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“宿泊×写真”をコンセプトにしたホステルで旅の思い出をパシャリ「FOCUS KURAMAE」【すみずみ宿泊ルポ】

  • 2025.1.1

東京・蔵前にある「FOCUS KURAMAE(ふぉーかす くらまえ)」は、下町の工場をリノベーションした、どこか温かみのあるホステル。シンプルながら落ち着きのある客室で、旅の疲れを癒やせます。サウナやカフェが併設されていて、カメラの貸し出しサービスもあります。そんな魅力たっぷりのホステルでステイを満喫してきました!

町工場をリノベーションしたアットホームなホステル

るるぶ&more.編集部

“東京のブルックリン”ともよばれる都内屈指の下町、蔵前。魅力的なカフェや雑貨店などが集結するこのエリアにあるのが、今回宿泊する「FOCUS KURAMAE」です。ブラックを基調とした外観で、一見おしゃれなカフェのような雰囲気ですが、ホステルなんですよ。

都営地下鉄・蔵前駅から徒歩4〜5分と好アクセスなので、荷物が多くなりがちな旅行時はうれしいところ。

るるぶ&more.編集部

東京の風情ある下町でのステイ体験に心を踊らせながら、いざホステルの中へ入ります!

宿泊すみずみinfo
「FOCUS KURAMAE」は、もとはカメラの部品を作る町工場だった場所を利用して作られました。当時の古きよき雰囲気や名残を伝えていきたいという思いを“FOCUS”という名前に込めているのだそう。

るるぶ&more.編集部

中に入ると、カウンターや壁など、ウッドベースのロビーが目に入ります。照明の影響もあってか温かみのある雰囲気で、すでに居心地のよさを感じます。

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1階には、宿泊客が利用できるラウンジスペースが。Wi-Fi完備なのはもちろん、コンセントも用意されているので、コワーキングスペースとしても活用できます。

るるぶ&more.編集部

魅力たっぷりの下町を紹介する、周辺マップも! マップをもとに、近くの雑貨店やカフェを散策したくなりますよね。

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外国人の宿泊者も多いこのホステル。ロビーには、複数人で遊べるボードゲームやトランプ、絵やメッセージが描けるスケッチブックなど、宿泊客同士で交流ができるようなアイテムがたくさん用意されています。

ゲームなどを楽しみながら国境や言葉の壁を超えて、旅でしか得られない縁を作ってみるのもいいかも!

るるぶ&more.編集部

長期間の宿泊者も多いため、共用できるキッチンが用意されています。
レンジやIHがあるほか、冷蔵庫や調理器具、一部の調味料も宿泊者は自由に使用できます。料理を作って食べながら、宿泊者同士で交流できるのも、なんだか新鮮で面白いですよね。

コンパクトながらもゆったりくつろげる客室をご紹介

るるぶ&more.編集部

客室とバスルームやシャワールームのある宿泊スペースも、ウッドを基調としたデザイン。廊下の壁には、さまざまなアート作品が飾られています。

るるぶ&more.編集部

アート作品のなかには、過去の宿泊客が撮影した写真も飾られています。思い出の詰まった写真を眺めていると、おしゃれなフォトギャラリーにいるような気分になります♪

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前身がカメラの部品工場だったことから、“写真×宿泊”をコンセプトのひとつとしているこのホステルでは、階段や廊下、ロビーなど、至る所に写真が飾られています。

るるぶ&more.編集部

客室のドアには、「FOCUS」というホステルの名前に合わせて、カメラのフレームのようなあしらいが施されています。

写真というテーマに合わせたデザインがあらゆる場所に散りばめられているのがかわいいですよね。

コンパクトながらも過ごしやすい「Double Room」

「Double Room」1万2831円(税込・サービス料込)
「Double Room」1万2831円(税・サービス料込)

今回ご紹介する客室のひとつである「Double Room」はコンパクトなワンルームで、広々としたダブルベッドにサイドテーブルが置かれています。

温かな間接照明のライトに、ウッドの質感がマッチ。心地のいい空間で、ほっとリラックスができます!

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ベッドは、ちょうどいい硬さとちょうどいい低反発の加減で、寝心地はGOOD。大きな窓で寝覚めもすっきりです!

るるぶ&more.編集部

客室の壁にもおしゃれな写真が飾られています。こちらも、かつての宿泊客などが撮った写真が飾られているのだとか。

さまざまな場所で人の作品や思いにふれられるのも、このホステルの魅力的なポイントです。

るるぶ&more.編集部

ベッドサイドは収納スペースにもなっています。深さや奥行きがあり大容量なので、長期滞在でも便利!

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客室のアメニティには、歯ブラシと耳栓が。ドミトリールームもあるこのホステルでは、落ち着いて過ごしたい場合や作業に集中したい人に向けて耳栓が用意されています。


そのほか、共有のバスルームではシャンプー・コンディショナー・ボディソープ、ドライヤー、コインランドリーが利用可能。さらに、ブランケットやバスタオル、ヘアアイロンなども借りられます。

るるぶ&more.編集部

サイドテーブルには、インフォメーションなどが記載されたパンフレットも。施設内の情報はもちろん、併設されているサウナ施設の情報や、蔵前の周辺マップも記載されているので、パンフレットを読みながら気になる場所を見てみるのもよさそう。

大きな窓とアンティーク調のデザインがおしゃれな「Large Double Room」

「Large Double Room」1万36円(税込・サービス料込)
「Large Double Room」1万36円(税・サービス料込)

「Large Double Room」は、ホステルのなかで最も大きな客室。広々としたベッドには、大きな窓から光が差し込みます。

るるぶ&more.編集部

ベッドの横には、アンティーク調のおしゃれなテーブル&チェアが置かれています。

チェアに腰掛けて、読書などを楽しむのも乙なものです。

初挑戦でも安心! 女性専用の「Dormitory room」

「Dormitory room」 6776円(税・サービス料込)
「Dormitory room」 6776円(税・サービス料込)

「Dormitory room」は、ホステルならではの相部屋の客室。女性専用なうえ、カーテンでしっかり仕切られているので安心。友人と一緒に宿泊するのも楽しそうです。

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各ベッドには、金庫、コンセント、ライト、ハンガーが設置されています。

るるぶ&more.編集部

なおホステルでは、トイレ、バスルーム、シャワールームは共同で使用します。

シャワールームには洗面台が複数設置されています。複数台あるので、朝の身支度なども混み合う心配が少ないのもうれしいですよね。

るるぶ&more.編集部

シャワールームのほかにも、各フロアにバスルームがあります。バスルームには、シャンプー・コンディショナー・ボディーソープに、ドライヤーも用意されています。

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ヘア、ボディのケアアイテムは、植物由来のウォッシュ&ケアブランド「LEAF&BOTANICS(りーふあんどぼたにくす)」のものを使用。ドライヤーも、美容好きからの信頼が厚い家電ブランド「KOIZUMI(こいずみ)」のもの。

設置するケアアイテムにもこだわっているんです。

カメラ貸し出しサービスで旅の思い出をパシャリ

※カメラの貸し出しはデポジットとして5000円が必要
※カメラの貸し出しはデポジットとして5000円が必要

「FOCUS」という名前や前身から、“宿泊×写真”をコンセプトとしているこのホステル。そのコンセプトが伝わるサービスが、宿泊者へのカメラ貸し出しサービスです。

CanonやPENTAXなど、さまざまなメーカー・種類のカメラを用意。ホステルの外への持ち出しも可能で、旅と一緒に本格的なカメラでの体験を楽しめるんです。
※故障・貸し出し中の場合はカメラの機種等、希望に添えない場合あり

るるぶ&more.編集部

さっそくカメラを借りて、蔵前エリアを散策してみることに。コンパクトなサイズで挑戦しやすそうなこちらのカメラで、旅の思い出を撮影します。

るるぶ&more.編集部

スカイツリーや隅田川など、下町のシンボルとなるスポットから、古きよき蔵前の街並みなど、この街ならではの景色をパシャリ。

本格的なカメラを持っての散策は、まるでフォトグラファーになったような気分でとっても楽しかったです!

るるぶ&more.編集部

今回撮った写真がこちら。初心者でも雰囲気のある写真が撮れるので、宿泊した際にはぜひ挑戦してみてくださいね。

撮影した写真は、自分のスマートフォンやPCに送ってもらえます。素敵な写真を手元に残しておけるのはうれしいし、写真の共有が簡単なのも魅力的です。

サウナにカフェ…併設の施設で蔵前ステイを堪能

「SAUNA&co」でととのい体験

るるぶ&more.編集部

ホテルの2階には、事前予約制のライフスタイル型サウナ「Sauna&Co(さうなあんどこー)」が併設されています。
事前予約制ですが、宿泊客はサウナつきの宿泊プランを使えるほか、空いていれば当日にフロントで予約ができるので、気軽にととのい体験ができちゃいます。

※「Double Room」でサウナつきプランの場合 1万5267円〜(税込・サービス料込み)

るるぶ&more.編集部

サウナは1室1〜3人まで完全貸切で、カップルやファミリーなどでも利用可能。サウナルームとシャワールームに、グリーンで囲まれた内気浴スペースもあるので、ゆったり、心地よくサウナを楽しめます。

流山発の夜パフェ専門店で甘〜い〆デザートを堪能

るるぶ&more.編集部

また、ホステルの1階ラウンジスペースには、流山発の夜パフェ専門店「夜パフェ専門店 VIGO 蔵前店(よるぱふぇせんもんてん ゔぃーご くらまえてん)」が併設されています。

季節の食材をふんだんに使ったパフェは、そのビジュアルから心奪われます!

「-気品-和栗とりんごのパフェ」 1900円
「-気品-和栗とりんごのパフェ」 1900円

今回いただいたのは、グラスの上に大胆にモンブランがのった「-気品-和栗とりんごのパフェ」。パフェグラスの中には、アクセントとなるカシス味のグラニテや、まろやかなラムレーズンアイス、アールグレイタルトにシナモンリンゴなど、モンブランに合わせたさまざまな食材が使われています。

るるぶ&more.編集部

モンブランには、濃厚な甘みのマロンクリームにさっぱりとしたアイスが入っています。

パフェを食べ進めていくと、マロンの甘さにマッチする甘酸っぱいカシスのグラニテや、香り高いラムレーズンアイス、サクッとしたアールグレイタルトなど、飽きない味わい。
底にはフレッシュでハーブの香りが際立つレモングラスジュレが入っていて、さっぱりとした後味。夜に食べるにはぴったりです!

ホテルから徒歩で行ける、周辺のおすすめ観光スポット3選

下町風情あふれる蔵前には、おしゃれで落ち着きのあるカフェや、歴史を感じられるようなスポットが至る所にあります。

また、浅草や両国などの人気観光地へのアクセスのよさも魅力的。そんな蔵前から散策ついでに立ち寄りたいスポットをご紹介します。

【ホテルから徒歩3分】封灯

るるぶ&more.編集部

1年後の自分に手紙を送ることができる蔵前の詩的喫茶。詩を読み、ドリンクやスイーツを味わいながら、じっくり自分と向き合う時間を過ごせます。

【ホテルから徒歩12分】ダンデライオン・チョコレート ファクトリー&カフェ蔵前

るるぶ&more.編集部

サンフランシスコ発のBean to Barチョコレート専門店の日本第1号店。1階はチョコレートファクトリー、2階はワークショップスペースを併設したカフェ。製造工程を間近で見ながら、チョコレートドリンクやスイーツを楽しめます。

【ホテルから徒歩13分】みちくさアートラボ

るるぶ&more.編集部

浅草橋にある1回完結型のワークショップが楽しめるハンドメイドカフェ。提供しているワークショップメニューは、ハンドメイドやクラフトのジャンルを問わず多岐に渡り、UVレジンやデコパージュ、レザークラフト、ネクタイリメイク、縫わない畳縁バッグ、アルコールインクアートなど、100種類以上のワークショップを取り揃えています。ハンドメイドアイテムは、材料の仕入先や道具の使い方なども伝えてくれるため、家に帰ってから自分で再現できるのも魅力。

リアルなおすすめタイムスケジュール


【1日目】
11:00 ホテル着。荷物を預けてから、浅草へGO!
15:00 チェックインをして、部屋でくつろぎながら小休憩
16:00 夕飯まで時間があるので、蔵前散策
16:15 「SAUNA&Co」でゆったりととのい体験
18:30 蔵前周辺のレストランでディナー
20:30 ホテルに戻り、「夜パフェ専門店 Vigo 蔵前」で夜パフェを味わう
23:00 就寝

【2日目】
10:00 チェックアウト後、荷物を預けて両国・浅草エリアを散策
15:00 蔵前に戻り、「ダンデライオン・チョコレート ファクトリー&カフェ蔵前」で絶品おやつを堪能
17:00 「封灯」で、時間をかけて未来の自分へ手紙を書く
19:00 ホテルで荷物をピックアップして帰路へ

るるぶ&more.編集部

あたたかな空間で自分の時間を過ごしたり、さまざまな人との交流を楽しんだりできる「FOCUS KURAMAE」。写真をコンセプトにしたデザインや、普段体験することのできないサービスも必見です。

下町風情あふれる蔵前で、カメラを片手に濃い宿泊体験を過ごしてみては?

■FOCUS KURAMAE(ふぉーかす くらまえ)
住所:東京都台東区蔵前4-21-2
TEL:03-5829-9980
チェックイン/アウト:15時/10時
料金:1泊素泊まり1室4535円~(大人1名、税・サービス料込)
アクセス:都営浅草線蔵前駅A0番出口から徒歩4分


Text&Photo:鳥居まなみ(vivace)

●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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