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伝統を守り進化し続ける。開業から節目の年を迎えた 人気ホテル3軒のNEWアフタヌーンティーに注目!

  • 2024.12.31

開業から30年、50年、100年と歳月を経てなお進化し続け、多くのファンに愛されるホテルが全国各地にあります。今回ご紹介するのは、2024~2025年に節目の年を迎えるホテルのアフタヌーンティー。年明けにちょっぴりリッチな時間を過ごすのに最適な3軒です。


「LIBERTY アフタヌーンティー」 「新春トワイライトハイティー」

◆東京ステーションホテル

東京駅丸の内駅舎に位置する「東京ステーションホテル」では、2025年に迎える開業110 周年を記念して、アニバーサリーイヤーを祝うさまざまなプロモーションを展開していく。

その第1弾となるのが、駅舎の屋根裏に位置する「ゲストラウンジ アトリウム」で提供される「LIBERTY(リバティ)アフタヌーンティー」だ。

「LIBERTY アフタヌーンティー」のイメージ。1名12,000円(税・サ込/月替わりデザインの「LIBERTY」ファブリックポーチ付き)。提供期間は、2025年1月8日(水)~3月27日(木)の間で日にち限定、事前予約制(各日30名まで)。

「LIBERTY」は1875年、アーサー・ラセンビィ・リバティの冒険心によって創設された、英国ロンドンを拠点とする老舗ファッションブランド。2025年には、創業150周年を迎える。

今回はこのアフタヌーンティーのために、「LIBERTY」が誇る5万点を超えるテキスタイルデザインの中から厳選したパターンを使い、「東京ステーションホテル」だけのファブリックポーチを製作。

さらにプレイスマットやメニューカードはもちろん、「アトリウム」店内のクッションもすべて「LIBERTY」のデザインで統一し、よりブランドの世界観をイマーシブに楽しむことができる。

「LIBERTY」とのコラボレーションによる月替わりのオリジナルファブリックポーチは、通常は小売りされておらず、アニバーサリーイヤーの「東京ステーションホテル」でしか手に入れることのできないレアアイテム。

スイーツメニューは、「LIBERTY」のパターンから着想を得たというフラワーガーデンのような愛らしい「ムースローズ」や、イギリスの伝統菓子「トライフル」をいちごが香る華やかなスタイルに仕上げたものなど全5種類。

セイボリーは、ボリューム満点の「ローストビーフサンドウィッチ」や、能登産のフグをフリットにしたオリジナルのフィッシュ&チップスなど全4種類。オリジナリティー溢れる充実のラインナップだ。

そしてティーセレクションには、いま注目の高級紅茶ブランド、英国の「NEWBY」を新たに採用し、優雅なティータイムを演出する。

駅舎の屋根裏という唯一無二の空間「ゲストラウンジ アトリウム」。

インテリアファブリックとして使用され、通常は小売りすることのない「LIBERTY」のテキスタイルから、特別に制作された3種類のポーチ。表の中央には「LIBERTY」のタグ、そしてさりげなくホテルロゴの刺繍もあしらわれている。

そんなレアアイテムが特典として付き、さらに優雅で上質なひとときを「LIBERTY」の世界観で体験できる、またとない機会をお見逃しなく。

東京ステーションホテル「新春トワイライトハイティー」のイメージ。月~木曜1名7,400円、金・土・日曜・祝日1名7,900 円(グラスシャンパーニュ付+2,500円/ともに税・サ込)。提供期間2025年1月1日(水)~3月31日(月)、1日10食限定。前日12 時までに要予約。

また、同ホテル1階の「ロビーラウンジ」で大好評の「トワイライトハイティー」が2024年1月1日(水・元旦)より新メニューで登場し、アニバーサリーイヤーのスタートを飾る。

「パテ・ド・カンパーニュとコッパ ピクルス添え」などのセイボリー4種に加え、メインディッシュは「パンコンプレのタルトフランベ風トースト」。

スイーツメニューには旬のいちごをはじめ、ベリー系のスイーツやローズ、オレンジなどを使用。華やかで香り高いスイーツの数々を堪能することができるので、こちらもぜひチェックしたい。

東京ステーションホテル

所在地 東京都千代田区丸の内1-9-1
電話番号 03-5220-0514(アトリウム直通10:00~16:00)、03-5220-1260 (ロビーラウンジ直通10:00~18:00)
https://www.tokyostationhotel.jp/

「ベリー ストロベリー ウィークデイ アフタヌーンティー」 「ストロベリー アフタヌーンティー」

◆ウェスティンホテル東京

これまでの歴史とDNAを継承しつつ、ロビー、ゲストルーム、クラブラウンジ、バーやレストランなどを2023年に大規模リノベーションし、今年2024年10月に開業30周年を迎えた「ウェスティンホテル東京」。

同ホテルでは、初の“平日限定”アフタヌーンティーの提供を年明けの2025年1月14日(火)よりスタートする。

平日限定「ベリー ストロベリー ウィークデイ アフタヌーンティー」のイメージ。1名7,500(税・サ込)、1日30食限定、要オンライン予約。

初の平日限定アフタヌーンティー「ウィークデイ アフタヌーンティー」第1弾となる、2025年1月14日(火)~4月30日(水)までの期間は、旬のいちごとラズベリーをテーマにしたスイーツを揃える「ベリー ストロベリー ウィークデイ アフタヌーンティー」を提供。

スイーツメニューは、甘さと酸味のバランスがエレガントに調和した「苺とエルダーフラワーのジュレ」や、チョコレートに合わせた木苺のコンフィチュールが見た目もかわいらしい「木苺とルビーチョコレートのタルト」など、彩り華やかなラインナップだ。

セイボリーも「トリュフ香るタマゴとレタスのクロワッサンサンド」など、トリュフやフォアグラを使用したゴージャスな内容となっている。

スイーツメニューのイメージ。「苺とエルダーフラワーのジュレ」「タルトフレーズ」「苺と柚子のマリネ パッションフルーツのムース」「木苺とルビーチョコレートのタルト」「苺のマカロン」。

水や光などホテルを取り巻く自然環境からインスピレーションを得た「ザ・ラウンジ」のインテリアに合わせて特注したという、プレートにも注目したい。

ギリシャの「グラススタジオ」製のガラスプレートに、水脈にも光にも見える柄をニュアンスカラーの淡いブルーであしらったオリジナルデザインで、「ウィークデイ アフタヌーンティー」とともに「ザ・ラウンジ」で過ごす特別なひとときを演出する。

「ストロベリー アフタヌーンティー」のイメージ。1名8,900円(税・サ込)。要オンライン予約。

週末(土・日・祝休日)は、同じく「ザ・ラウンジ」で、「ストロベリー アフタヌーンティー」を楽しむことができる(提供中~2025年4月29日[火・祝]まで)。

3段ティースタンドには、旬を迎えるいちごを存分に楽しめるメニューをラインアップ。

上段の「苺ロール」や、中段の「苺とフロマージュブランのクリームのバスケット」などのスイーツメニューに加え、下段には「スモークサーモンときゅうりのサンドウイッチ」などのセイボリーが並ぶ。

卵を使わず、ヨーグルトと牛乳だけで仕上げたこだわりのスコーンも評判の逸品だ。

シンボリックな大理石の柱が支える高さ約 10メートルという吹き抜けのもと、開放感あふれる空間が広がるロビーラウンジ「ザ・ラウンジ」。

平日と週末で異なるテイストのアフタヌーンティーが堪能できるので、ぜひシーンに合わせて利用したい。

ウェスティンホテル東京

所在地 東京都目黒区三田1-4-1
電話番号 03-5423-7287(ザ・ラウンジ直通)
https://www.marriott.com/ja/hotels/tyowi-the-westin-tokyo/overview/

「奈良ホテル創業115周年記念和風アフタヌーンティー」

◆奈良ホテル

2024年10月17日(木)に創業 115周年を迎え、2024年4月から2025年3月までを創業115周年アニバーサリーイヤーとし、“創業115周年プロモーション”を開催中の「奈良ホテル」。

同ホテルでは現在、初提供となる「Lakshimi」の“極上はちみつ紅茶”をセットに加えた和風アフタヌーンティーを提供中だ。

「奈良ホテル創業115周年記念和風アフタヌーンティー」のイメージ。1名6,500円(税・サ込)。提供期間は2025年3月31日(月)まで。ただし、2024年12月31日(火)~2025年1月3日(金)、2月17日(月)~2月19日(水)を除く。

厳選された和食セイボリーは、奈良県の地鶏“大和肉鶏”のひき肉とじゃがいもの自然な甘みが引き立つ「大和肉鶏コロッケ」や上品で淡白な味わいの公魚に大葉を合わせてさっぱりといただける「公魚大葉揚げ」を含めた全7品。

スイーツは、おはぎやどら焼きなどの和菓子に加え、いちごやオレンジといったフレッシュフルーツも。このほかサクサクの丸い焼麩にチョコレートをコーティングした和洋折衷のお菓子「お麩ショコラ」、シュークリームやプリンなどの洋菓子まで、バラエティに富んだラインナップとなっている。

フリーフローのドリンクに、神戸の紅茶専門店「Lakshimi」の“極上はちみつ紅茶”5種類が初登場。

食事と合わせて楽しめるドリンクには、「奈良ホテル」初の提供となる神戸の紅茶専門店「Lakshimi」の“極上はちみつ紅茶”5種類とコーヒーがフリーフローで用意される。

“極上はちみつ紅茶”は、スペイン産のはちみつと厳選された茶葉が丁寧にブレンドされ、はちみつの甘さだけではなく、茶葉本来のおいしさも堪能できると評判。カモミールティーやミントティーなどのハーブティーもあり、気分や好みに合わせて紅茶の種類がセレクトできる。

モダンな内装で落ち着いた雰囲気の日本料理「花菊」は、大和の山々を見渡せるパノラマビューも魅力のひとつ。

伝統を守りながらもブラッシュアップを続け、創業以来、何世代にもわたって愛され続ける「奈良ホテル」でいただくアフタヌーンティーは格別。おひとり様でゆっくりと、あるいは親しい友人や家族とともに。パノラマビューに癒される、日本料理「花菊」で優雅なひとときをこの機会にぜひ。

1909(明治42)年に創業し、“関西の迎賓館”と謳われた「奈良ホテル」は、日本が誇るクラシックホテルのひとつ。本館の建築は、東京駅などを手掛けた建築家の辰野金吾氏が担当した。

奈良ホテル

所在地 奈良県奈良市高畑町1096
電話番号 0742-24-3044(レストラン予約9:00~17:00)
https://www.narahotel.co.jp/

文=立花奈緒(ブレーンシップ)

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