印をつけて、夜空で輝く月を味方につけてください。

岡本翔子（おかもと しょうこ）

心理占星学研究家。英国占星学協会会員で、日本における心理占星学のパイオニア。占星術や月に関する著書・翻訳多数。

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文＝岡本翔子
イラストレーション＝INEMOUSE