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仕事復帰したい妻、育児丸投げ夫に怒り爆発「もう少し協力して!」すると夫が…意外な言葉にハッとした

  • 2025.1.5

フランスで4歳と2歳の男の子を育てている私。この5年間、移住・出産・育児で専業主婦をしていますが、そろそろ仕事がしたいと考えています。子どもたちの預け先や就職探しなど身の回りの準備に忙しい私に比べ、夫はマイペースに自分のことだけに集中している様子。そんな夫の態度に私はブチ切れたのですが、同時にとても大切なことに気づいたのです。

働きたいけど、預け先を探すのに苦戦

長男が幼稚園に通い始めて1年が過ぎ、次男が一時保育を利用するようになってから自分の時間が増え、私は「家から出て働きたい」という気持ちが出てきました。

しかし、保育園は見つからず、ベビーシッターの手配に四苦八苦する私……。独身のときの仕事探しとは違い、子どもの預け先から決めないといけない状況に戸惑いました。

変わらない夫に怒りの感情が芽生えて…

そんな中、私の就職に賛成してくれた夫の帰宅時間は、いつも子どもたちの世話が終わる20時前後。しかも、仕事が終わっても屋外の手入ればかりで、育児を手伝ってくれる様子はまったくありません。

当たり前のように子どもの世話を100%私に任せる夫の態度を見て、「私が働いたらもう少し育児協力してよね! あなたはいいよ? 子どもの行き先やスケジュールなんて気にせず仕事に行けるんだから」と私はブチギレたのです。

夫の言葉を聞いてハッとして…

すると夫は、「もちろん子どもの送迎や身の回りの世話は、もちろんできるときはするよ。ただ何も決まってないのに、そのときの状況にならないと話し合えないよ」と言いました。

私は、夫が私の就職後も今のように自分自身だけのことに集中していられると考えているのではないかと思い、腹を立てていたのです。

育児に加えて子どもたちの預け先の手配でストレスが溜まり、自分だけが育児をしていると感じていた私。しかし、夫にもっと助けを求めればいいと改めて気づき、「育児をひとりで抱え込まないで助けてもらおう」と考えるようにしたら気持ちが少しラクになりました。息子たちは夫婦2人の子ども、一緒に協力していこうと思います。

著者:岩見エリ/30代女性・主婦。2人の男児の母。看護師歴12年、フランスで出産し子育て中。

作画:まっふ

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています


監修者・著者:助産師 松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

ベビーカレンダー編集部/キッズライフ取材班

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