1. トップ
  2. 恋愛
  3. 【Sayaの星占い】冥王星みずがめ座に突入…2025年はどんな年?星の動きと意味を解説(1)

【Sayaの星占い】冥王星みずがめ座に突入…2025年はどんな年?星の動きと意味を解説(1)

  • 2024.12.31

冥王星がみずがめ座に入り切り、「自由や平等」への欲求が高まる

占星術に関心のある人は別として、ほとんどの人はなんとなく星座占いを読んでいると思います。では、「占星術で言う星座とは何か? 」と聞かれると、答えられない人が大半でしょう。そもそも占星術で言う星座は、英語ではサイン。夜空の星座のコンステレーションとは違い、地上から見た太陽の通り道である黄道を12に分割したもの。月や他の惑星も黄道を通っているように見えます。つまり、地上から見ると、太陽系の天体は、おひつじ座、おうし座、ふたご座、かに座、しし座、おとめ座、てんびん座、さそり座、いて座、やぎ座、みずがめ座、うお座の順で動きます。

太陽、月、水星、金星は、速いサイクルで動くので、1年に一度は同じ星座にめぐってきますが、火星で約2年、木星で約12年と、太陽から遠い天体ほど、黄道を動くスピードもゆっくりに。土星となると約29年かかります。外惑星と呼ばれる天体はもっと遅くなり、天王星で約7年、海王星で約13、4年、冥王星で約15、6年、ひとつの星座に滞在します。占星術では天上の惑星と地上の出来ごとは相似形で、同調していると考えます。太陽、月以外の惑星は、「逆行」しているように見えるときもありますが、すると地上でも物ごとが逆方向に進みやすいというわけです。そして、惑星たちは、入った星座のエネルギーを地上に下ろす存在だとイメージしてみてください。

なかでも、わたしたちの意識の深いところに影響を与えるのが冥王星です。その冥王星が2008年からは、やぎ座に滞在していました。それが2023年と2024年は、次のみずがめ座との境界を行き来し、2024年11月20日にみずがめ座に入り切ったのですね。冥王星は、楕円軌道を描いているので、サイクルにばらつきがあるのですが、みずがめ座には今後、約20年滞在することになります。やぎ座にあった時代にはわたしたちの心は、「成功や達成」を求めていましたが、みずがめ座に入った今、わたしたちの心は、「自由や平等」を求めています。

▶解説の続きを読みたい方はこちら。

風の時代が加速!変革の年2025をどう生きる?星の動きと意味を解説(6)

占い・文/Saya

画像
『わたしの風に乗る目覚めのレッスン 風の時代のレジリエンス(しなやかさと回復力)』(説話社) 4400円(税込)

東京生まれ。1994年、早稲田大学卒業後、編集プロダクションや出版社勤務を経て、30代初めに独立。2008年、20代で出会った占星術を活かし、『エル・デジタル』で星占いの連載をスタート。現在は、京都を拠点に執筆と畑、お茶ときものの日々。セラピューティックエナジーキネシオロジー、蘭のフラワーエッセンスのプラクティショナーとしても活動中。著書に『わたしの風に乗る目覚めのレッスン〜風の時代のレジリエンス』(説話社)他。
ホームページ sayanote.com
Instagram @sayastrology

2月11日(祝・火)には神奈川・鶴巻温泉で、麻衣子さんと1dayリトリートを予定しています。詳しくは、大槻ホリスティックHP(https://www.otsuki-holistic.com/event-details/shuppankinen-ichidayritorito-watashinokazeninorumezamenoressun)をご覧ください。

Saya

アストロロジー・ライター。東京出身、京都在住。早稲田大学卒業後、ライフスタイルの編集者を経て、アストロロジー・ライターに。「エル・デジタル」、「LEEweb」の星占いも好評。現在は、京都で夫と二人で暮らし、星を読み、畑を耕す傍ら、茶道のお稽古と着物遊びにいそしむ日々。新刊、『占星術ブックガイド〜星の道の歩き方、アストロロジャーとの対話集〜』(5500円/説話社)が好評発売中。

元記事で読む
の記事をもっとみる