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【40代からの挑戦】44歳からの海外移住! 就労ビザを取得しロンドン生活、その後結婚。関根麻貴さんインタビュー

  • 2024.12.31

子育て、仕事、パートナーとの関係など、いろんなことで立ち止まり、揺れ動く40代の女性たち。それでも未来を見据えて進むGLOW世代にインタビュー。今回は44歳からロンドンに移住し、海外生活を送っているエディターの関根麻貴さん。


関根麻貴さんINTERVIEW

起業家のための就労ビザを使い、ロンドン移住

国短期の語学留学で何度もロンドンを訪れるうち、「ここに住み続けたい」という思いが強くなり、関根さんが移住に向けて動き出したのは、2019年の現地滞在時のこと。
「偶然にもその頃、イギリスがスタートアップビザという起業家のための就労ビザを導入したんです。もうこれしかない!と思って、将来のこととかアレコレ考えずに、自分の中の衝動に従いました。まずはビジネスプランの承認機関に申し込むところからスタート。今の自分にできる新しいビジネスって何だろう?と考え、編集者として培った知識やネットワークをフル動員し、日本ならではの生地で服を作るという起業プランを練り上げ、なんとか就労ビザを取得できました」

日本の古い織り機による綿生地を使ったジェンダーレスな服。生地選びとコンセプトを関根さんがディレクション。

移住して5年、家族も出来てやっと落ち着いてきた

移住から5年、その間に家族もできた。服飾ビジネスの他には近所のカフェでバイトをするなど、この地に根づいてきた実感があるそう。
「当初は、言語もキャリアも全部がリセットされた全く新しい環境に順応していくので精一杯でした。5年経ってようやく落ち着いて、次を見据える余裕が出てきたかも。今はビジネスを軌道に乗せたいですし、もう1回自分のキャリアをちゃんと構築したいという思いがあります。日本を離れて改めて日本の物作りの素晴らしさを感じているので、そういった日本ならではの感覚を何らかの形で世界の人に伝えていけたらいいな、と思っています」

アーティストの撮影&取材風景。案件によっては、ライター以外にフォトグラファーとしても活動。日本の仕事も引き続き受注。

せきねまき:1975年生まれ。東京を拠点にフリーランスの編集者・ライターとして活動しながら、2012年より年1回1~2ヶ月程度のロンドン短期留学をくり返す。2019年に学生として渡英、2021年に就労ビザを取得。その後、パートナーと出会い結婚。


取材・文=土谷沙織 ※GLOW2024年12月号より

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