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【Sayaが説く星占い】木星がかに座に…2025年に起きる星の動きと意味を解説(3)

  • 2024.12.31

2025年6月に木星がかに座に 居心地のよく、安全な住まいがカギに

木星のことを、わたしは普段。「拡大と保護の星」と書いていますが、それは、木星が入った星座のエネルギーを短期的に世の中全体へと広げていくためです。木星は、約12年サイクルの天体で、ひとつの星座に約1年滞在することから、その動きはとてもスピーディ。ただ、その分、土星のように積み上げていく働きではないことから、実体はない面も。ファッションやテレビなどのトレンドにリンクします。

1年に一度は動くので、外惑星の移動ほどのインパクトは、実はないのですが、2025年は6月10日にふたご座を去り、かに座に入ります。外交的なふたご座に比べると、かに座は内向きな星座。木星がかに座に入ると、「心地のよい住まいやインテリア」に関心が高まり、生活まわりの商品がよく売れます。わたしはインテリアやライフスタイル分野の雑誌エディターや取材ライターも長くしていたので、これは仕事を通じて、実感してきました。木星がやってきた星座マターに関して、特集が組まれるのも、何度も経験しています。と言うことは、木星によって、人の気持ちがそちらに流れるということなのです。

ただ、かに座の対角にはやぎ座があり、長く冥王星が滞在し、やぎ座の象徴する社会が変容してきたことから、今回のかに座木星では、「住まいの安全」が大切なこととして感じられるようになりそう。つまり、強盗も災害も心配される時代ですから、すでによく売れている防犯グッズ、災害グッズなどを扱う企業は、さらに業績を上げていくことでしょう。

そう、以前のかに座木星の時期には家具やキッチン雑貨が売れたとしても、今回の木星の到来では、蓄電池や防犯カメラが売れるかもしれないのです。「心地よさ」よりも「安全」が問われるようになるとも言えますね。いえ、本当は、〝心から安全と感じられる空間〟こそがかに座の本質であり、それこそが〝心地よさの源〟であることに、誰もが気づいていくのかもしれません。

▶解説の続きを読みたい方はこちら。

風の時代が加速!変革の年2025をどう生きる?星の動きと意味を解説(6)

占い・文/Saya

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『わたしの風に乗る目覚めのレッスン 風の時代のレジリエンス(しなやかさと回復力)』(説話社) 4400円(税込)

東京生まれ。1994年、早稲田大学卒業後、編集プロダクションや出版社勤務を経て、30代初めに独立。2008年、20代で出会った占星術を活かし、『エル・デジタル』で星占いの連載をスタート。現在は、京都を拠点に執筆と畑、お茶ときものの日々。セラピューティックエナジーキネシオロジー、蘭のフラワーエッセンスのプラクティショナーとしても活動中。著書に『わたしの風に乗る目覚めのレッスン〜風の時代のレジリエンス』(説話社)他。
ホームページ sayanote.com
Instagram @sayastrology

2月11日(祝・火)には神奈川・鶴巻温泉で、麻衣子さんと1dayリトリートを予定しています。詳しくは、大槻ホリスティックHP(https://www.otsuki-holistic.com/event-details/shuppankinen-ichidayritorito-watashinokazeninorumezamenoressun)をご覧ください。

Saya

アストロロジー・ライター。東京出身、京都在住。早稲田大学卒業後、ライフスタイルの編集者を経て、アストロロジー・ライターに。「エル・デジタル」、「LEEweb」の星占いも好評。現在は、京都で夫と二人で暮らし、星を読み、畑を耕す傍ら、茶道のお稽古と着物遊びにいそしむ日々。新刊、『占星術ブックガイド〜星の道の歩き方、アストロロジャーとの対話集〜』(5500円/説話社)が好評発売中。

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