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大草直子さんが「10年先まで使える」と薦める名品時計とジュエリー

  • 2025.1.1

1月の『人気スタイリスト・大草直子さんがリアルに一押しするアイテム』をご紹介します!

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頑張ろう、と思わせてくれるセット。ブレスレット[18K RG、カーネリアン]¥836,000(ヴァン クリーフ&アーペル/ヴァン クリーフ&アーペル ル デスク)時計[PG×カーフ×キャンバス、ケースサイズ45.6×27.4㎜、手巻き、アリゲーターストラップ付属]¥3,564,000(ジャガー・ルクルト)

◇ 10年先も価値がある、 時計とブレスレット

今号のテーマ、「10年先まで使える」。この意味は、好きなテイストが変わっても、肩書が違っても愛せるもの、ということだと思います。

さらに加えたいのが、10年先も「価値があるか」ということ。だからこそ、時計やジュエリーは、少しオーバーバジェットでも頑張って手に入れたい、と折りに触れてお伝えしています。

さまざまな名品がありますが、この条件をパーフェクトに満たしてくれるのが、まず、ジャガー・ルクルトのレベルソ。1931年に誕生、長い歴史を支えるのは、優美でシックな外見ももちろんですが、くるっとフェイスを裏返せる、その意匠のユニークさ。昼と夜で使い分けても、着こなしによって表にするフェイスを決めても良い。実用性がありながら、同時にとても美しい。90年以上も存在し続けているということは、きっとこの先100年はこの世に「ある」のでしょう。次の世代に継げるのも、投資する価値があると思います。

そして、アルハンブラのブレスレット。オニキスや白蝶貝を持っている人は多いのですが、このカーネリアンはあまり見ない。まるで真紅のマニキュアのように、人の視線を集め、そして自分自身も見るたびに高揚します。それもそのはず、カーネリアンの石言葉は、「成功」や「勝利」「勇気」。夢を叶えるためのバイタリティを授ける、とも言われており、まさに10年後の自分が楽しみになります。正直、どちらも欲しい!

大草直子・スタイリスト、エディター。1972年東京都生まれ。「ヴァンテーヌ」(現在休刊)の編集者を務め、その後フリーランスに。新刊『見て触って向き合って 自分らしく着る 生きる』(マガジンハウス)、まだの方はぜひ(笑)。ファッションだけでなく、美容医療やパートナーシップのことも、大事に大事に書きました。

撮影/佐藤 彩 スタイリスト・取材/大草直子 ※情報は2025年1月号掲載時のものです。

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