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夫「預けられないの?」息子の発熱で結婚記念日ディナーはキャンセルに。自分本位な夫の発言にあぜん

  • 2025.1.2

結婚記念日に久しぶりに夫とディナーデートを計画していた40歳の私。楽しみにしていたデート当日、なんと息子が発熱してしまいました。慌てて小児科へ行く準備をしながら、夫にデートはキャンセルと伝えます。しかし、夫は思いがけないひと言を発したのです……。

楽しみにしていたデート当日に息子が発熱

私は3歳になった長男を育てながら、クリニックで看護師として働いています。先日、結婚4周年を迎えました。毎日忙しい中で、結婚記念日くらいは特別に過ごしたいという思いから「結婚記念日に長男はお母さんに少し預かってもらって、結婚前によく行ったイタリアンレストランで食事しようよ」と声をかけました。すると夫は「いいね。2人で食事なんていつぶりだろう」とうれしそうです。そして「じゃあ次の週末はどう?」と言って、早速予約をしてくれました。孫を溺愛している私の母は、子守を快諾。私たちは久々のデートを楽しみに、当日を迎えました。

しかしその朝、息子の様子がおかしいのです。「ママ……僕、目が痛い」と訴え、目や頬が赤く、呼吸も早いようです。異変を感じて体温を測ると、39度ありました。私は朝食をとっている夫に「ごめん、Aくん(息子)お熱があるから小児科へ行ってくる! 今日のディナーも難しそう。感染症だったらお母さんにも預けられないし」と伝えます。

すると夫はショックを受けた顔で「マジ? キャンセルなんてできないよ……」と口ごもります。私は「ごめん。延期してもらえるか聞いてみる? それかもったいないからお義母さんと行って来て」と言ってしまいました。

ディナーを楽しみにしていた夫

すると夫は「なんで結婚記念日のディナーに母親と行かないといけないの!? おかしいでしょ!」と声を荒げました。そして「Aはかわいそうだけど、少しだけでも預けられないの? すごく楽しみにしてたのに……」と落ち込んだ様子。私は「結婚記念日よりも息子が大事よ。目も赤いから、感染症かもしれない。朝ごはんもほとんど食べてないし、喉も腫れているかも……」と続けます。

すると夫は「ちょっとくらい預けようよ。そうじゃないと、今後も予約して出かけるなんてできないだろ」と粘ります。私は「気持ちはわかるけど、ごめんなさい。今は息子が心配。この子まだ3歳なのよ。レストランには私が謝罪と延期の連絡を入れておくから」と伝えました。夫は「もういいよ。俺が悪かったよ。キャンセルの連絡しておく」と言い、部屋を出て行ってしまいました。

「息子が気にならないの?」と思いましたが、がっかりした夫の気持ちを考えると複雑な思いです。私はひとまず息子を着替えさせ、小児科へ行く支度をしました。車庫へ向かうと、夫は車にエンジンをかけているところです。息子をチャイルドシートに乗せ、車に乗り込むと夫は「とりあえずキャンセルしといた。ひとまず小児科へ行こう」と小児科へ連れて行ってくれました。

息子の看病をしながら夫婦で反省したこと

土曜日の午前の小児科はとても混み合っています。苦しそうな息子を抱いて順番を待ち、診察を受けました。診断結果はアデノウイルス感染症。この病気は喉の痛みと長引く発熱が特徴で、結膜炎が起きることもあり、 安静が必要とのこと。車で自宅に帰り、看病体制を整えました。夫は喉の痛みに苦しむ息子の世話をしながら、何か感じたようです。

その夜、息子が寝静まってから、夫が「今日はごめん。久しぶりのディナーがうれしくて、ケーキも予約していたんだ……。Aが苦しそうだったのに、自分のことばかり考えていた。本当にごめん」と謝りました。「私もせっかく予約してくれたのに、お義母さんと行って、なんて……。ごめんね。もっと言い方を考えるね」と謝りました。「一番大切なのは息子だから。ちょっと張り切りすぎて恥ずかしかったし、ちょっと大人げなかった」と夫は反省した様子。「結婚記念日の一番の願いは息子が元気になってくれることだね」と確認し合い、仲直りしました。

「でも、レストランに行きたかったな……」と未練がましく言う私。すると、「レストランに謝罪とキャンセルの連絡を入れたら、ランチもやっているから今度息子さんと来てって。お子さま連れの方も歓迎だって」と夫。息子が元気になったら、3人でランチに行こうと約束しました。

まとめ

久々に夫婦でデートをしようとした矢先に、息子が発熱してしまい予定はキャンセルに。夫の自分本位な発言には驚きましたが、息子の看病をしながら、私たち夫婦にとって一番大切にしたいのは息子だと確認し合う良い機会になったと感じます。予約をして夫婦2人でディナーデートをするのはまだ難しいけど、それは息子が大きくなったときの楽しみとしてとっておこうと思います。今は3人で過ごす時間を大切に、仲良く過ごしていきたいと感じた出来事でした。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

著者:品川 あすか/40代女性。2022年に生まれた長男を育てている看護師ママ。子育てと仕事の両立に悩んだ日々をもとにライター活動をスタート。休日は子どもと公園で走り回ってリフレッシュしている。

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※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年10月)

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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